子育て情報『パパ・ママが熱望!? 中学生の職場体験に取り入れてほしい仕事4選』

2017年8月1日 19:38

パパ・ママが熱望!? 中学生の職場体験に取り入れてほしい仕事4選

パパ・ママが熱望!? 中学生の職場体験に取り入れてほしい仕事4選

こんにちは。エッセイストで経済思想史家の鈴木かつよしです。

国立教育政策研究所生徒指導研究センターによれば、わが国の公立中学校ではそのおよそ90%にあたる学校で“職場体験”が実施されています。

昔と比べて商工業を自営したり農林漁業に携わったりする家庭が少なくなったことで、 親や祖父母が働いている姿を目にする機会が減った今、職業について考えたり働くことの大変さと喜びを実際に感じたりすることができる貴重な学習活動です。

筆者が暮らす東京都C市でも、地元のスーパーや商店、飲食店、病院、介護福祉事業所、図書館、保育園、理容・美容室、郵便局、警備会社などが毎年市立中学校の生徒たちを受け入れ、貴重な体験の場を提供してくださっています。

ところで、今の時代にあって「こんな仕事も体験できないものか?」とパパやママが素朴に感じる職業もありはしませんでしょうか。

C市在住のパパ・ママたちに実際に意見を聞いてみました。

●子どもに体験させてみたい職業その1……盆栽職人

『仕事で海外に出張する機会が多いのですが、海外での盆栽の人気と認知度は日本人が考えている度合いを遥かに超えており、国際交流の手段としても非常に発展性の高い仕事ではないかと感じています。
欧米の多くの地域で「BONSAI」という言葉が通じます。

一人前になるまでには大変な根気のいる仕事でしょうし、修行時代は収入も低いと思いますが、自分のようなサラリーマンには絶対に味わうことができない達成感と自己実現の実感を得ることのできる仕事ではないでしょうか。中学生の息子に、親方について盆栽園での仕事を体験させてみたいなあと思います』(40代男性/都内C市在住/商社勤務)

実を申しますと、筆者の友人にも単身赴任先のイタリアで現地の盆栽教室に通っている人がいます。

たしかにあの小さな鉢の中に自然の風景を再現するという“和”のテイストに溢れた独特の造形芸術は、海外の人たちとの交流を深めるうえでは最高の趣味 といえるのではないでしょうか。

子どもが世界的な盆栽職人になって活躍する姿なんて想像しただけでうれしいですよね。

●子どもに体験させてみたい職業その2……特殊造形・ミニチュア製作業

『C市が“映画の街”として特撮映画と縁の深い土地柄であることから、市内にある世界的に有名な特殊造形製作プロダクションの存在を知りました。怪獣によって粉々に破壊されてしまう街のミニチュアなどを作る仕事ですが、リアルで温かみのある感じはどんなに技術が進化してもCGには出せない味わいがあります。

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