「宿題やりたくない」を「やる気マンマン」に! 文房具で変える学習環境
しかし、高学年は、勉強時間が増えてきます。硬すぎると必要以上に手に力が入って疲れてしまいます。長時間使っても疲れにくい濃さを選びましょう。
【消しゴム】
小さな字を書くことが増えてきますので、細かいところを消しやすいものを選びましょう。軽い力で、いつでもカドで消せるような感覚のものがおすすめです。
おすすめ商品|多角消しゴム ZIGZAG
■ノート類
【ノート】
タブレット学習での時間が増えてくる学校もあります。タブレットと共に置きやすいハーフサイズの横長ノートも便利です。
おすすめ商品|キャンパスノート(ドット入り罫線)(ハーフサイズ)
■収納用品
【クリアファイル】
折り目がつかないように、しっかりとした素材のものを。配られたプリントを、保護者用のものと、自分が必要なものとに、もらったその場で判断できるようになると、プリント整理がぐんとはかどるようになります。
おすすめ商品|コクヨ キャンパス プリントファイル 見開きワイドポケットタイプ
お気に入りの文房具を選んだ!その後は……
前述のように、文房具選びのポイントは、使いやすいものの条件を押さえながら、子ども自身が好きなものを選ばせてあげることです。
ただ、気を付けておきたいのが学校のルールです。現在、約6割の学校に文房具に関するルールがあると言われています。なかには、キャラクターもの、おもちゃのような消しゴム、シャープペンシルはNGと厳格に定められているところも。
しかし、学校では使えない文房具をわが子が気に入ってしまったとしても、無理に諦めさせる必要はありません。「これは、家で宿題をするときに使おう」「習い事や塾用にしよう」と、学校以外で使えば◎!ですから、なるべく子どもの意志を尊重してあげてくださいね。
*2
そして、お気に入りの文房具が増えてきたら、整理整頓のやり方を教えて、集中しやすい環境をつくってあげましょう。たとえば、よく使う文房具や勉強道具をまとめ、扉がない収納に指定席をつくっておくとスムーズです。教育評論家の親野智可等氏も、「置き場所を決めるときは、子どもの持ち物や生活の動線に合わせた仕分け」が重要だと語っています。*3
しょっちゅう出し入れする物は、なるべく使う場所から動かずに、手を伸ばして入れるだけのワンアクション収納に。(中略)
たとえばリビングで勉強するなら、必要な文房具を箱にセットしておけば移動も一回で済み、片付けるときも箱に戻して決まった置き場所に返すだけ。
たしかに、「よし、勉強するぞ!」