ものづくりの町として注目されている蔵前に、サンフランシスコ発祥のBean to Bar「ダンデライオン・チョコレート[ファクトリー&カフェ蔵前]」の、ファクトリースタイルのカフェが2016年2月にオープンしました。カカオ豆の選別、焙煎、摩砕、調合、成形などのすべてが手作業で、ひとひとつの仕上がりにこだわり、スモールバッチ(小ロット生産)に徹しています。築60年になる倉庫を改装し、全体に木を使用した外観はナチュラル、カカオの形にも見えるブランドロゴが目を引きます。■シルクスクリーン印刷がすてき! 手土産にも◎入り口近くの部屋では、ベネズエラ、ベリーズ、マダガスカル、エクアドル、タンザニアなどのたくさんのカカオ豆が温度湿度管理され、保管されていました。 チョコレートバーは季節に応じてラインナップが変わります。酸味があるもの、エスプレッソとシナモンのように感じるものなど、カカオ豆によって香り、風味が全く異なります。チョコレートのラッピングペーパーはすべてインド製、昔ながらの方法でシルクスクリーン印刷されたもの、プレゼントにも気が利いています。1階はファクトリーとスタンド。チョコレートの製造工程を間近で見ながらサンフランシスコ本店の味を再現したチョコレートドリンクとスイーツが楽しめます。2階がワークショップスペースを兼ね備えた開放感があるカフェスペース。■濃厚なホットチョコやティラミスがおいしい窓からたっぷり入る陽光と高い天井、ゆったりとしたソファー席もあり、ひとりでも大人数でも、お子様連れでも、それぞれの場所でくつろぐことができそうです。コールドドリンクの中から、めずらしい「カカオフルーツ スムージー」をチョイス。茶色いドリンクを想像していたら、乳白色のスムージーで、味はまるでライチ、まろやかでとてもおいしい。食べごたえ十分のこってり「ティラミス」や、イタリア風の温かい飲みもの「ヨーロピアンホットチョコレート」は濃厚でチョコ好きには絶対オススメ!コロンとしたオリジナルのカップも手なじみがよく、チョコレートと器の色のコンビネーションが美しい。シングルカカオ豆からどんな風にチョコレートが作られるかを見て、作りたてを味わう。きっと新しいチョコレートの発見があるはず。隅田川のお花見や、東京イーストエリア散策のときには、外せない一軒になりました。 DANDELION CHOCOLATE 東京都台東区蔵前4-14-6tel.03-5833-727010:00-20:00(LO 19:30)
2016年04月05日カフェ キツネ(CAFE KITSUNE)が2月11日、東京・中目黒にあるbean to bar専門店グリーン ビーン トゥ バー チョコレート(green bean to bar CHOCOLATE)とコラボレーションしたクラフトチョコレートを数量限定で発売する。今回発売されるチョコレートは、カフェ キツネで使用しているブレンド豆と、ブラジルやコロンビアのカカオが絶妙なバランスで組み合わされたクラフトチョコレート。板状に形成された「BAR」(1,600円)と、バーにボンボンショコラ、カカオニブスを合わせた「BOX」(3,000円)の2種類が販売される。どちらもキツネの毛皮を模したオリジナルデザインのパッケージに封入された。取り扱いはカフェ キツネとグリーン ビーン トゥ バー チョコレート店舗にて。
2016年02月12日もうすぐバレンタイン!15年11月にオープンした中目黒にあるbean to bar専門店「green bean to bar CHOCOLATE」(東京都目黒区青葉台2-16-11)では、人気のチョコレートを求め店内はいつも賑やか。今回は、数あるチョコレートの中から、ミルクなどに溶かして飲む“チョコレートドリンクパウダー”と、スーパーフードの一つとも言われる、カカオの実“カカオニブス”を使用した、体に優しい料理レシピをご紹介。甘い物が苦手な方には、カカオを使ったおしゃれな手料理で素敵なバレンタインを過ごしてみては?3品の料理をプレートにした特別レシピを伝授してもらいました。【レシピ.1】りんごとカニのサラダ~バルサミコショコラソース~--材料(作りやすい分量)--<カニサラダ>・カニ缶(汁気をきって)80g・キャベツ 20g・セロリ 10g・塩 少々・マヨネーズ 30g(大さじ 2)・EX.V オリーブオイル 12g(大さじ 1)・green bean to bar カカオニブス 10g<バルサミコ ショコラソース>・バルサミコ酢 100cc・green bean to bar CHOCOLATE チョコレートドリンクパウダー(スパイシー) 10g<仕上げ用>・セルフィーユ・赤とびっこ・ミニふじりんご(または姫りんご、紅玉など) 各適量--作り方--1.バルサミコショコラソースを作る。バルサミコ酢を小鍋に入れ、 約20cc(1/4~1/5 量)まで煮詰める。火を止めチョコレートドリ ンクパウダーを加え混ぜる。とろみがついたら火からおろし、粗熱を とる。2.カニサラダを作る。キャベツとセロリはせん切りにし、塩を軽くふってもみ、しんなりしたら水気をよく絞る。その他のカニサラダの材料を全てボウルに入れ混ぜる。3.りんごは薄い輪切りにする。4りんごとカニサラダを重ねながら交互に器に盛り、ミルフィーユ状にする。1のソースをかけ、赤とびっことセルフィーユを飾る。 パプリカパウダーをふりかける。【レシピ.2】彩り野菜とローストビーフのサラダ~ブランデーショコラソース~--材料(作りやすい分量)--・ローストビーフ・カリフラワー(オレンジ白)・ラディッシュ(葉付き)・ししとう・ミニトマト(赤)・小じゃがいも・イタリアンパセリ・ナッツ(好みの種類)各適量<ブランデー ショコラソース>・green bean to bar CHOCOLATE チョコレートドリンクパウダー(フレッシュ) 20g・ウスターソース 36g(大さじ2)・ブランデー 30g(大さじ2)(なければ赤ワイン)・カイエンヌペッパー 少々--作り方--1.野菜はそれぞれ下処理する。2.ブランデーショコラソースの材料を小鍋に入れて火にかけ煮詰める。とろみがついたら火からおろし、粗熱をとる。3.器に1の野菜とローストビーフを盛り、2のソースをかける。 あれば砕いたナッツを散らす。【レシピ.3】ゴルゴンゾーラとオレンジピールのチーズクリーム--材料(作りやすい分量)--・ゴルゴンゾーラチーズ(ピカンテ)30g・マスカルポーネチーズ 40g・オレンジピール 15g・ドライクランベリー 5g・green bean to bar CHOCOLATE カカオニブス 10g--作り方--1.オレンジピールとドライクランベリーを大きめに刻む。2.全ての材料を混ぜ合わせる。パンやクラッカーなどにつけていただく。【レシピ提供】フードスタイリスト:永倉いちず【取材協力】green bean to bar CHOCOLATETEL:03-5728-6420
2016年02月10日いま、ショコラ界の大きなトレンドとして、チョコレートの原料である“カカオ”に注目が集まっているのをご存じですか?最近は、カカオ豆の産地やシングルオリジン(単一品種)にこだわったり、bean to bar(カカオ豆の仕入れから製造までの工程を一貫して行うこと)に取り組んだりするブランドも増えています。チョコレートの味わいの決め手となるカカオ。その品種や産地、焙煎加減によって、まったく違うチョコレートが生まれるのです。日本橋三越本店では、2016年のバレンタインテーマに「~カカオ・ダイバーシティ~」を掲げ、約100ブランドを展開。さまざまなカカオ豆を使ったチョコレートをそろえており、充実のラインアップがショコラファンのあいだでは早くも話題に!今回はそのなかから、こだわりのある男性にも喜ばれそうなえりすぐりの5品をご紹介します。■カカオそのものを存分に味わう! 個性が光る逸品カカオをたしなむという贅沢を楽しむなら、ベトナム産のカカオ豆を使った「ミホ・シェフ・ショコラティエ」の『Bean to Ganache 夢』がおすすめ。こちらは、あのジャン=ポール・エヴァン氏の指導を受けたショコラティエール・斉藤美穂氏が手がけるショコラです。カカオそのものの奥深い香りと、口に入れると溶けてしまうような、やわらかな味わいを堪能できます。そして、カカオと向き合い、日々カカオを研究・開発する福岡県の「カカオ研究所」のカカオニブも、カカオの多様性を感じられるおすすめのひと品です。ベトナムの農園から仕入れたカカオ豆を、香りが引き立つまで焙煎し、砕いて殻を取り除いたカカオニブは、ほろ苦くもフルーティなカカオの風味が癖になります。アイスやグラノーラにトッピングしてもおいしくいただけます。■歴史と伝統が香る! 王室御用達の世界歴史と伝統に裏打ちされた世界各国の王室が認めるチョコレートは、やはりひと味違います。ヨーロッパではグルメな国として知られるルクセンブルクからは大公家御用達の高級食料品店「ケンプ・コーラー」が日本初登場。まるでケーキのようなエレガントなたたずまいはさすがのひとこと。アーモンドとヘーゼルナッツの上品な芳ばしさと独特の食感を楽しめます。また14世紀から続く、オーストリア第2の都市グラーツのベーカリー「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス」も昨年日本に上陸したばかり。シンプルな半球型のフォルムが洗練された印象を漂わせ、王室御用達としての伝統と誇りがギュッと詰まっています。■会場でだけ味わえる! フランス・ビアリッツで1ツ星の名店のガトーショコラ会場でだけ味わえるフードメニューも見逃せません。なかでも絶対食べておきたいのが、フランス・ビアリッツで1ツ星を獲得した名店「レ ロジェ エギュスキロール」のデザート。お店ではコースの最後に提供されるデザートが、期間限定の特別仕様で会場でも味わえるんです。カカオとバターの芳醇(ほうじゅん)な香りに包まれたガトーショコラは、ベルギー産の上質なチョコレートを使用しています。仕上げにそそぐ温かいエスプレッソソースは、すぐにプルプルのゼリー状に。ガトーショコラ、カカオニブ、シナモンアイス、エスプレッソソースのそれぞれの食感と味わいが、絶妙に混じりあいます。会場に足を運ぶ前には、スペシャルサイトもぜひチェックを。日替わりでおすすめチョコレートが紹介されていたり、チョコレート選びのヒントになる情報が盛りだくさんです。きっとこだわりのあるあの人も、納得のチョコレートが見つかりますよ!■NIHOMBASHI Sweets Collection 2016「~カカオ・ダイバーシティ~」会期:2016年2月3日(水)~2月15日(月)(計13日間※最終日は午後7時終了)会場:日本橋三越本店 本館7階 催物会場インターネット販売:1月6日(水)~2月3日(水)午前10時 公式サイト ■日本橋三越本店営業時間:10:00~19:3003-3241-3311(大代表)
