ルーティンになりがちな日々のくらし。もの選びも"なんとなく"や"とりあえず"になりがちだけれど、ママが子どもや夫、家族、自分のために日々行う小さなセレクトを限られた時間のなかでじっくりちゃんとセレクトできるコツをお伝えします。家に帰ることが楽しくなるインテリアや、家事がスムーズになるお役立ちアイテム、便利なお掃除グッズ、将来を見据えたお金についてなど、ママが助かる、時短になる情報を提供します。 (19832/19842)
ネット社会にはびこる裏サイトの罠にはまった女子高生を助けるべく、勝手に正義に目覚めたしがない男3人が巻き起こす奮闘劇を笑い満載に描いた『守護天使』。『キサラギ』の佐藤祐市監督の下、お笑い芸人・カンニング竹山がキレキャラを封印して映画初主演に挑んだ本作が6月20日(土)に公開初日を迎えた。上映後には監督と竹山さんはじめ、共演の佐々木蔵之介、與真司郎(AAA)、忽那汐里が揃い、満員御礼の中、舞台挨拶を行った。公開に先駆けて、南は沖縄で海のゴミ拾い、北は札幌で一日警備員など、映画に因んだ“勝手にお助けキャンペーン”を全国で大々的に行ってきた竹山さん。満員の客席を前に、「いろいろやってきましたが、全て初日を迎えるための序章だと思ってがんばってきました。お笑い芸人なので泣きませんが、泣きたいくらいの感動です」と感嘆の表情を見せた。そんな竹山さんと劇中、息のあった掛け合いを見せるのがチンピラ役の佐々木さん。「竹山さんを俳優だと感じたことはないです(笑)。ただ、最後のシーンの竹山さんはすごく格好良いです!竹山さんが役に一所懸命に取り組んでいる姿が、役の須賀と重なってすごく良かったです」と称賛した。また、佐藤監督も「竹山さんが主演で驚く人もいると思うけど」と前置き、「現場で無駄な会話がたくさんあったおかげで、役者間の遠慮がなくなってすごくいい現場になっていった。そういう魅力が竹山さんにはあると思う。竹山さんががんばっている姿がすごく愛おしく、可愛く思えました」と現場での竹山さんの人柄に触れた。一方、本作が映画初出演となった與さんは「すごい役者さんばかりだったので、緊張しすぎて現場に行くのが怖かったくらいです。でも映画が好きなので、出演できてすごく嬉しかったです」と初々しいコメント。同じく初出演のヒロイン、忽那さんも撮影をふり返り「いい思い出といい作品に出会えて良かったです。最後のシーンは3、4日かけて撮影したのですが、そのとき竹山さんはふんどし、日村(勇紀・バナナマン)さんがブリーフという格好で、最初は目のやり場に困りましたが、徐々に慣れました(笑)」と苦笑気味に思い出を語った。さらに、今回男性陣は“守護天使”ということで天使の羽を付けて登場。佐々木さんの「飛べたら良いな」という発言に観客から「かわいい!」という声があがると、「俺が一番似合ってるんだよ!」と竹山さんがキレる一幕もあり、会場は笑いに包まれた。最後に「僕の目指すのは“笑ってても泣ける”、“泣いてても笑える”作品。今回はそのような映画が出来たと思います!」と監督の自信のコメント。竹山さんは「1年前くらいから今日のような満席を見れるようにがんばってきました。みなさん楽しそうな顔をしているので、映画をやってきて本当に良かったと思う!映画というものがすごく好きになったのは、みなさんのおかげです」と深い感謝の言葉で渾身の一作を送り出した。『守護天使』は渋谷HUMAXシネマ、角川シネマ新宿ほか全国にて公開中。■関連作品:守護天使 2009年6月20日より渋谷HUMAXシネマ、角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2009映画「守護天使」製作委員会■関連記事:キレを封印して映画主演に初挑戦カンニング竹山「この映画で人生観が変わった」カンニング竹山が恋する天使に!?『キサラギ』監督最新作で映画初主演
