賛成or反対? “できたら婚”に対する現役ママたちの本音6つ
こんにちは、ママライターの木村華子です。
“できちゃった婚”は、これまでさまざまな批判にさらされながらもジワジワと数を増やしてきました。
厚生労働省の『出生に関する統計(平成22年度)』によると、できちゃった婚の割合はなんと25.3% !
およそ4人に1人が婚前妊娠を機に結婚へ踏み切っているのです。
芸能人においては、もはや入籍と妊娠がセットに報道されても驚くことがなくなった感がありますね。
そんなふうにデキ婚へのバッシングが緩和されている昨今、あらたに“できたら婚”というスタイルが誕生していることをご存じでしょうか?
“できたら婚”と“できちゃった婚”との違いは、「赤ちゃんができたら結婚しよう」という約束が存在したか というのがポイント。
従来存在していたデキ婚といえば、単に“妊娠しちゃったから結婚する”というシンプルなものでした。
これに対し、できたら婚は入籍前のカップルが妊娠することを目指して妊活し、赤ちゃんができたら結婚する……というもの。
これまでのデキ婚にはなかった計画性さえ感じさせる、“大人なデキ婚”というイメージのスタイルですね。
とはいえ、感じ方は人それぞれでしょう。いくら計画性のあるスタイルとはいえ、マイナスイメージをもっている方はまだまだいらっしゃるはず。
同じように母親として育児を行うママたちにしてみれば、主張もさまざまなのではないでしょうか。
そこで今回は、現役ママたちによる“できたら婚への賛否”についての取材を行いました。
●できたら婚を肯定するママたちの声
●(1)授かったことはおめでたい。中絶するより良い
『どんな状況であれ、赤ちゃんを授かったことはおめでたい。それが結婚前であっても、まずは新しい命をお祝いしてあげたい。
しかも、前もって「できたら結婚しよう」と約束してるってことは、生活やお金の問題をすでにクリアしてるってことでしょ?何も問題はない。
ひたすらおめでたい話だと思うけど……。中絶を選択するカップルと比べれば、何億倍も正しいはず』(20代・小1のママ)
妊娠は紛れもなくおめでたいことです。この意見は、これまで“できちゃった婚肯定派”からも挙がっていた声ですね。
しかしその主張に対し、「お金は?生活は?」というバッシング が存在していました。
ところが、できたら婚の場合、できたら結婚しようという約束を交わせるだけの信頼関係があり、しかも金銭問題もクリア済みであることが伺えます。