2016年01月15日Bean to Barチョコレート専門店・ミニマル(Minimal)から1月18日、バレンタインギフトにぴったりな、新作チョコレートの詰め合わせセット2種が数量限定で発売される。3大陸に渡る現地のカカオ農園を視察し、豆を仕入れ、選別から焙煎、摩砕、調合、成形までの全工程をひとつの工房内で一貫して行ったBean to Barチョコレートを提供するMinimal。今回発売される新商品「テイスティングセット -フィリピン産カカオ、オリジナル発酵5種セット-」(税込 1,620円)は、フィリピンにあるひとつの農園で同じ時期に収穫した発酵前のカカオ豆を、Minimal独自の5通りの発酵方法を用いてそれぞれ全く異なる味に仕上げた5種のチョコレートの詰め合わせ。それぞれ酵母のエサとなる糖の量や、撹拌の回数を変えることで、同じカカオ豆ながら、ヘーゼルナッツのようなまろやかさや、飴がけしたアーモンドのような深い甘み、青リンゴ、木苺、ピーチコンポートのような爽やかな酸味といった、異なる味のチョコレートを作り上げている。“カカオ産地世界一周の旅”をテーマにした「Minimal Flight 2016」(税込 5,940円)は、カカオ豆生産の世界3大陸である中南米、アフリカ、アジアにある8ヶ国の豆を用いて製作した8種類のチョコレートの詰め合わせ。スミレの花のような風味のニカラグア産や、香ばしいピーナッツのようで日本人に馴染みのある味わいのタンザニア産、シナモンやドライフルーツの風味を感じるガーナ産、フルーツヨーグルトのような酸味と甘みが絶妙なマダガスカル産、スパイシーなインドネシア産など、産地ごとのカカオ豆の繊細な特徴が味わえる商品となっている。なお、「テイスティングセット」は12月20日に400セットを先行発売していたがすでに完売。1月18日より新たに400セットを販売する。「Minimal Flight 2016」は2,650セット販売する予定だ。
2016年01月14日パリ発のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ(Salon du Chocolat)2016」が1月27日から31日まで新宿NSビルで開催される。昨今チョコレート界で新しいトレンドとしてその地位を確立し、同祭典でも発売される“Bean to Bar”について紹介する。今年のサロン・デュ・ショコラのテーマは、「カカオの誘惑、ショコラの冒険」。会場では世界でも名高い、一流のショコラティエたちが自らの作品を通じて、“カカオの魅力”を伝える。そして、最新の業界のトレンドが「Bean to Bar」のチョコレートだ。Bean to Barとは、チョコレートの素材となるカカオ豆(Bean)の選定から、チョコレートのタブレット(Bar)になるまでの全工程を一つのショコラトリー(工房)で一貫して行うこと。これによって、ショコラティエが自ら各製造段階において詳細に管理できるため、手間のかけ具合や素材の調合など、ショコラティエのこだわりが反映されたチョコレートが生み出される。会場では、伝統的にチョコレートの文化が息づくフランス・バスク地方にショコラトリーを構えるライヤ(LAIA)のBean to Barが登場。同ブランドを手掛けるオリヴィエ・カズナーヴは、大手チョコレートメーカー・リンツの元焙煎師であることから、焙煎時の豆の状態や時間、温度などを熟知。そんな同氏が提供するのは、ブラジル産カカオを75%使用したという「タブレット ショコラ ブラジル」(60g 1,000円)。75%にこだわる理由はタブレットとして最も美味しく食べることができる黄金比率だからだという。東京・渋谷の富ヶ谷にBean to Bar専門店として誕生したミニマル-ビーン トゥーバー チョコレート-(Minimal -Bean to Bar Chocolate-)は、サロン・デュ・ショコラに初お目見え。同ショコラトリーは世界各国から良質のカカオ豆を厳選し、カカオ豆本来の味わいや香りを徹底的に追求している。今回は“カカオ産地世界一周の旅”をテーマに赤道直下の国々のカカオで作られたタブレットセット「ミニマルフライト2016」(24枚入り 5,500円)を発売する。南フランスのドローム地方にショコラトリーを構えるモラン(CHOCOLATERIE A.MORIN)は、サロン・デュ・ショコラ初登場。同ブランド4代目のフランク モランは、特にペルーのカカオ生産者との繋がりが深いことで知られる。「チャンチャマイヨ63%」(100g 1,700円)は、ペルー産カカオを使用し、柑橘系フルーツを感じさせる酸味と甘い香りを楽しむことができる。ロンドンに店を構えるアケッソンズ(AKESSON’S)は、マダカスカルに自社農園をもち、カカオ豆の栽培からチョコレートまでを手掛ける。同ショコラトリーを手掛けるベルティル・アケッソンは、チョコレートはもちろん、カカオ産地のテロワール(その土地の気候や土壌)までも堪能して欲しいというコンセプトを大切にしているため、カカオの産地と同じ土地で採れた胡椒やコーヒーなどを組み合わせたショコラを紹介する。「マダガスカル75% トリニタリオ&ヴォーティベリフェリ ペッパー」(60g 1,250円)、「マダガスカル アンボリカピキィプランテーション75% クリオロ」(60g 1,250円)など。
2016年01月13日BAKE(ベイク)は7日より2週間限定で、カスタマイズチョコレート専門オンラインサービス「99chocolate.com」のPOPUPショップを、新宿ルミネ2(東京都新宿区新宿)で展開している。○スタッフいち押しの組み合わせで作った99chocolateを6種類を用意「99chocolate.com」は、"世界に1つのあなただけのチョコレート"を作るオンラインサービス。ベースとなるチョコレートを3種類(ミルクチョコレート、ダークチョコレート、ホワイトチョコレート)の中から選択し、その上に5種類のトッピングを選びフルカスタマイズのチョコレートを作ることができる。トッピングはナッツ類やドライフルーツ類のほか、メッセージの書かれたプレートを用意。日頃の感謝や、誕生日プレゼントのプラスアルファとしてチョコレートで気持ちを伝えることができる。現在、チョコをカスタマイズができるサービスはオンラインのみだが、今回は実際の99chocolateを体感できるよう、期間限定のPOPUPショップを開催する。同店では、スタッフいち押しの組み合わせで作った99chocolateを6種類を用意。ナッツやドライフルーツのゴロゴロとした素材感がかわいいチョコレートや、誕生日祝いや感謝のメッセージが書かれたチョコレートのほか、バジル・唐辛子・松の実・ベーコンを組み合わせた「ジェノベーゼ」など一風変わったトッピングを組み合わせたチョコレートを販売する。開催日時は、1月7日~20日 11時~22時。開催場所は、新宿ルミネ2の1階ディーンアンドデルーカ横。販売価格は1つ999円(税込)で、3個以上の購入者に無償で1つプレゼントする。
2016年01月08日リトアニアのチョコレートと日本のお茶のマリアージュが楽しめるポップアップカフェ「チョコとオチャ」が、12月11日から15日まで東京・原宿のギャラリースペース・ロケット(ROCKET)にオープンする。カカオ豆を焙煎から手がけるリトアニアのビーン トゥー バー(bean to bar)チョコレートメーカー・チョコレート ナイーブ(Chocolate Naive)によるチョコレートと、金沢の老舗・丸八製茶場による焙じ茶を提供する同ポップアップカフェ。期間中は、チョコレートとお茶が一緒に楽しめる「焙じチャ・チョコ・ラテ」や、7種のチョコレートとそれにお茶を組み合わせたティータイムセットなどのメニューが提供される。また、チョコレート ナイーブや丸八製茶場の商品はもちろん、同ポップアップカフェのために用意されたクリスマスギフトセットや、リトアニアのコースター、木のスプーン、蜜蝋キャンドルなどのお茶の時間を彩るアイテムも発売する。その他、12月12日、13日の16時から17時までは、丸八製茶場が運営するカフェ・synで新しい日本茶のたしなみ方を紹介している日本茶インストラクターの丸谷礼奈によるお茶についてのレクチャーイベント「知っているようで知らない気になるオチャのアレコレ」を開催。予約制で定員は各回8名、参加費はチョコレートとお茶付きで1,000円となっている。【イベント情報】from East to East project presents「チョコとオチャ」会場:ROCKET住所:東京都渋谷区神宮前6-9-6会期:12月11日~15日時間:12:00~20:00会期中無休