2009年06月23日最新作『トランスフォーマー/リベンジ』が世界に先駆けて日本公開中のシャイア・ラブーフとミーガン・フォックス。来日時のプロモーション活動でも息の合った名コンビで、互いについて「セクシー」、「ハンサム」と讃え合ってみせるのだが、「ただの友達同士」と恋愛については否定的だった。しかし、どうやら様子が少し変わってきたようだ。長期間のプロモーション・ツアーを終えてロサンゼルスに戻ったいまも、2人は行動を共にしている。21日の朝には、数か月前に遭った交通事故の後遺症治療に出かけるシャイアをミーガンが車で送っていく姿が目撃されている。ミーガンの車が午前7時にシャイアの家の前に停まっていて、8時頃に2人はシャイアの家から出て来て、まずはバーバンクにあるドーナツ・ショップに出かけたという。ミーガンは婚約していたブライアン・オースティン・グリーンと破局したばかりで、英国や日本、ロシア、フランス、ドイツをめぐった『トランスフォーマー/リベンジ』のプロモーション・ツアーの間ずっと「私はまたシングルになったの」と言い続けていた。それを受けて、シャイアが「じゃあ、僕が彼女とデートしようかな」と冗談っぽく話していたが…。果たして、これから全米公開となる映画のための壮大なプロモーション活動の一環なのか、それとも真剣な交際に発展するのか?答えが出るまでは時間がかかりそうだ。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:トランスフォーマー/リベンジ 2009年6月20日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】ハリウッド一セクシー男子は『フットルース』のあの人!シネマカフェ独占!日本未放映のUS版『トランスフォーマー』TVスポットが到着前作から“変身(=トランスフォーム)”?シャイア・ラブーフが明かす成長の軌跡『トランスフォーマー』新加入の2人が明かす舞台裏の応酬とは?『ターミネーター4』10億超スタート!梅雨真っ只中の興行戦線やいかに?
2009年06月23日COBS ONLINEの会員に対して、2009年6月2日から6月12日にかけて「会社の飲み会に関してのアンケート」を実施した(N=1,000)。「仕事、会社絡みの自腹での飲み会は月に何回くらいありますか?」の質問に対し、月に1回以上あると答えたのは全体の71.1%で、月に2回以上あると回答したのは21.3%だった(図1)。また、「自腹での飲み会の参加費がいくらまでなら参加してもいいか」と聞いたところ、5,000円以下なら参加すると答えたのは95.9%になり、3,000円以下なら参加すると回答したのは31.6%だった(図2)。男女別でみたところ、男性は4,001円以上でも参加すると答えている人が50.5%と過半数を超えているのに対し、女性では32.3%だった。また、4,000円以下と答えている人は女性では67.7%だった(図3)。このことから、男性の方が飲み会に対しての予算が高くなっていることが分かる。また、「毎月、経費を使っての飲み会はありますか?」の問いに対しては、はい31.4%、いいえ68.6%となった(図4)。会社の飲み会へ参加する動機について比較したところ、「出来る限り参加しない」と答えた人は自腹の場合は15.9%だったのに対し、経費では7.8%と8ポイント少なくなった。一方、「趣旨などに関係なく誘われたらほぼ必ずいく」と答えた人は自腹の場合26.2%なのに対し、経費では43.6%と大幅に増えた(図5)。これにより、飲み会自体には「余計な出費となる」、「付き合いが面倒だし、早く帰りたい」などの理由で消極的な人も、経費でまかなわれる場合には参加してもいいと思っている人が多いことが分かる。なお、経費で支給される金額は一人あたり3,000円から5,000円が全体の68.1%を占めており、主流の金額と言えそうだ(図6)。COBS ONLINE会員アンケート「会社の飲み会に関してのアンケート」より抜粋(期間:2009年6月2日~6月12日、集計人数:1,000名)完全版(画像などあり)を見る
2009年06月23日2007年のクランクインから、立山連峰にて200日を超える日々の撮影を敢行。優に3,000メートルを越える標高での撮影も行われ、そのときの最低体感温度は氷点下40℃という、まさにスタッフ、キャスト陣の苦労の結晶として誕生した『劔岳点の記』が6月20日(土)、ついに全国公開を迎えた。初回上映後には舞台挨拶が行われ、木村大作監督を始め、主演の浅野忠信、香川照之、松田龍平、宮崎あおい、仲村トオルが登壇した。木村監督は開口一番、映画を観終わったばかりの観客に向け「いま、山を登り、降りてきたみなさんは我々の仲間です!本当に本当にありがとうございました」と力強く呼びかけた。この監督の言葉に会場は感動ムード…と思いきや監督はすぐに「しかし、朝9時半に映画を観に来るという神経が分かりません」と語り、会場は爆笑に包まれた。