一生ヒラのつもり? 妻が語る“出世欲ゼロ夫”への本音と対処法
最近、出世欲のない男性が増えている……そんな気になる話を耳にしました。
株式会社クロス・マーケティングが行なった「若手社員の出世・昇進意識に関する調査」によると、出世したくない20~30代は6割にものぼるそうです。
しかも、積極的に出世したいと思っているのはほとんどが20代。年を取り、30代になるに従って、出世願望はだんだん薄れていくというデータも出ています。
ということは、結婚して子どもができ、パパとなっても、出世を嫌がる男性がいるのかも……?
そう思ってリサーチすると、案の定出てきました。出世欲がなさすぎる夫に悩んでいるママたちの声!
今回は彼女らのホンネをもとに、出世欲のない夫への対処法を考えていきましょう。
●(1)夫が出世せず、ローンが組めない
『ウチの夫、管理職試験を毎回辞退してくるんです。「出世したところで、仕事は増えるのに給料は増えない。
むしろ残業代がつかなくなるから、収入は減ってしまう。出世するメリットが何も感じられない」というのが彼の主張。でも、ヒラのままだとローンがなかなか組めない んですよね。夫がいつまでも出世しないから、ウチはいまだに賃貸住まい。ママ友の間でも肩身が狭くて……』(30代女性/パート/2人のお子さんのママ)
出世することのメリットがないと断言するご主人なんですね。業務負担や収入面だけを見れば、確かにそうなのかもしれません。
しかし、出世して係長や課長、部長などの肩書がつくと、社会的な信用度がグッと上がります。ローンの審査にも、こういった肩書の有無が関係していると言われていますよね。
また、社内で突然の業務改革が行われ、人員が大幅に削減されるとしましょう。平社員と役つきの社員、どちらが先にリストラ対象になるか……答えは明白ですよね。
このように、大きな視点で見れば出世にメリットが全くないとも言いきれません。ご主人がそのあたりをどう考えているのか、一度話し合ったほうがよさそうですね。
●(2)イクメンなのは嬉しいけれど……
『「上司はみんな、仕事ばかりしていて幸せそうに見えない」。ウチの夫の常套句です。責任と労働時間を増やしてまで、仕事に人生をかけるつもりはない。定時に帰って、家族で過ごすほうが幸せだって 。
嬉しいやら情けないやら、複雑な気持ちです』(20代女性/主婦/2人のお子さんのママ)
この方のご主人は、毎日定時に退勤し、まっすぐ家に帰ってくるんだそうです。