2015年12月07日ラフォーレ原宿と表参道ヒルズで11月26日より、体験型チョコレートイベント「東京チョコレートショー2015」が開催される。「東京チョコレートショー」はレベルの高い日本のチョコレート技術や文化を世界へ向けて発信するチョコレートイベント。2回目となる今年は、規模を拡大しラフォーレ原宿、表参道ヒルズの2会場で開催となった。イベントにはトップパティシエである辻口博啓が創作する、イベント限定のソフトクリームが登場したり、ガトーショコラで有名な「ケンズカフェ東京」から新製品が初登場する。また、フランスのジャン=シャルル・ロシューで6年間修行した播田哲郎の新店「ハリタカカオ」が日本初出店。このほかにも「パティスリー&カフェ デリーモ」が進化系パンケーキを展開したり、パティシエ軍団「セルクル・デ・シェフ」がデモンストレーションステージを実施するなど、総勢約40店舗のスイーツ・チョコレート店が集結する。さらに会場では「テラスハウス」に出演していたアーティスト「フランキー」による巨大チョコレートオブジェ&アートパフォーマンスや、カカオ豆から板チョコをつくる「Bean to Bar」のワークショップなどを開催。また、甘党男子に壁ドンをされながらチョコを手渡されるという体験企画「壁ドンチョコ」や、ラガーマンと一緒にスクラムを組んでチョコを受け取るという新企画「スクラムチョコ」も行われる予定。【イベント情報】「東京チョコレートショー2015」会場:ラフォーレ原宿6階 ラフォーレミュージアム原宿表参道ヒルズ本館地下3階 スペース オー住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿6階東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ本館地下F会期:11月26日~11月29日時間:11:00~21:00(29日は20:00までの営業予定)料金:前売り券はプレゼント抽選券付きで、1日券が1,000円、4日通し券が2,000円(当日券はプレゼント抽選券なし)
2015年11月23日今やBARでのひとり飲みは、男性だけのものではありません。女性がひとりで出かけることも以前より増えています。ここでは、ひとり飲みの有意義なBARでの過ごし方をご紹介します。誰かに気をつかうことなく、自分の気分で好きな時間に行けるのが、おひとりさまBARの最大の魅力。自分のペースで飲み、周りに気を使う必要はありません。BARは中の様子がわかりづらく、足を踏み入れにくいと感じる方もいると思いますが、実際はそんなことはなく、ひとりでも気軽に入れるお店も多いです。扉をあけると、マスターがあなたに合ったベストな席へ誘導してくれます。ひとりぼっちで寂しいのでは? と感じている方も心配ありません。BARに通っているうちに、全く気にならなくなってきます。■BARではどうやってお酒を注文したらいいの?好きなお酒がある人は、それをそのまま頼みましょう。何を頼んでよいかわからない場合は、アルコールの度数とリキュール、このふたつをマスターに伝えればOK。例えば「ライチ系のカクテルを、アルコール弱めで」と頼めば、ちょうど良いカクテルを作ってくれます。お酒が来たらゆっくり時間をかけて、優雅に味を堪能しましょう。色鮮やかなカクテルや、繊細な装飾のグラスなど、目でも楽しめるポイントがたくさんあります。最近はSNS用に写真を残している方も多いと思いますが、撮影は周りに迷惑にならないよう、マスターに許可をもらってからにしましょう。あなたひとりが騒いでいると、せっかくの落ち着いた雰囲気が台無しです。■おひとりさまならではの会話の楽しみ方BARには性別問わず多くの方々が来店します。ひとりでお酒と向き合うのも良いですが、時にはマスターや、近くの席の同じおひとりさまに声をかけてみてはいかがでしょうか。とくに意気込むこともなく自然体で、最低限のマナーだけ持ち合わせていれば、有意義な時間となることは間違いありません。初対面の方との出会いが、運命の人にめぐり合うきっかけになるかも。あなたもすてきな大人の時間を、ぜひ堪能してみてください。
2015年11月21日八木山高原が運営するカカオ研究所はこのほど、「カカオツリーのオーナー制度」を日本で初めてスタートした。○チョコレートのボージョレ・ヌーヴォー?!日本では、豆の仕入、焙煎・粉砕から成形までをひとつの工房でつくる少量生産のチョコレート"Bean to Bar"ブームが広がっている。こうした中、特別なチョコレートの楽しみ方の提案として同制度を開始したという。制度の仕組みは、ベトナムの契約カカオ農園で栽培されるカカオの木のオーナー権を募集。1年間カカオの実が育つのを見守ってもらい、収穫したとれたてのカカオをチョコレートにして2016年秋に届ける。カカオの木の所有権は含まれていない。個人がカカオの木のオーナーになれる同制度は、日本で初めての展開。カカオの木1本分のオーナー権は2万円(税込)。本数限定で、募集期間は2月15日までとなる。来春、同研究所の監修で契約農園内に工房が完成し、来年11月中旬に、同工房で加工した「Bean to Barチョコレート」50gを20枚届ける。現地のカカオの木には、オーナーのネームプレートが掛けられる。また、オーナー証明書、現地の写真が掲載された生育リポートがメールで3回届けられる。
2015年11月06日こだわった素材とハイセンスな包装紙で話題のチョコレートブランド・マストブラザーズチョコレート(Mast Brothers Chocolate)が、16年新作のコレクションを発表した。マストブラザーズチョコレートは、リック・マスト(Rick Mast)&マイケル・マスト(Michael Mast)兄弟が2007年に設立したチョコレートブランド。ヘッドオフィスと工場はニューヨーク・ブルックリンにあり、現在はロンドンも拠点として活動している。彼らのチョコレートは著名なシェフであるトーマス・ケラー(Thomas Keller)やダニエル・ハム(Daniel Humm)などのメニューにも使われるほどの人気ぶりだ。今回のコレクションで発表されたのはダークベースとミルクベースのチョコレートを6点ずつの計12点。コールドプレスしたオリーブオイルを混ぜた「Olive Oil」、海塩で仕上げた「Sea Salt」など珍しい味も用意されているという。「今までで最高の出来だよ。世界中で人気の豆を揃え、それらをブレンドすることにかなりの時間をかけたんだ」と兄リックが語ることから相当な自信があることが伺える。また、ブランドの特徴でもある個性的な包装紙のデザインも一新。今回は70から80年代のアメリカやイタリアの彫刻や建築にインスパイアされたデザインを施したそうだ。「ただのパターンのようなものではなく、動きのある絵画のようなものを狙ったんだ。ファンキーでソウルフルなものが出来たよ」とブランドのクリエーティブ・ディレクターは語る。それぞれのチョコは3種類のサイズ(28g、70g、200g)が製造され、それぞれ5ドル、9ドル、24ドルで販売される。ちょっとした、気の利いたプレゼントの選択肢としてぴったりだ。※本記事は (引用元: に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。
2015年11月03日クロンティップ(KRONGTHIP)が11月7日から9日まで、ポップアップショップ「KRONTHIP LIMITED POP UP STORE “THE GOOD TABLE”」を東京・原宿のロケットにてオープンする。クロンティップは、世界中から厳選したナチュラル&オーガニックのフードや雑貨などを数多く日本へ発信している輸入代理店。人気ライフスタイルショップやアパレルショップなどでも取り扱われるアイテムを数多く展開している。初のオンリーショップとなる同イベントでは、話題のコンブチャワンダードリンクや、グルメナッツ、ローハニーなどの人気商品に加えて、“THE GOOD TABLE”をテーマにセレクトした様々な商品を取りそろえる。ラインアップは、ポートランドのミシュランシェフによるオールナチュラルのドリンキングビネガー「Pok Pok Som」や、ビーントゥバーチョコレートのイメージを覆したグッドフードアワード常連の「Xocolatl de David」、ブルックリン初のクラフトバーボン「Widow Jane」など。また、同ポップアップショップの開催を記念して、従来の価格に比べて低価格で購入出来る「クロンティップスターターキット」も会場限定で発売。週末には、人気メープルシロップ「ノーブルハンドクラフテッド」と「ビーローカル」の蜂蜜を使ってデザートを作るCATERING ROCKETによるワークショップ「SWEETS WORKSHOP by CATERING ROCKET」も実施される予定だ。時間は11月7日の13時から14時まで、及び15時から16時までで、参加料金は3,000円となっている。その他、クロンティップのアイテムをインスタグラムに投稿すると、グルメフードが当たるキャンペーンも開催。ハッシュタグ「#thegoodtable_KRT」をつけてクロンティップのフードの商品写真をInstagramに投稿すると、抽選で「クロンティップグルメクラフトフードの詰め合わせギフトセット」を10名にプレゼントする。応募期間は、10月28日から11月27日まで。【イベント情報】KRONTHIP LIMITED POP UP STORE “THE GOOD TABLE”会場:ロケット住所:東京都渋谷区神宮前6-9-6会期:11月7日~9日時間:12:30~20:00
2015年10月27日チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」のディレクターを務めるカカオ鑑定家のクロエ・ドゥートレ・ルーセル率いる新体験型チョコレートショップ「green bean to bar chocolate」(東京都目黒区青葉台2-16-11)が、11月7日に東京・中目黒にオープンする。クロエ・ドゥートレ・ルーセルの他、ベネズエラカカオ大使であり自身のカカオショップなども持つシェフのマリア・フェルナンダ・ディ・ジャコブや、フランス出身のパティシエでありチョコレートメーカーでもあるマッチュー・パンソンなどのチョコレートのパイオニアが集結する同ショップ。カカオ豆からチョコレートになるまでの全工程を一貫して店内で行うことで、ハイクオリティーで純粋なチョコレート製品を提供していく。同ショップでは、市場を占める従来の製品とは異なり、“カカオ豆と砂糖のみ”を基本材料としたチョコレートを製作。マダガスカル、コロンビア、ベトナム、ホンジュラス、ブラジル原産のカカオ豆と、カカオ自体の風味や味に影響しにくい、癖の少ない100%オーガニックのサトウキビによる砂糖を用いた、タブレット、ボンボンショコラ、チョコレート・スラブなどの11種類の風味豊かなチョコレート製品が販売される。また、店内にはチョコレート製品と合わせてビバレッジを提供するカフェスペースを併設。ディナータイムには、シャンパーニュメゾン・フルーリーP&F社のビオワインを始めとしたアルコール類も提供される。その他、カカオ豆から実際のチョコレート製品になるまでの過程“bean to bar”を学ぶことが出来る、子どもからプロまでが楽しめる様々なワークショップも開催する予定だ。