主人公の柴崎芳太郎役の浅野さんは「やっと、こうして初日を迎えることが出来て嬉しいです。男としても、俳優としてもいろんなことをこの作品を通じて学びました」と充実した表情で語った。さらに、撮影中に山で監督と語らった思い出を披露。「夜9時消灯、朝4時起床で山に登るという毎日の中で、自分と向き合う時間が多くなりました。そんな中で眠れない夜に、タバコを吸って考えごとをしている監督に自分のことを話したい気持ちになりまして…。人生のヒントをいただきました」とふり返った。測量案内人・宇治長次郎に扮した香川さんは、「舞台袖で待ちながら、神聖な気持ちになりました。毎日見ていた…いや、我々を見下ろしていた劔岳が後ろにある気がして、この映画は劔岳そのものが見守ってくれているのだと強く感じます。山を下りているときに監督がおっしゃった『お前らいま、楽だろう?それは下りているからだ。登っているときは辛く、落ちていくときは楽なものなんだ』という言葉が忘れられません」と時折、声を詰まらせながら語った。松田さんは、測量を通じて成長を遂げていく生田を演じた。「二度とない一瞬を切り取った、木村監督の映画に出演できて幸せです。監督は、すごく素敵な方でした」と笑顔で語った。紅一点、柴崎の妻・葉津よに扮した宮崎さんは「私は数日間の参加で、この場にみなさんと一緒に立たせていただき幸せです」と挨拶。木村監督が現場で唯一、怒鳴らなかった俳優、と言われる宮崎さんだが、木村監督について尋ねると「すごく優しくしてくださいました。これから先も、大作さんに気にして見てもらえる役者でいられたら、と思います」と決意を語った。これには69歳・木村監督、「僕も男ですから、クラクラっときます」と照れ笑いを浮かべ再び会場は笑いに包まれた。柴崎のライバルである日本山岳会の小島烏水役の仲村さんは「傑作、超大作(だいさく)に携われて嬉しいです。烏水(うすい)という名前ですが、存在が薄いと言われないようにがんばりました」と感動的な雰囲気の中でダジャレを連発しながら挨拶し、観客の笑いを誘った。さらに会場には、監督、キャスト陣と苦楽を共にしたスタッフ陣も駆けつけ、初日を祝った。スタッフの一人は「20年経っても、30年経っても、監督が亡くなられても歴史に残る作品が出来たと思っている」と一同の気持ちを代弁し、客席からは大きな拍手がわき起こった。『劔岳点の記』は全国にて公開。■関連作品:劔岳点の記 2009年6月20日より全国にて公開© 2009『劔岳点の記』製作委員会■関連記事:【どちらを観る?】男たちの不屈の魂、激突!『劔岳点の記』VS『蟹工船』浅野忠信&香川照之を9時間歩かせた鬼監督を宮崎あおいがつぶらな瞳で骨抜きに!男たちの熱き大和魂がここにシネマライブ!『劔岳点の記』試写会に30組60名様ご招待『劔岳』木村監督全国制覇も、出迎え仲村トオル失言「遺作にならないか心配してた」?日本地図完成のために命を懸けた男たちの記録『劔岳点の記』試写会に30組60名様をご招待
2009年06月22日主人公の少年・ヨシオと、彼にしか見ることが出来ない不思議な存在“いけちゃん”の交流を通じて、どこか寂しさや儚さを散りばめつつ少年の成長を綴った感動作『いけちゃんとぼく』が公開を迎えた。原作となった漫画家・西原理恵子の手による絵本は、絵本という枠を飛び出して、出版当時から多くの人々に絶賛されてきた。作家の角田光代さんもそんなファンの一人。作家の方に「いけちゃんとぼく」を語ってもらう特別企画「いけちゃんと恋愛小説家」もいよいよ最終回。角田さんにその魅力をうかがった。まず、角田さんにとって“いけちゃん”とはどういう存在なのだろうか?そして作品を多くの人が愛してやまない理由はどこにあるのか聞いてみた。「自分が子どものとき、愛されている実感というのはあんまりないと思うんです。『大事にされなかった』と思いこんでいる人も多いと思うし、『私はすごく大事にされ、愛されて育った』と言っている人ですら、両親もしくは周囲の大人たちが、どんなふうに自分を大事にし、愛したのかはわからないはずなんです。それが、いけちゃんの言葉、視線に触れることで『あっ!』と思い出す、というか、気づく瞬間がある。あ、こんなふうに見守られていたんだな、と。だれにも何にも傷つけられることがないようにと願われていた繭のなかの世界を、そういうもののなかにたしかにいたということを、思い出すんだと思います」。