【インタビュー】『ママ100人プロジェクト』ディレクター・小澤あきさんのライフスタイルに迫る!vol.2
それに、家の収納やインテリアを工夫してお部屋をキレイにしたら、生活の質も上がる。それが楽しいなと感じました。
子どもが小さいので家にいる時間が多いけど、その中で料理の盛りつけを工夫したり、インテリアを工夫したり、家事を楽しむようになったんです。それが今やっている仕事につながっています。
●ーー『ママ100人プロジェクト』を実行する上で苦労したことは?
●声かけは信用を築く最初の一歩
最初の声かけでは、私のことを知らない人にも声をかけなくちゃいけなくて大変でした。
まだ企画の段階だから、形になっていないものをやるということで声をかけるので、信用を築いて行かなくちゃいけない。
それぞれのママとしっかり対話しながら続けて、声かけで1か月くらいかかりました。
そうやって声をかけた人が実際に来てくれたときは、すごくあったかい気持ちになれました。
素敵なママたちに会えたこともよかったです。
●ママたちのキャスティングに四苦八苦
たくさんのママのキャスティングをするのも大変でした。100人ママがいれば100通りのライフスタイルがあるし、ビジネスで契約しているわけではなくて、相手は普通のママたちなので。
ママは100人の個人ではなくて、みんなそれぞれに子どもや旦那さんなど、後ろに家族がいる。みんないろいろなものを背負っているから、そこを見てあげる必要があった。
でも、同じママだからこそわかるところがあるので、それぞれに合わせた対応をしながらママのつながりを広げていきました。
●当日は工程表通りに行かずバタバタ
1日で15人くらいの撮影をしたんですが、撮影の当日は子どもも一緒に来るので、こちらで用意していた工程表の通りにはいかない、という苦労もありました。
「今、子どもの機嫌が悪いからあちら優先で」となっても、「でもこちらは授乳があるから……」「あちらはお兄ちゃんのお迎えがあるから……」というように、みんなそれぞれに予定や都合があって。
もちろん、みんなそうやって大変な中わざわざ来てもらったので、ママたちに迷惑はかけられない。
ママが動ける時間は限られているんです。ママタイムはギュッと短いから、その中でうまく撮影を回していかないといけなかった。それが大変でした。
●入力作業にもかなりの時間が……
オークションに出品する際につける一人ひとりのプロフィール入力や商品詳細の入力も、地味な作業だけどけっこう時間がかかり大変でした。