2015年10月09日ISC 2015で開催されたGraph500 BoFで第10回のGraph500のリストとGreen500のリストが発表された。Graph500は、2のSCALE乗(SCALE 40では約1兆)のノードとノードを繋ぐ2のSCALE+4乗のエッジを持つグラフの1ノードからスタートして、全ノードに到達する最短の経路を求めるという問題を解くのに要する時間を測定するベンチマークである。今回のGraph500は、京コンピュータがスコアを約2倍の3862GTEPS(Giga Traversed Edges Per Second)に引き上げて1位に返り咲きいたのが大きな変化であるが、それ以外は同じ顔触れである。マシンとしては、中国の天河二号が前回と同じ6位に入っているが、それ以外のシステムは、設置場所は変わっても、すべてIBM製のBlue Gene/Q(BG/Q)である。そして、同率7位の5システムは4096ノードのBG/Qであり、性能も1427GTEPSとまったく同じで面白みがない。Green500は2010年6月に、ビッグデータのグラフ処理性能を測定するベンチマークとして提案され、2011年の11月に最初のリストが公開された。この時のエントリはわずか9件であったが、今回は192エントリまで増加している。192エントリの内、米国が83エントリ、日本が54エントリで、この2カ国で72%を占める。その次は9エントリの中国で、米国と日本以外での普及が課題と思われる。次の図は、Graph500の1位、8位と全エントリの合計のGTEPS値を合計したものの年次推移を示したものである。2012年11月までは急速に性能が向上してきたが、その後は大型スパコンの設置も鈍化しており、性能の伸びが鈍っている。実は次の2枚の図は2014年11月のもので、Kogge先生が間違って古いスライドを入れてしまったとのことである。しかし、この分析は前回とほとんど変っていないので、これでも良いと断って説明していた。次の図は横軸にシステムのノード数を取り、縦軸はノードあたりのGTEPS値を取って各システムをプロットしたものである。図の下に書いてあるように、シンボルの色や形はシステムの形態を表している。この図で分かるのは1ノードのシステムはGTEPS/Nodeが高く、ノード数が多くなると性能が低下して行く傾向にあるという点である。シングルノードのシステムではすべてのグラフデータが共通メモリに入っており、通信コストが低いので高い性能が得られ、ノード数が増えると、通信の時間が増えるので性能が低下するためと考えられる。横軸にSCALEを取り縦軸をGTEPSにしたのが次の図である。大きな問題を分散メモリのマシンで処理した場合の性能は、破線で示したように、問題規模に比例して性能が上がっている。これは、問題規模を大きくしたから性能が上がるという訳ではなく、大きな問題が格納できるメモリ容量とするためには、一般的にノード数が大きい巨大マシンとなるのでCPUのパワーも大きくなっていることから、ウイークスケーリングが成り立っていることの表れと思われる。一方、共通メモリのマシンは、通信のオーバヘッドが小さいので、分散メモリのマシンの破線のラインより高いGTEPS性能を実現している。○Green Graph500Green Graph500については、ETH ZurichのTorsten Hoefler准教授が発表を行った。Green Graph500は、ベンチマークプログラムや性能の測定に関してはGraph500と密に連携し、電力の測定に関してはGreen500の方式と互換になるようにしているという。今回のGreen Graph500へのエントリデータを問題規模のSCALEとMTEPS/W性能でプロットすると、次の図のようになっている。全般に、問題規模が大きくなるとエネルギー効率は低くなる。また、SCALEが33以下でシングルノードのマシンでの測定と、32以上のSCALEで多数のノードを持つマシンでの測定ではMTEPS/Wの値が大きく異なる。前の図から、Small Dataの処理とBig Dataの処理は基本的に異なるカテゴリであることが分かる。次の図の右下の棒グラフは、SCALEごとのエントリされた測定結果の数を表したものである。そして入れ込みになった小さいグラフはエントリされたデータのSCALE値の累積グラフである。この両方のグラフを見ると、SCALEが30以下、あるいはエントリ数が半々になる程度のSCALE値で区分するのが妥当であると思われる。とHoefler先生は述べているのであるが、SCALE 38のJUQUEENの効率は5.41MTEPS/W、SCALE 40のMilaの効率は4.42MTEPS/W、同じくSCALE 40のSequoiaの効率は3.55MTEPS/Wであり、Big Dataリストの上位に来るシステムがシングルノードでその10倍近い効率であることを考えると、筆者としてはこの分け方で良いのかと思う。そして、SCALE 30で区分したSmall Dataのリストは次のようになっている。ジョージワシントン大のColonialというGPUを使うマシンが、SCALE 20で122.18GTEPS、445.92MTEPS/Wという高い性能を達成している。そして、スマホ用プロセサを使う九州大学のGraphCRESTの結果は1GTEPS程度の性能で、200MTEPS/Wを若干超える程度になっている。一方、Big Dataの方は、SCALE 30のグラフで31.33GTEPS、62.93MTEPS/Wで解いた九州大学のSandyBridgeベースのGraphCRESTのマシンが1位となった。このリストはBig Dataのリストであるが、この図に載っているマシンはすべてシングルノードのマシンであり、通信オーバヘッドが出てくる、大規模、巨大規模の問題を分散メモリのシステムを使った結果ではない。次回のリストはSC15に合わせて2015年の11月に公表される予定であり、測定結果の提出期限はGraph500と同じにする予定であると言う。
2015年08月25日「ことりカフェ表参道」を運営することりカフェは28日限定で、「ことりカフェ吉祥寺」(東京都三鷹市)にて、通常18時までの営業時間を20時まで延長し「ことりBAR」をオープンする。同企画は2日間限定で開催される「ことりBAR」の二日目。○小鳥たちを観賞しながら、まったりとほろ酔い気分に「ことりカフェ」は、2014年2月に「ことりカフェ表参道」を南青山に、6月に「ことりカフェ吉祥寺」を「三鷹の森ジブリ美術館」目の前にオープン。店内には、インコをはじめ、カナリヤ、オウム、文鳥など、人気の小鳥たち約25羽が勢揃いしている。人気スイーツ店と共同開発した、小鳥をモチーフにしたオリジナルスイーツや、全国各地から取り寄せた"ことりグッズ"も販売。癒しのひとときと空間を提供する話題の"鳥カフェ"となる。同BARでは、通常のアルコールメニューに加え、三鷹市お土産認定「TAKA-1」に選ばれ(2012年)、スタジオ・ジブリデザインで三鷹市イメージキャラクターPokiがラベルの「三鷹キウイワイン」や、人気の「いんこKITCHEN」による「インコおつまみプレート」などを用意。真夏の夜、可愛い小鳥たちを観賞しながら、涼しい店内でまったりとほろ酔い気分が楽めるという。
2015年08月08日数年前から海外では、カカオ豆を自家焙煎してオリジナルの板チョコを作る「Bean to Bar」が流行中です。カカオ豆本来の味を生かして作るこだわりの板チョコは、市販のものよりもコクがあります。今までに味わったことのない新感覚チョコレートとして大人気!日本でも専門店が続々とオープンするなど、今年は大ブレイクの予感です。市販のチョコにはない味わい!Bean to Barとは?Bean to Barとは、チョコレートの原料であるカカオ豆(Bean)から板チョコ(Bar)を作り上げること。ニューヨークにあるカフェ「Mast Brothers」が発祥となり、現在ではヨーロッパやオーストラリアなどで大ブームとなっています。Photo by MAST BROTHERSカカオ豆の産地や品質を厳選し、手間ひまかけて一枚一枚工房で作り上げるというBean to Barのチョコ。ミルクやバターなどはほとんど使用せず、カカオと砂糖のみで製造されます。そのため、カカオ本来のコクと香りが強く残るのだそう。チョコが口の中で溶けると、カカオ粒のザラザラ感が残って、市販のチョコにはない味わいを楽しめますよ!日本でも購入できるようになりました!Photo by Minimal日本でも今年に入って、Bean to Barの専門店が続々オープンしています。先駆けとも言えるのが、東京渋谷にある「Minimal」。8種類のカカオ豆からできた、オリジナルチョコが購入できます。横浜のみなとみらいにある「VANILLABEANS」は工房とカフェが併設されているため、作りたてのチョコをその場で味わうことも可能。定番のチョコドリンクや、期間限定のスイーツなども販売されているみたいです。オリジナルのBean to Barが作れる!渋谷の「Minimal」では、なんと自分オリジナルのBean to Barチョコを作るワークショップも定期的に開催されています。カカオ豆の焙煎から板チョコ成形まで、すべて体験できるのだそう。チョコレートをカカオ豆から作るという、今までにないコンセプトのBean to Bar。オトナ女子の新しい趣味としてトライしてみるのも楽しそうですね。ちょっと気が早いけれど、来年のバレンタインに向けて今から本格チョコ作りを学んでみてはどうでしょう?