角田さんは「その幸福で美しい繭の世界を、でも私たちはいつしか出なくてはならない」と少年の成長に言及しつつ、さらに物語が持つ魅力をこう表現する。「この作品のすごいところは、出ていく側の孤独も、見送る側のさみしさも、読み手は両方わかってしまう、ということなんだと思います。そうしてこの作品のなかでは、それは親と子の関係を超えて、男女の愛情というものにも共通している。出会って、恋をして、相手の幸福を願い、でもまたいつか、別れていく。男と女、親と子、恋人、夫婦…だれしもが自由に入れる扉が、この作品にはいくつもあって、だからだれしもすっと入って、そこにある美しいものと、ひりつくような孤独を見て、泣いちゃうのではないでしょうか」。角田さん自身、かつては「自分はあまり親に大事にされていない子供だと信じていた」とか…。「もともと暗い性格なので、子どものころ、孤独感というものがすごく強かったので。でも子どものころに書いた作文を読み返すと、やっぱりいかに幸福な繭の世界に住んでいたかと思わされるわけです。もう父も母も、おばも亡くなり、私の子ども時代を知る人はいないのですが、『いけちゃん』を(原作でも映画でも)読んだり観たりすると、その幸福に触れられるように思うんです」。そして、この物語から思い起こされる、自らの少女時代のこんなエピソードを明かしてくれた。「私は家からバスと徒歩で一時間かかる小学校に通っていたのですが、入学して数か月は、仕事を休めない母親に頼まれて、無事に学校にいけるか、また帰ってこられるか、変装しておばがあとをつけていたそうです(変装していたのは私が見つけるとおばにたよるようになってしまうため、だそうです)。私はそのことを三十歳近くなるまでずーっと知らなかったんです」。映画を、角田さんは“いけちゃん”の視点で追っていったという。「私には子どもはいませんが、子どもがおっきくなっていってしまうときの親の孤独というものがわかった気がしました。あとは、やっぱり好きな男の人が子どものころに抱えていたはずの、孤独や根拠のないかなしみを思って、『だいじょうぶ』と言いにいきたくなる気持ちとか、至極よくわかりました」。また原作には描かれない、子どもの成長をそっと見守る“母”の姿も心に残ったようだ。「おかあさんがいけちゃんに『ありがとう』と言うところがすごく、すごく好きでした。子どもの孤独に寄り添うのは、いつだって親ではない。どんなに愛情あふれる両親だって、どうしても入りこめない子どもの領分がある。そのとき子どもは何に救われているのか。そのことを、ああ、おかあさん、わかってくれていたんだな、わかってくれているのがおかあさんだよな、と思って、泣いてしまいました」。最後に、『いけちゃんとぼく』の持つラブストーリーとしての側面について尋ねた。「原作でも、映画でも、いけちゃんは子どものヨシオに、世界はすごくいいところだしきみはそんな世界にちゃんと迎えられる、ということと、でも理不尽なことだってたくさんあるんだということを伝えます。それは一見、母親の役割のようですが、でも、もし自分が子ども時代の彼に会えたら、いちばん伝えたいこと、やりたいことって、そんなふうに彼の孤独に寄り添うことかもしれないと、気づかされました。恋愛しても、結婚しても、相手はどうしたって他人で、自分とは異なる世界を持った一個人なわけで、だからこそ人と関わることはゆたかでもあり、かつさみしさも連れてくるのですが、そのことが原作にも映画にも、とてもよく描かれていると思います。ここに描かれた愛情というのは、母とか恋人とかの分類なしに、すごくすごくでっかいもんだと思います」。角田光代(かくたみつよ)1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞してデビュー。96年「まどろむ夜のUFO」で野間文芸新人賞、98年「ぼくはきみのおにいさん」で坪田譲治文学賞、「キッドナップ・ツアー」で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞、05年「対岸の彼女」で直木賞を受賞。著書は「恋愛旅人」、「エコノミカル・パレス」、「空中庭園」、「愛がなんだ」など多数。特別連載「いけちゃんと恋愛小説家」・vol.1 小川洋子・vol.2 梅田みか『いけちゃんとぼく』蒼井優インタビュー『いけちゃんとぼく』ともさかりえインタビュー 西原理恵子、角川書店、 2009「いけちゃんとぼく」製作委員会■関連作品:いけちゃんとぼく 2009年6月20日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2009「いけちゃんとぼく」製作委員会■関連記事:悩める母・ともさかりえいまでもいけちゃんが見える?「逃走癖があるので(笑)」いけちゃんと恋愛小説家 vol.2 梅田みか少年と少女、男と女それぞれの思いいけちゃんと恋愛小説家 vol.1 小川洋子寂しさと共に息子の成長を見つめる母「胸が苦しくなった」 蒼井優が明かす“いけちゃん”と“ぼく”をつなぐ心の会話
