完璧を求めすぎてない? 子どもの「挑戦力」を育む3つのヒント
とアドバイスしています。
目まぐるしく変化し続ける先行き不透明な時代だからこそ、「自らの強みによって個性を伸ばすこと」がますます求められるでしょう。自分の好きなことを納得できるまでとことん追求させてもらえた経験がある子は、挑戦することを恐れません。それにより、揺るぎない自信と個性的なスキルを手に入れられます。(カギカッコ内引用元:STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|目的もなく東大に入っても意味はない。本当に輝けるのは、いい意味での「オタク」だ!)
お子さんが時間を忘れて夢中になって取り組んでいることがあれば、「チャンス!」と考えてとことんやらせてあげましょう。親に見守ってもらえた経験は、安心して物事に集中できた記憶として体と心に刻まれるはずです。
特徴2:“無条件に” 愛されて、いつも見守られている
2つめの特徴は、「親から『無条件に』愛されている」こと。
「無条件に愛する」とは、テストの点数が高くなくても、かけっこで一番にならなくても、「ありのままのあなたに価値がある」と愛情を伝え、頑張った過程を認めてあげられる関係性を意味します。
「幼少期に親から与えられた『ありのままの自分が受け入れられている』という思いが、その後の人生をしっかり歩んでいくうえで欠かせない重要なステップになる」と話すのは、日本アドラー心理学会/日本個人心理学会正会員で株式会社子育て支援代表取締役の熊野英一氏。
「テストで100点をとれたから」「早く起きてくれたから」と、いい子であるための “条件” を突きつけられた子どもは、「もし条件をクリアできなかったら、いい子じゃなくなっちゃう……」と怖がり、さまざまなチャレンジを回避するような生き方しかできなくなるのだそうです。(カギカッコ内引用元:STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|大事なのは我が子を無条件で信じる「信頼」。「信用」しかできないのはとても危険)
逆に、たとえよい結果が出なくても、「一生懸命取り組んでいる姿が素敵だったよ」と、日頃から過程を認められほめられている子は、てぃ先生いわく「一生懸命やればママやパパが認めてくれる。だからチャレンジしてみよう」と挑戦力を発揮できるのだそう。わが子を思うあまり、つい「もっとできるはず」「こんなに頑張っているのだから、結果に結びついてほしい」と願ってしまうのは親として当然ですが、結果ばかりを追い求めるのは本末転倒ですよね。