2015年07月15日米Microsoftは2日、To-Doリストアプリ「Wunderlist」を開発する独6Wunderkinderを買収したと発表した。買収金額など詳細は非公開。Wunderlistは仕事、家事、ショッピングなどさまざまなタスク向けのTo-Doリストアプリ。期限の設定、リマインド、リストのグループ化、割り当て、メンバーとの共有、To-Doリストの印刷、ハッシュタグなどの機能を備える。iOS、Android、Kindle Fire、Mac OS、Windowsなどに対応、モバイル端末やデスクトップから自分のTo-Doリストにアクセスできる。基本的機能を備える無料版のほか、利用できるファイル形式やサイズが強化されている有料版「Pro」、ビジネス向けの有料版「Wondrlist for Business」もあり、Google、IBMなどが利用している。6Wunderkinderによると、同アプリは2010年に公開以来1,300万人以上のユーザーが利用しており、これまでに10億件以上のTo-Doが作成されたという。MicrosoftはWunderlistの買収について、「モバイルファースト、クラウドファースト向けに生産性製品を再構築する戦略に合うものだ」と狙いを説明している。ここでは「Office」「OneNote」「Skype for Business」などの既存製品に加えて、2月に買収したカレンダーアプリの「Sunrise」、2014年末に買収したメールアプリの「Accompli」などを揃える。今後Wonderlistの技術をMicrosoftのアプリとサービスに組み込むとしているが、それ以上の詳細な予定については明かしていない。6Wunderkinderは、買収後も創業者兼CEOのChristian Reber氏が引き続きチームと製品戦略を統括し、Microsoftの一部となることで新しい新機能を迅速に開発できるとしている。またパートナーとのエコシステムも継続して拡大していくという。なお、買収後も当面は無料版、有料版の変更はなく、これまで通りの価格で利用できるという。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年06月03日アサヒビールは6月4日~17日、「アサヒスーパードライ エクストラコールドBAR」を、京王百貨店 新宿店の7階ギフトセンター内特設コーナーにオープンする。「エクストラコールドBAR」は、同社が販売する氷点下の温度帯(-2~0度)で楽しむビール「エクストラコールド」の情報発信拠点として、2010年5~9月の期間限定で東京都・銀座の中央通りにオープンした。同年以降、毎年開催しており、これまでの累計来店者数は100万人、累計販売数も240万杯を超えた。今回オープンする会場では、「アサヒスーパードライ エクストラコールド」「アサヒスーパードライ ドライブラック エクストラコールド」「アサヒスーパードライ ドライプレミアム」のほか、"氷点下の温度帯が実感できる"と話題となったハイボール「ブラックニッカ フリージングハイボール」を提供する。また、6月よりギフト限定で発売予定の「アサヒスーパードライ エクストラシャープ」の樽生も登場。ドライプレミアムとエクストラシャープは、通常の温度帯で提供する。フードメニューは、「エクストラコールドBAR」オリジナルの共通メニューに加え、同店舗限定メニューとしてお中元ギフトセットで展開しているフードを用意する。営業時間は、平日・土は10~20時半(ラストオーダー20時)、日・祝は10時~20時(ラストオーダー19時半)。期間内は無休。また、同店のほか、首都圏・大阪・仙台の百貨店9店舗でも開催予定。
2015年05月26日プロントコーポレーションは6月1日~8月31日、カクテルアイスバー「BARのBAR」(税込490円)を、全国の「カフェ&バー プロント」のバータイム限定で販売する。同商品は、「ソルティドッグ」「ブラッディメアリー」「モヒート」のカクテル3種をそれぞれアイスバーにしたもの。熊本県の阿蘇の水を使用しており、アルコール度は約1%と低めにした。「BARのBAR ソルティドッグ」は、ウォッカをベースに、グレープフルーツと沖縄産の塩を使用。アイスバーが入っているグラス内には生のグレープフルーツが入っている。一緒に食べると、フレッシュな味わいが楽しめるという。「BARのBAR モヒート」は、ホワイトラムにライムジュース、熊本産のミントの葉を加えて凍らせた。グラスの中にもフレッシュミントの葉を添えて提供する。さっぱりとしたライムとミントに、ラムの甘い香りがよく合うという。「BARのBAR ブラッディメアリー」は、ウォッカとトマトジュースに、トマトスライスを合わせた。グラスにはピンチョスのオリーブを添え、通常のカクテルさながらの演出をしている。なお同商品は、アイスバーの棒部分に「当たりくじ」がついている。「あたり」が出たら角ハイボール1杯が無料になり、「大あたり」が出たらオリジナルTシャツをプレゼントする。
2015年05月25日2014年11月のGreen500では、ドイツのGSI Helmholtz Centerの「L-CSC」というマシンが5,271.81MFlops/Wで1位、高エネルギー加速器研究機構(KEK)の小型スーパーコンピュータ(スパコン)「Suiren(睡蓮)」は4,945.63MFlops/Wで、惜しくも2位となった。しかし、既報のように、ソフトウェアのチューニングにより、このほど全区間電力での性能として、L-CSCを超える5452MFlop/Wを達成したと発表された。睡蓮スパコンは高エネルギー加速器研究機構(KEK)の計算機センターに設置されている。このセンターの主要マシンは「SAKURA」と「HIMAWARI」というIBMのBlueGene/Qシステムであり、睡蓮は、そのマシンルームの端のコンピュータ室空調機(CRAC)と壁の間の隙間に設置されている。上記の写真に写っている人物がExaScalerのCOOである齊藤公章氏で、同氏が背中を付けているのがコンピュータ室空調機で、壁までの距離は1.5m程度しかない。本来、コンピュータを置くスペースではないのであるが、睡蓮が小さく、液冷なので冷気を供給する必要がないので置けてしまったということになっている。各液浸槽には8枚のマザーボードが垂直に挿入された形で入っており、各マザーボードは2ソケットで、Xeon E5 2660 V2 CPUが2個搭載されている。そして、各Xeon CPUから、PCI Express経由で4枚のPEZY-SCボードが接続されている。ということで、睡蓮全体は32マザーボードで、Xeon E5 2660 V2が64チップ、PEZY-SCボードが256枚で構成されている。液浸槽にはマザーボードの上端を少し超える高さまで、冷媒のフロリナートが入っているが、透明で、よく見ないと液体が入っているのが分からない。32枚のマザーボードからは各2本のInfiniBandケーブルが出ており、液浸槽の間に置かれたMellanox製のIBスイッチで相互接続されている。液浸槽でPEZY-SCやCPUを冷却して、温まったフロリナートはパイプで室外に引き出され、ポンプで冷却器に送り込まれる。冷却器はエアコンと同じようなもので、フロリナートを冷却する。そして手前に見えるのはエアコンの室外機に相当する部分で、外気に熱を排出する。なお、冷却系は冷却槽ごとに独立であり、基本的に同じものが4系統設置されている。この冷却系は、睡蓮が止まっている状態では15℃以下にフロリナートの液温を下げることができるが、稼働している場合の液温は30℃~35℃程度になる。各液浸槽に余裕を持たせるためと、種々の熱交換器の効率を確認する目的で、各液浸槽に2台の冷却器が設置されており、この2台を直列接続するか並列接続するかを実験的に切り替えられる構成になっている。このため、パイプが多く、複雑な配管になっているという。なお、この実験から得られた知見は、次のExaScaler-1.5に反映していくという。
