子育て情報『読書感想文の書き方【小学生向け】を徹底解説。夏休みの宿題がうまくいく、低学年親のサポート術』

2019年7月30日 09:24

読書感想文の書き方【小学生向け】を徹底解説。夏休みの宿題がうまくいく、低学年親のサポート術

その付箋にページ数が書いてあることを確認し、剥がしてコピー用紙などの白い紙に貼りましょう。そうしたら次は、子どもの心がなぜその箇所で動いたのか、親子で対話をしながら子どもの考えを深堀していきます。

■ 子どもの感想を深堀する問いかけの例
子どもから感想をさらに引き出すために、親は子どもに次のようなことを質問してみましょう。


「なぜ、ここで感動したのか」
「どうして、そこが気になるのか」
「もし自分だったらどうするのか」
「もし、魔法でストーリーを変えられるとしたら、どうしたいか」
「どうして付箋に○○と書いてあるのか」

(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第4回:自分と向き合う時間にこそ読書の意味がある※太字は引用にあたり施した)

■ 子どもから感想を引き出す際の注意点
この過程で子どもから出てくる言葉を、親は否定することなく素直に聞き入れましょう。そして、子どもが発した言葉をすべて、親が先ほどの白い紙にメモしていきます。

そうすると、

  • 付箋
  • 「どうして心が動いたのか?」という質問
  • 子どもが話した答え
がセットになった紙が何枚もできあがるはずです。まだ文になっていないメモ書きの状態で、子どもの感想の言葉がたくさん引き出されましたね。この紙のことを、以後「質問シート」と呼びます。


なお、この対話のなかでもしも子どもからなかなか言葉が出てこなくても、きつく質問したり焦らせたりしないようにしましょう。またこの作業は、特に低学年の場合は、親子で対話をしながら行ないます。高学年の子で自問自答ができそうな場合は、子ども自身にさせてみても良いそうですよ。

★詳しい解説はこちら
【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第4回:自分と向き合う時間にこそ読書の意味がある
読書感想文の書き方【小学生向け】を徹底解説。夏休みの宿題がうまくいく、低学年親のサポート術


読書感想文(小学生)の書き方:手順4. 文を作る

先ほどできあがった質問シートにある、「『どうして心が動いたのか?』という質問」と「子どもが話した答え」の2つをセットにして、文を作っていきます。文を作りながら、適宜言葉を足していきましょう。この段階ではまだ原稿用紙は使いません。引き続きコピー用紙などの自由に書ける紙を使います。

■ 質問シートをもとにした感想文の作り方・例
文の作り方について、松嶋先生が分かりやすい例を紹介しています。
これは、『桃太郎』を読んだ子が「キジのことが心配だ」

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