2009年06月22日みなさん、最新ニュースを一挙にお届けしますよ!まず最初に、先週、イケメン俳優のチェイス・クロフォード(写真/私のお気に入り「ゴシップガール」で脚光を浴び、リメイク版『フットルース』に主演)が「People Magazine」誌で“最もセクシーな独身男子”に選ばれました!同誌で、彼は大人気カントリー・ミュージシャンのキャリー・アンダーウッドと交際していた頃の話や、「ゴシップガール」での共演以来の親友、エド・ウェストウィックがゲイといううわさについて話しています。ちなみに、今回で10周年目を迎えるこのランキング。選ばれた45人のイケメンの中には、クリス・パイン(『スター・トレック』)にロバート・パティンソン(『トワイライト』)、シャイア・ラブーフ(『トランスフォーマー/リベンジ』)、そして「アメリカン・アイドル」で人気を博したアダム・ランバートなどもランクインしています。次に、先日制作開始をお伝えした『ゴーストバスターズ』最新作に、ジャック・ブラックが出演を熱望しているようですよ!ジャックといえば、夏の新作『YEAR ONE』(私の夏のお薦めムービーの一本!)で『ゴーストバスターズ』のオリジナル俳優、ハロルド・ライミスと共演していますが、本作への出演を彼に懇願し続けていたそうです。「僕はゴーストを倒せるよ!ゴーストなんて怖くないからね!」と記者陣に言い放ったジャック。もし本当に出演が決まったら、新『ゴーストバスターズ』は大ヒットになること間違いなし!さて、みなさん「Twitter」って知ってますか?読者の中には既に登録している方もいるかもしれませんが、友人と連絡を取るのに便利ですし、最近では商品や企業、さらにセレブリティたちまで、プロモーションの場として利用されています(ちなみに、私のアカウントはです)。その中でも熱心な支援者でありユーザーなのが、ハリウッドの大物カップル、デミ・ムーアとアシュトン・カッチャーです。しかし、スターにとってTwitterが災いの元になることも…。いま最もTwitterに怒りを感じているのはこの人、ジャスティン・ティンバーレイクでしょう。先週の月曜夜、ジャスティンはナイトクラブで、彼女のジェシカ・ビールとは違う、ダークブラウンの髪の女性と抱き合っているところを目撃されてしまいました。そして、同じクラブにいた誰かがその写真をTwitterに投稿したのですが…その犯人がTwitter常連者のリンジー・ローハンだというのです。リンジーが2人の写真を撮って“jb(ジェシカ・ビール)を裏切ったのは誰?”と書き込みしたとのこと。しかし、リンジーはこれを完全否定、誰かが彼女のアカウントを利用して書き込んだのだと訴えています。曰く「私は自分の私生活のことは書き込まないわ。無論、他人の人生のことなんて!私は失敗から学んだのよ」とリンジー。これは本音なの?元ガールフレンドのサマンサ・ローソンと別れたりくっついたりの関係をそのたびに綴っているのは誰かしら?もっとも2人は数日前にまた別れたみたいですが…。最後に、月曜日はセレブ・ゴシップ注目の日ですよ。リアーナとクリス・ブラウンが初めて法廷で顔を合わせるんです!クリスを担当するセレブ弁護士、マーク・ゲラゴス(マイケル・ジャクソンや万引き騒動を起こしたウィノナ・ライダー、そして数週間前にタイのホテルで遺体で見つかったデヴィッド・キャラダインの遺族を弁護)は、2度目の上訴を試みましたが、これを棄却されました。若いセレブ・カップルにとって法廷で顔を合わせるのはこれが初めてとなり、リアーナは元彼に対して証言することを求められています。この予審で、次の陪審に進むための証拠が十分に揃ってるかどうかが判断されます。私の予想では、十分揃ってると思います。あなたはどう思いますか?また一波乱が起きそうですね!