2015年04月02日2014年11月のGreen500では、ドイツのGSI Helmholtz Centerの「L-CSC」というマシンが5,271.81MFlops/Wで1位、高エネルギー加速器研究機構(KEK)の「Suiren(睡蓮)」は4,945.63MFlops/Wで、惜しくも2位となったが、このほど、ExaScalerとPEZYは、HPLプログラムの改良により、L-CSCの記録を上回る性能/Wを達成したと発表した。Green500は実行性能/消費電力で求められるエネルギー効率でスーパーコンピュータ(スパコン)のランキングを行っている。実行性能MFlopsは、Top500と同じHPL(High Performance Linpack)で計測された性能であり、それをLinpackを実行している時の消費電力Wで割る。この電力の測定であるが、コンピュータの消費電力は動作状態で変化する、また、消費電力の大きいスパコンは壁のコンセント1個では電源を供給できず、多数の電力計を必要とする。このため、Green500の電力測定には3つのレベルの測定法が規定されており、そのなかで一番測定が容易なLevel 1という基準が使われることが多い。Level 1では、システムの一部(ただし、全体の1/64以上)の電力を実測するだけで良く、また、HPL実行期間の開始直後の10%と終了直前の10%の期間を除いた部分の内の20%の時間の消費電力を計測すれば良いという規定になっている。この図に示すように、HPL実行時の消費電力は、終了に近づくと減少するのが一般的で、開始から70%~90%の時間で電力を測ることで計測上の消費電力を減らし、高いMFlops/W値を登録するということが一般的に行われている。しかし、これはおかしいということから、Green500のユーザグループでは、HPL実行の一部ではなく、全区間の平均消費電力を使うべきという意見がでている。2014年11月にGreen500で1位となったL-CSCはこの全区間の平均の消費電力を使っており、消費電力が減る70%~90%区間の消費電力を使うと6,010MFlops/Wになると発表された。一方、2位となったExascaler-1の結果は、70%~90%区間の消費電力を使い、また、消費電力にはノード間を接続するInfiniBandスイッチの電力を含まないというものであり、Level 1の規定に合致しているのは当然であるが、L-CSCとの実力の差は20%以上存在した。これに対して、2014年11月のGreen500の発表以降、ExaScalerは睡蓮でのHPLプログラムの改善を続け、このほど、70%~90%区間の電力を使うと6217MFlops/W、全区間の電力を使った場合でも5,452MFlop/Wと、L-CSCの6010/5272MFlops/Wを上回る性能を達成したと発表した。2014年11月から25%あまりスコアを改善した主因はソフトウェアのチューニングであり、ExaScaler-1のハードウェアはまったく変わっていない。Exascaler-1の1つのノードの構造は次の図のようになっており、睡蓮システムでは、左側のIB(InfiniBand)のネットワークインタフェースから32ノードを接続するIBスイッチに接続されている。HPLの計算は、係数行列の左辺と上辺を計算し、その結果を使って、残りの部分をアップデートするという処理の繰り返しになるが、計算量としては残りの部分のアップデート計算が主要な計算処理となる。従って、この部分をアクセラレータに担当させるようにプログラムを書くことになる。しかし、この計算のためにはその時点での行列全体のデータを(分割して)アクセラレータに転送し、アクセラレータでの計算が終わると、残った行列の全部のデータを(分割して)アクセラレータからホストCPUのメモリに転送する必要がある。これに対して、元の行列をCPUのメモリではなく、PEZY-SC側のデバイスメモリに格納するようにHPLプログラムを書き換えることにより、必要な転送データ量を削減した。行列をデバイス側のメモリに置くという計算法は2008年にTop500の1位となったRoadrunnerでも使われており、PEZY-SCでの独創ではないが、PEZY-SCの場合はDDR3 DRAMを使い32GBのメモリを登載しており、CPUメモリとの転送データ量をより少なくすることができるので、効果的である。また、デバイス側のメモリを使うことにより行列のサイズを896000元から960000元に増加させることができ、これも性能向上に貢献している。これらの改善によりLevel-1でのGreen500のスコアは6,217MFlops/W と25.5%向上し、Linpack性能も202.64TFlopsと13.8%向上している。
2015年04月02日世界中のチョコレート愛好家の間で流行している“Bean to Bar(ビーントゥ―バー)”をご存知ですか? カカオ豆(Bean)の焙煎から板チョコレート(Bar)に仕上げるまでの全工程をひとつの工房で作り上げるチョコレートのことです。ここ最近、日本でもじわじわと広まり始め、12月にはビーンドゥーバー専門店「Minimal」が渋谷区富ヶ谷にオープンし、注目を浴びています。ビーンドゥーバーの文化を広めたいという思いからブランドを立ち上げたのは、Minimal代表の山下貴嗣氏。「世界中から選りすぐった品質の良いカカオ豆を仕入れ、ショップ内の工房で、カカオの選別から焙煎、摩砕、調合、成形まですべて行います」とのこと。工房併設の店内は、カカオ豆の香ばしい香りでいっぱい。専門の職人たちが製造している姿をガラス越しに見ることもできます。吟味したカカオ豆の味わいや香りといった個性を最大限表現するため、ミルクやバターは極力使わず、豆と砂糖だけでチョコレートを作り上げるそう。甘さ控えめで、お酒やコーヒーにも合うチョコレートは、男性にもピッタリ。ショップを訪れるお客さんの4割は男性なんだとか。ベトナムやハイチなど、現在仕入れているカカオ豆の産地は、店内の壁の世界地図で確認できます。看板メニューはもちろん板チョコレート。ナッティ、セイボリー、フルーティ、プリミティブ、コンチ、ビター、スイート、オリジナルブレンドと、味も香りも食感も全て異なる8種類がラインナップ。わざと粒子を粗く残したものが多く、豆の香りをダイレクトに楽しめます。それぞれのチョコレートの説明を聞きながら、試食できるので、カレ好みのチョコレートを選べます。同じ板チョコなのにカカオ豆の産地や製造方法でこんなにも味わいが変わるのかと、大変驚きました。取材時に売り切れだったオリジナルブレンド以外の7種類の味わいの違いを簡単にご説明。ナッティは深めのローストによりコクを感じられ、ローストアーモンドやコーヒーのような味わい。セイボリーは逆にローストを抑え、豆の品種に由来の風味を活かし、ミントのような柔らかい刺激を感じます。フルーティは、ブラックベリーのような爽やかな味わいでワインにピッタリ。プリミティブは、凍結粉砕によるザクリとじた食感で、レーズンのような芳醇な香りが広がります。コンチは、チョコレートの生地を練る工程「コンチング」を長時間かけて行うことでまろやかで豊かな味わいに。ビターは、糖分を抑えてあるのでコーヒーとの相性も抜群。反対にスイートは、カカオ分を抑え、甘く食べやすくしてあります。彼の好みに合わせて選べるのがうれしいですね。手間ひまかけて作られるのに、1枚900~1300円と価格も良心的! 板チョコレート以外に、カカオニブとチョコレートフレークも販売しています。さらに今後、3種類の味わいが楽しめるテイスティングセットや、板チョコとフレークがセットになったギフトボックスの販売も検討中とのこと。ショップにはイートインコーナーも併設され、チョコドリンクやチョコアイスが味わえます。さらにカカオ豆からチョコレート作りができる大変貴重なワークショップも月5回程度実施中。ビーントゥーバーに興味がある人、自分で作ったチョコをあげたいという人は、ぜひ応募してみて。日程はホームページでチェックできますよ。・Minimal 公式サイト
2015年02月07日1月21日から25日まで、パリ発のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ(Salon du Chocolat)」が、新宿NSビル開催される。同祭典の開催は、日本では13回目。本国フランスでの開催は20回を数える。昨年までは、伊勢丹新宿店の催物場で開催されていた同祭典。今年は会場が規模の大きなNSビルになることで、参加ブランド数も増加し、世界17ヶ国、約100ブランドのチョコレートを楽しむことができる。また、今年の開催テーマである「ショコラ、パトリモワンヌユニヴェルセル」(次世代にも伝えたいショコラという名の「世界遺産」)のサブタイトルを「未来へのオマージュ」と据え、来場者に“チョコレートの歴史や文化”を伝え、次世代に継承していくことにも注力する。昨今注目を集めるチョコレートの新潮流の一つに「Bean to Bar」がある。直訳すると、「豆からバー(になる)まで」。つまり、カカオ豆を焙煎して板状にするまでの全工程を表している。チョコレートの素材であるカカオ豆から、チョコレートになるまでの全行程を一貫して行うことで、素材の持つ魅力を存分に引き出し、目の行き届いたチョコレートを丹念に作り上げていく。事実、昨今では、カカオの殻を剥くところから体験できる「Bean to Bar」体験会なども人気が高い。これにあやかり、三枝俊介がグランシェフを務める「ショコラティエ パレ オ ドール」では、原料となるカカオから、段階ごとに形を変えていく、タブレット、ショコラショー、ボンボンショコラまでがセットになった商品も開発したというのだから、消費者の「Bean to Bar」への関心のほどがうかがえる。また、三枝は昨年、日本では初とも言える大規模な「Bean to Bar」工房を開設したことでも知られる。ショコラが秘めた様々な可能性や素材とのマリアージュ、新発想のショコラづくりに情熱を燃やしてきた三枝シェフならではの試みといえよう。ちなみに三枝シェフによると、一般的なチョコレート菓子が1種類の豆から作られることはあまりないという。そのため、さまざまな国で収穫される豆の個性そのものを楽しめるという意味においても、「Bean to Bar」は価値が高いのだ。まもなく開催される「サロン・デュ・ショコラ」でももちろん、「ショコラティエパレオドール」のチョコレートを楽しむことができる。キューバ産の豆を使ったアルチザンタブレット(800円)の他、キャレオショコラ(1,800円)、アルチザンパレドオール(2,500円)など、店舗でも人気の品が勢ぞろいする。本国さながらの豊富なブランドが一堂に会するサロン・デュ・ショコラは、チョコレートの世界の奥深さを知る絶好の機会となるだろう。
