子育て情報『「振り返り」ができるようになって上達を実感、強豪街クラブ・センアーノ神戸が導入したサッカーノートとは』

2022年7月27日 16:12

「振り返り」ができるようになって上達を実感、強豪街クラブ・センアーノ神戸が導入したサッカーノートとは

うちは街クラブなのでそこまでの運用は難しいですが、少なくとも映像を見てサッカーノートをうまく使って、自分たちのプレーを分析することで、サッカーIQを少しでも上げていってほしいと思っています。



■子どもたちが書く量が圧倒的に増えた

――サカイクサッカーノートを使用して変わった点を感じられますか?

大木サカイクのノートは試合の前に目標を書く項目があるので、前回の振り返りと、今日の目標、どんなことを工夫するかというのがあるので、子どもたちにとってはすごくいいと思います。

僕ら指導者たちも「今日はこんなことを目標にプレーしていたんやな」っていうのが見えるのでそれはすごくありがたいです。今日どんなことをしたいか、どんなことを学べたかとか、ちゃんと項目ごとにあるので、子どもらはすごく書きやすいと思います。

しつもんに沿って書いていく形式なので、子どもたちが書く量が圧倒的に増えてますね。書きやすいんだと思いますよ。


■自分の気持ちを口に出すのが苦手な子も、ノートで本音を伝えてくれる

――保護者の反応はどんな感じですか?

大木監督、コーチと子どもたちとのコミュニケーションツールとして、すごくいいですねと言われました。

小学生だと本当に喋れない子たちがいますからね。でもサッカーノートにはちゃんと書けたりするんです。もちろん、声に出して表現できない本音を伝えてくれるのは良い事ですが、将来的には、それをちゃんと口に出して言語化する訓練もしないといけないなとは思っています。

そういった、自分の気持ちを口に出すのが難しい子もいますから、コミュニケーションツールとしてはすごくいいですよ。

子どもたちとのコミュニケーションが取りやすくなったので、「今日はシュートを意識していたんやろ。すごくよかったやん」などと声かけしたら、言われた子は目を輝かせて、どんどん自信を持って能動的にプレーが発揮できるようになったような感じはしますね。

■選手たちと「サッカーの会話」が増えた

――選その他気づかれた点はありますか?

大木いいなと思ったのは体重を記入する欄です。
体重の増減が分かるので、あまり体重が増えていないのに身長ばかり伸びている子はトレーニングのやりすぎじゃないか、と考えるきっかけになります。選手たちの健康のためにもトレーニング負荷、試合の頻度、そういうのをスタッフが知り得る目安になりますから。

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