(text:Lisle Wilkerson)© Splash/AFLO■関連作品:ゴシップガール [海外TVドラマ]TM & © Warner Bros. Entertainment Incフットルース (原題) 2010年公開スター・トレック (2009) 2009年5月29日より丸の内ルーブルほか全国にて公開Star Trek (2009) Directed by: J.J. Abrams Photo Credit: Industrial Light and MagicTM & Copyright ©2009 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.トワイライト〜初恋〜 2009年4月4日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2008 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.トランスフォーマー/リベンジ 2009年6月20日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連記事:シネマカフェ独占!日本未放映のUS版『トランスフォーマー』TVスポットが到着前作から“変身(=トランスフォーム)”?シャイア・ラブーフが明かす成長の軌跡『トランスフォーマー』新加入の2人が明かす舞台裏の応酬とは?『ターミネーター4』10億超スタート!梅雨真っ只中の興行戦線やいかに?【ハリウッドより愛をこめて】クリス・ブラウン、女性保護団体からの脅迫にパニック?
2009年06月22日「てぃだかんかん」=沖縄の方言で、“太陽さんさん、太陽ギラギラ”を意味する。沖縄のかつての美しい海を、愛する妻と子供たちに見せたいというたった一つの願いがきっかけで、サンゴ礁の再生に挑み、世界で初めてサンゴの産卵に成功した男・金城浩二と、彼を支える家族の絆を描いた感動の実話『てぃだかんかん』が来年公開される。主演を務めるのは、人気お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史。その愛妻に『容疑者Xの献身』や『余命』など女優として確固たる地位を築いてきた松雪泰子が扮し、この異色コンビが固い絆で結ばれた夫婦を演じる。『無問題2』(’01)以来の主演作となる岡村さんは、バラエティで見せるキャラクターを一切封印し、今回俳優として本格的な演技に挑戦。久しぶりの演技に「プレッシャーを感じております。周りのみなさんに迷惑をかけないよう必死です。父親役はプライベートでも体験していないので、完全に想像で取り組んでいます」と緊張の伝わる意気込みを見せる。共演の松雪さんについては「役柄もそうですが、本当に人魚みたいな方だなーと思いました」と、その美貌にすっかり虜になっているよう。一方、松雪さんは、「金城さんのエピソードは信じることで物事を具現化していく力強さやポジティブな生命力を感じるので、とてもやりがいがあります」とコメント。自身も一児の母親だが、物語の発端となった金城さんの親心について、「とても純粋で素晴らしいと思います。物質的なことにとらわれず、生きることはいまの世の中難しい部分もあるかと思いますが、人間が生きる上で本質的に必要なことを改めて再認識させてくれる気がします」と共感を寄せている。また、夫役の岡村さんの印象を聞かれると、「(岡村さん扮する)健司というキャラクターをとてもチャーミングに、豊かに表現されていると思います」と称賛の言葉を贈った。メガホンを握るのは、『デトロイト・メタル・シティ』の李闘士男。『デトロイト〜』では松山ケンイチをパンクに大変身させたが、本作で、李監督の手で岡村さんがどう変身するのか楽しみなところ。沖縄の美しい自然を背景に、2人が築き上げる夫婦像とは――。『てぃだかんかん』は2010年G.W.、全国にて公開。■関連作品:てぃだかんかん 2010年G.W.、全国にて公開© 『てぃだかんかん』製作委員会