2015年01月16日SC14でのGreen500の1位に輝いたのは、ドイツのダルムシュタットにあるヘルムホルツセンターの「Lattice-CSC」というスパコンである。スコアは、5271.87MFlops/Wで初めて5GFlops/Wを超えた。2位は高エネルギー加速器研究機構(KEK)のSuiren(睡蓮)の4945.63MFlops/W、3位は東工大のTSUBAME-KFCの4447.58MFlops/Wで、4GFlops/Wを超えたのはこの3システムだけである。恒例であるが、1位から3位には表彰状が手渡され、その後、1位のチームは、どのようにして高スコアを実現したかなどについて発表を行うことになっている。L-CSCは量子色力学の計算を行うために設置されるシステムで、計算ノードは、ASUSの2ソケットサーバで、CPUは10コアのIvy-Bridgeを2個使用し、それに4台のAMDのFirePro S9150 GPUを接続している。最終的には160ノードのシステムになる計画であるが、まだ、システム構築中で、今回の結果は56ノードで測定されている。ソフトはGPLライセンスで入手できるオープンソースのCALDGEMMとHPL-GPUをカスタマイズして使っているという。次の図に示すように4GPUまでは完璧に性能がスケールしている。次の図に示すように、実線のCPU処理時間が破線のGPU処理時間を下回っていれば、パイプライン処理がうまく働き、全体の95%以上でこの条件が成立している。そして、DGEMMはGPUだけでやらせる方法とCPUとGPUで処理分担する方法を実装しており、両者を使うと2-5%性能が高くなるが、GPUオンリーの方が3-4%エネルギー効率が高い。このため、両者をダイナミックに使い分けているという。なお、このグラフで、GPUオンリーの処理の場合、CPU時間は非常に短く、GPU処理時間が長くなっている。一方、両者を使った場合は、GPU処理時間は多少減り、CPU処理時間は長くなっているが、それでも、概ね、GPU処理時間を下回っている。また、DTRSMについてもGPUに一部オフロードすると、残った行列のサイズが大きい場合は性能上有利であるが、行列サイズが小さくなると逆転するので、これもダイナミックに切り替えてその時点で最良のものを使っている。また、CPUはDVFSを使って最良の条件で動かしている。一般的には低いクロックの方が効率が高いが逆転する場合もあるので、それぞれの時点で最適のクロックを選んでいる。これらの動作条件のダイナミックなチューニングに加えて、GPUにもDVFSを適用し、処理の初期のCPU負荷の小さいときや処理の終盤のGPU負荷の小さいときは、不要なCPUやGPUは低電力状態にしてしまってエネルギーを節約している。そしてハードウェアとしては、HDDを使わない、温度にあわせてファンの速度を調節して電力消費を減らしている。Level 1ではルール上は、コアフェーズの最初と最後の10%の期間を除いた、20%の期間の消費電力を測れば良いことになっているが、70%-90%の期間をとると最後に消費電力が減っているので、この登録ではコアフェーズ全体の消費電力を計測した。結果として56ノードで5295MFlops/Wとなったが、これにInfiniBandスイッチの消費電力257Wを追加して、5271MFlops/Wの値をGreen500に登録したという。これを電力が減少する70%-90%の区間で測定すると、InfiniBandスイッチの電力を含まない値であるが、6010MFlops/Wとなり、問題の規模を小さくして測定すると、6900GFlops/Wまでスコアを上げられるという。このため、電力測定は20%の区間でなく、コアフェーズ全体とすべきと主張している。Level 1ではシステムの1/64を測定すれば良いという点では、一部の良いノードだけが選択的に測定されてしまう恐れがあるので、全体を測定すべきという意見と、100kW以上の大電力を高精度で測るのは難しいので、部分的な測定を認めるべきという両方の意見を併記している。
2014年12月09日11月20日に、スパコンの性能/電力を競うGreen500の新しいランキングが発表された。1位は、ドイツのGSI ヘルムホルツセンターの「L-CSC」というマシンで、5271.8MFlops/Wである。このマシンは「Xeon 2690 v2」をCPUとして使い、アクセラレータとしてAMDの「FirePro S9150」を使っている。そして、高エネルギー加速器研究機構(KEK)に設置されているExaScaler/PEZYの「Suiren(睡蓮)」が、4945.6MFlops/Wで2位にランクされた。そして、前回チャンピオンの東京工業大学のTSUBAME-KFCは4447.6MFlops/Wと前回の4389.8 MFlops/Wからスコアを伸ばしたものの3位となった。Suirenは、Xeon E5-2660 v2を2ソケット、それに1024コアのPEZY-SCを2チップ搭載したアクセレレータを4台接続したものが構成単位のノードとなっており、全体では32ノードを4台のESLC-8液浸冷却槽に収容している。システム全体ではXeonを64個、PEZY-SCを256個使用しており、これでLINPACK性能187.1TFlopsを実現している。そして消費電力は37.8kWで、結果として4945.6MFlops/Wというスコアを実現している。なお、ExaScalerとPEZYは、11月6日に153.7TFlopsで4020MFlops/Wという値を発表しているが、最終的にTop500やGreen500に提出した数字は、これらよりも20%あまり高い数字になっている。また、11月14日には191.0TFlops、4450MFlops/Wという値を発表しているが、これと比べると、最終的な性能は若干下がったものの、Green500の評価尺度であるMFlops/Wでは10%あまり改善しており、TSUBAME-KFCに差を付けた。なお、SuirenはTop500では369位にランクされており、NVIDIA、AMD、Intel以外のアクセラレータを使っている唯一のマシンである。PEZYの社長でExaScalerの創立者である齊藤元章氏は、「ExaScaler/PEZYは両社を合わせても技術者が20人あまりという小さな所帯であるが、小回りが利き、全員が一丸となってGreen500の上位入賞を目指して頑張った成果である」という。本当にTop500にランクインできるか、Green500で上位入賞できるか、直前までわからない状況であったが、とにかく頑張って、LINPACK性能を上げるチューニングと消費電力を減らすチューニングを頑張ったことで今回のGreen500 2位を実現できたという。今後も、来年6月に向けて改善を続け、Top500やGreen500のスコアを改善して行く。また、それと並行して、KEKを始めとするユーザと協力してSuirenの利用を進めることと、ユーザからみた性能の改善に引き続き努力していくとのことである。
2014年11月21日ハロウィンの季節、我が家で毎年登場するのがこの絵本、「Go Away, Big Green Monster!」/Ed Emberley(著)です。 ページを一枚一枚めくるごとにモンスターの顔ができあがっていくという仕掛け絵本。最初のページに現れる、“two big yellow eyes”から子ども達は絵本にくぎ付けになります。絵本の前半で、徐々にモンスターの顔が完成すると、後半はそのモンスター退治!「Go Away! (あっちへいけ!)」のかけ声とともに、今度はモンスターの各パーツを追い払います。日常でも使える「Go Away!」のフレーズを叫びながら、親子で一緒に読み聞かせを楽しめるはずです。具体的な方法を、次のページでご紹介しましょう。絵本の文中には難しい形容詞も出てきますが、イラストから意味が推測しやすいので、英語がわからなくても大丈夫。モンスターの顔を表現した“a big scary green face”のような<[数詞]+[形容詞] +[色]+[名詞]>という英語の語順のルールも、特に意識せず、読み聞かせの過程で自然と身についていくでしょう。読み聞かせると英語のルールが身につくとはいえ、そこはあくまでも読み聞かせ。英語を教える・覚えさせることに重きを置くのではなく、英語に自然に触れる・楽しむという視点を大切にして読み聞かせることをおすすめします。この絵本はまた、洋書独特の色使いや装丁も素敵なので、ハロウィンの時期にインテリアの一部として、本棚に表紙が見えるようにディスプレイするのもおすすめです。■英語で絵本読み聞かせのワンポイントアドバイス洋書絵本にはCD付きで販売されているものも多くあります。この「Go Away, Big Green Monster!」もCD付きバージョンが販売されています。CDには、ネイティブの発音で読み聞かせた音声のほか、メロディも収録されているので、さまざまな楽しみ方ができます。絵本をひと通り読み聞かせた後に、曲にのせて簡単な振り付けを考えて踊ってみても楽しいですよ。今年4歳になる私の息子も、昨年3歳のハロウィンの時点で、 「Go Away」の歌を振り付けありで教えたところ、言いやすいのか早速マスターしていました。しかも、今年もすでに、私が口ずさむ「Go Away」の歌に合わせて、とても元気に合いの手を打ってくれます。今回の絵本のメインとなっている「Go Away!」というフレーズそのものが、応用の効く言葉ですので、絵本をキッカケに、さまざまな場面での英語のアウトプットにつなげられると思います。子どもたちが好奇心を持って言葉を吸収し、しゃべったり歌ったりしている姿を見るのもまた楽しいものです。ハロウィンの時期、ご家庭で定番の1冊にしてみてください。
