バツイチに抵抗ナシ? スピード離婚する夫婦の原因と対処法
生涯愛するという誓いを立てて結婚したはずの夫婦。好きな人と毎日一緒にいられるという生活はうれしいものですよね。
しかし、結婚生活は楽しいことばかりではなく、さまざまな問題に直面しぶつかり合うことも少なくありません。
結婚前は知らなかった相手の一面を知り、生活を続けていくことに不安を抱える人もいるでしょう。
日本では3組に1組のカップルは離婚しているとも言われていますが、特に若い世代での離婚率が高くなっている様子。
新婚でありながら“スピード離婚”をしてしまう夫婦は、いったい何が原因で別れてしまうのでしょうか。
今回は、スピード離婚する夫婦の特徴などについて見ていきましょう。
●スピード離婚とは
スピード離婚に、明確に婚姻期間の定義があるわけではありませんが、3年未満での離婚はスピード離婚と言ってもいいでしょう。
厚生労働省の調査によると、平成26年の離婚件数は22万2104組で、そのうち同居期間が1年未満での離婚は13,499組。
およそ6%が同居して1年未満で離婚にいたっている ということで、これは非常に多いと言えるのではないでしょうか。
●スピード離婚の原因と対処法
●(1)若すぎる時期の結婚
『好きという気持ちだけで結婚してしまい、一緒に生活していくということがどういうことなのか全く考えていませんでした。将来のことなどもお互いに何も考えずに結婚してしまい、問題が起こるたびにケンカになりましたが、解決策もなく仲が悪くなる一方でした。2人とも未熟だったんだと思います』(20代女性/結婚1年で離婚)
20代前半や10代で結婚した夫婦の離婚率は高いと言われており、これは恋愛の延長で夢見ながら結婚してしまうからだと考えられます。
生活していく苦労などを知らず、お金や仕事の問題に直面し、その解決策も持たないことから事態は悪化するだけ ということも少なくありません。
また、結婚は家族や親族を巻き込むものでもあります。
「今後、仕事をどうしていきたいのか」「どこで暮らすのか」「子どもはどうするのか」など共有すべき考え方もありますが、若いうちにはそういったことまで考えが及ばず、問題に直面してから慌てふためくこともあるでしょう。
まだ早いと思われる2人が結婚を焦っているような場合には、周りの大人がアドバイスし、思いとどまらせることも必要です。
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