夏休み、保護者は休めずハードモード!発達が気になる3きょうだいとの「家での過ごし方」秘策は
チートデイ(のようなもの)を設けます
工夫して過ごしていても、子どもたちに付き合って遊んだり、宿題の丸付けをしたり……と、正直なところ大人もかなり疲れます。そのため、時々「今日1日、好きなことを好きなだけやっていい日」という、ダイエットのチートデイのような日を設けることにしています。この日は食事もデリバリーを利用することがあります。
規則正しく過ごしたい長女はあまり参加しませんが、長男や次女はここぞとばかりに長編の映画を見たり、好きなだけゴロゴロしたり、大好きな絵や工作に没頭してリフレッシュすることもあります。
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いかがだったでしょうか。これはスパ山家流の過ごし方ですが、少しでもお役に立てれば幸いです。残りの夏休みも無理なく、楽しく、ぼちぼち過ごしていきたいですね。
執筆/スパ山
(監修:初川先生より)
スパ山家の夏休みの過ごし方のシェアをありがとうございます。
とても具体的で、参考にしたくなる方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
夏休み、暑いし長いし、昼ご飯問題もあって、保護者にとっては全然“休み”じゃない時期ですね。スパ山さんのお子さん方は、予定に沿うのが好きなお子さんが2人いらして、「お家の時間割」がとても有効だったとのこと、特性を活かした工夫として素晴らしいですね。ゆるめに時間割を組んでそこに縛られないようにするとか、チートデイを設定するなど、ストレスになりづらい工夫も通底していてとても参考になります。
夏休みとなると、何か子どもにいい経験をさせたいとか、長い期間あるからこそだらだら過ごしているだけではダメだと決意される保護者の方は多いと思います。だからこそ、うまくいかない日が続くとイライラしたり、がっくりきたりすることもあるのではと感じます。特別なことももちろん大事ですが、淡々とした日常を刻み続けることも大切なことだと感じます。そういう意味で肩に力の入りすぎない「お家の時間割」は参考にしたいと感じました。
https://h-navi.jp/column/article/35030029
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コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」