2014年10月03日ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社が、今年4月に全国に向けて新発売された無糖炭酸水「GREEN SHOWER」の夏キャンペーンを実施中です。キャンペーンの内容は、JR山手線の複数駅に設置されている気化式涼風扇(アクアクールスリム(株)鎌倉製作所製)のうち、5駅6箇所で8月1日(金)~8月28日(木)まで「GREEN SHOWER」の広告ラッピングをする、というもの。このキャンペーンは涼風機の“涼しくて爽やかな風”と「GREEN SHOWER」の特長である“爽やかで清々しい”イメージが一致することから生み出されたそう。夏の駅構内って、ものすご~く暑くて蒸しますよね。通勤で毎日駅を利用する女性たちにとっても、かなりうれしいキャンペーンなのではないでしょうか。ちなみにこのラッピング涼風機が設置されているのは、JR山手線の品川駅(中央改札内・2台)、新宿駅(南口改札内・1台)、渋谷駅(南改札内・1台)、高田馬場駅(早稲田口改札内・1台)、大崎駅(北口改札前・1台)で、涼風機をラッピングするのは同社が初とのことです。同社はこのラッピング涼風機の展開に合わせて、8月5日(火)と8月6日(水)に「GREEN SHOWER」のサンプリングを実施。以下2種類の方法でサンプリングが行われました。1.自販機サンプリング商品の案内をお聞き頂いた方に自販機で冷えた「GREEN SHOWER」をお一人様1本プレゼント。2.セットサンプリング展示されている“GREEN SHOWER MONSTER”と一緒に写真を撮った方に、商品・オリジナルうちわ・オリジナルクリアファイルのセットをプレゼント。“GREEN SHOWER MONSTER”とは、「森のように青く香るその大きなからだに触れると、人は心地よい、優しい気持ちになれるという、不思議なホップの精」。「GREEN SHOWER」を飲んだ時の言葉に出来ない「香り」「味」が具現化した怪獣で、主に「GREEN SHOWER」を飲んでリフレッシュした時や、リラックスした時に現れるキャラクターなのだそう。見ているだけで暑さを瞬時、忘れさせてくれそうな爽やかな見た目をしています。そして、サンプリングの模様はというと、記者が訪れたのは平日の午前中から午後にかけてという、もっとも人が少ない時間にもかかわらず、大盛況! 夏休み中のちびっ子&ママの姿が目立ちましたが、サラリーマンが時間を割いてワクワクしながら列に並ぶ姿も印象的でした。サンプリングをもらうために並んだ人たちは、まずは“GREEN SHOWER MONSTER”のインパクトに夢中になりますが、次に注目するのがラッピング涼風機。それもそのはず、自動販売機並みの大きさなのに、強力なパワーを兼ね備えているからです。駅構内が蒸して高温のため、記者は暇を見つけてはこのラッピング涼風機にお世話になりました(笑)。ちなみにみなさんは、「GREEN SHOWER」を体験したことがありますか? 記者は今回、初めて試飲しました。まずはキャップを空けると爽やかなグリーンの香りに心が癒やされ、飲んでみるとほのかなマスカット味がして、口の中がさっぱりします。それほど炭酸がきつくないので、炭酸水初心者にも最適な味わい。リラックス&リフレッシュできそうな炭酸水で、実は炭酸水が苦手だった記者ですが、この原稿を書きながら1本、飲みきりました(笑)。駅構内でラッピング涼風機を見つけたら「GREEN SHOWER」を飲みたくなりそうです。夏の暑さを和らげてくれそうな「GREEN SHOWER」、盛夏にこそ体験してみて下さいね。ハマりますよ! ・ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 公式サイト 「GREEN SHOWER」についての詳細は こちら
2014年08月18日ここ数年、女性の一人晩酌が増えています。一人でBarへ行く人もいれば、コンビニなどで好きなお酒を買いこみ、家で一人の時間を満喫しながら飲む人も。■同じ「おひとりさま」でも…この2パターンは、同じ「おひとりさま飲み」でも女度でいうと大きく違ってきます。もちろん、仕事で疲れた後に誰にも気兼ねすることなく、一人で美味しいお酒を満喫できる時間はまさに至福。ストレスをためないためにも楽しむ時間はとても大切です。ただ、そもそも残念ながら、アルコールは美容には大敵なのです。■アルコールの弊害アルコールは心地よい眠気を誘って、寝つきをよくする作用があります。ただし、実は覚醒作用もあり、この眠気が長続きせず、2~3時間ほどすると必ず覚醒してしまうのです。その結果、気持ちよく眠りについたつもりでも、浅い睡眠となり、結果的に睡眠の質を下げてしまうことになります。眠りについて最初の3時間の間に多く分泌される成長ホルモンは新陳代謝を活発にし、お肌の再生や筋肉の成長、また脂肪の燃焼にも関わっています。しかし、最初の3時間が質のよい睡眠でない限り、この恩恵をしっかりと受けることができません。その結果、睡眠というどんな美容液でも叶わない最高のエステタイムがないままに終わり、そんな日々が続けば、お肌の調子も徐々に悪化していきます。また、酔いがまわると食欲まで旺盛になってしまうので、ダイエットを意識している方には気を付けてほしいところです。お酒を飲みすぎると、体内でアルコールを分解するために肝臓では血液中の糖分を大量に消費します。そのため脳が空腹状態と認識し、お腹が空いたような感覚になってしまうことが原因です。そう、飲みすぎはまさに美容の敵だと思ってください。アルコール濃度を薄め、飲みすぎを防止するためにも、飲むアルコールと同量の白湯を一緒に摂るとよいですよ。画像:carla9/Fotolia.com■一人飲みならどちらがよい? 家で一人で飲んでいると、時に歯止めがきかなくなります。お酒の量もおつまみも。また睡魔に襲われ、メイクも落とさず、そのまま眠りについてしまうという最低な事態になってしまう場合も。Barの場合はいかがでしょうか。一人ならば多少周りも気になりますし、どうせならば思い切りお洒落をしてその時間をクールに満喫したいもの。ピンと姿勢を正し、上品にお酒を楽しむことによって、飲みすぎ防止になります。また人目を気にしたり、あるいは帰りのことも考え、飲む量、食べる量もほどほどでセーブがきくことでしょう。その上、自宅まで帰る訳ですから適度に酔いから覚めて眠りにつくことができます。多少遅い時間に飲み食いしてしまったとしても、常に美を意識して過ごすことが、女度をさげずにいれる秘訣です。自宅で一人晩酌をする場合は、まずお風呂に入り、身支度を整えること。また買ってきたおつまみを食べる場合もやはりお皿に上品に盛って、食卓をお洒落に演出してみましょう。家でも外でもだらしなく飲むスタイルであれば、どちらの「おひとりさま飲み」もNG。結局は、女という意識を忘れずに、その時間を優雅に楽しむことが重要ということですね。
2014年03月02日(画像はチョコレートデザイン株式会社プレスリリース)横浜に注目のチョコレートショップ日本には世界各国のチョコレートの名店が出店しています。各お店のチョコレートの新作が出るたびに雑誌やテレビで取り上げられ、今や日本人の生活に欠かせないスイーツとなりました。チョコレートにこだわる人が増え、高品質で美味しいチョコレートが求められる中、横浜に注目のチョコレートショップが登場します。2014年1月10日、チョコレートデザイン株式会社は1月18日(土)に「バニラビーンズ みなとみらい本店」をオープンすると発表しました。「BEAN TO BAR」チョコレートショップの多くは、「クーベルチュール」といわれるココアバター含有量の多いチョコレートを使ってお菓子を製造しています。「クーベルチュール」はカカオ豆を焙煎し板状にしたもので、その全行程は「BEAN TO BAR」と呼ばれ、現在は大手企業など一部のメーカーがその製造を担っています。しかし、最近中規模チョコレートショップでも「BEAN TO BAR」をはじめる動きがあり、「バニラビーンズ みなとみらい本店」では中規模企業では初めてショコラティエがカカオ豆から「クーベルチュール」をつくる本格的な機械を店舗に導入しました。店舗内のチョコレート工房はガラス張りになっており、製造工程の見学もできるとのこと。できたての美味しいチョコレートを目や舌で楽しみに、「バニラビーンズ みなとみらい本店」を訪れてみてはいかがでしょうか。【参考リンク】▼チョコレートデザイン株式会社HPニュースリリース▼チョコレートデザイン株式会社プレスリリース
2014年01月16日