2009年06月22日休暇でバルセロナを訪れた親友同士の女性2人とそこで出会った画家の男、さらにはその元妻をも巻き込んで繰り広げられるロマンスと騒動を描いた、ウディ・アレン最新作『それでも恋するバルセロナ』。本作の特別試写会が6月19日(金)に行われ、上映後には漫画家でコラムニストの辛酸なめ子、同じくコラムニストで小説も手がけているLilyを迎えてのトークショーが行われた。キャンドルの灯りが揺らめく中で映画の上映は行われ、観客は上映後もその余韻に浸っていたが、トークショーの司会を務める女装パフォーマーのブルボンヌが、派手なオレンジの衣裳で登場すると、会場の空気は一変!?続いて辛酸さん、Lilyさんも登場し、トークがスタート。映画に登場する3人の女性について辛酸さんは「恋愛体質のクリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)、モラリストのヴィッキー(レベッカ・ホール)、魔性の女・マリア(ペネロペ・クルス)」と3タイプに分類。Lilyさん曰く「結婚とは何か?恋愛と結婚はどう違うのか?といったことについて、誰しも3人の誰かに当てはまるし、また3人全員の中に自分がいる気もする」という。ちなみに辛酸さんは「モラリストで日本人に多いヴィッキー・タイプ」とのこと。ブルボンヌさんは「口周りがスカーレット・ヨハンソンに似てる(笑)」(辛酸さん)ということもありクリスティーナに共感するらしく「ああいう男(ハビエル・バルデム扮する芸術家・アントニオ)に誘われたら、周りに止められても付いていく!」と鼻息荒いが…。会場の観客に聞いてみるとやはり、ヴィッキー派が断トツで、クリスティーナはちらほら、マリアはほとんどなしという結果に。辛酸さんは、ヴィッキー・タイプを自認しつつも魔性の女に対する憧れもあるようで「フランス人に憧れてフランス語を習ったりしたこともあったんですが…」と明かすが、Lilyさんは「ラテンの男たちは激情的な女性が好きな部分はあるけど、日本の男はそういう女性に対して引いてしまう。それで、女性もモラリストのヴィッキー化してしまうところがあるのでは?」と分析する。辛酸さんからは、ハビエル扮するアントニオに対してこんなダメ出しも。「私としてはアントニオの芸術的な才能に疑問を持ちましたね。アーティストってあんなにギラギラせず、もっと鬱屈したものを抱えているもの。この人はフェイクなのか…?と(笑)」。この辛口発言には会場は爆笑。さらに、Lilyさんは「恋愛には、当事者にしか分からない部分が多い」と語り「ウディ・アレンは、完全なるアンチ・ヴィッキー派なんだと思う。彼も結婚についていろいろ言われたけど、その愛は理屈じゃないんだ、と」と劇中で展開される様々な愛の形に理解を示した。ちなみにLilyさん自身、昨年末に結婚しているが「会ってから4日で結婚しました。周囲からは『クレイジー!』とか言われましたが、言葉では言えなくても、自分たちの中に存在する真実がある」と力強く語った。辛酸さんもこれに対し「ヴィッキーが、割と散々な目に遭うのは、ウディ・アレンの怒りなのかも…」と笑い、「私はA型のモラリストですが、バルセロナまで行って、スペインギターを聴けば変われるのかも」と激情型の魔性の女への“変身”を決意し、トークショーは幕を閉じた。『それでも恋するバルセロナ』は6月27日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:それでも恋するバルセロナ 2009年6月27日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 Gravier Productions, Inc. and MediaProduccion, S.L.■関連記事:スカーレット・ヨハンソン、男を落とすコスプレ7変化は必見!「予測不可能な女よ」レディースデイは要注意!全国の“女子トイレ”で魅惑のタイプ診断実施中シネマカフェ×FRAU特別企画『それでも恋するバルセロナ』女性限定試写会に25組50名様ご招待ペネロペ・クルスのアカデミー賞受賞作『それでも恋するバルセロナ』試写会に15組30名様ご招待【第81回アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜ホワイト編〜
2009年06月22日ジョニー・デップが実在の銀行強盗犯を演じた最新作『パブリック・エネミー』(原題)のプレミアが18日、映画の舞台にもなったシカゴで開催され、監督のマイケル・マン、共演のクリスチャン・ベイル、マリオン・コティヤールとともにジョニーも出席した。1930年代、アメリカ中西部で銀行強盗を重ねた実在の人物、ジョン・デリンジャーを演じるジョニーはデリンジャーについて「とても忠実な男だ。ああいうことをしでかす人物にしては珍しいことじゃないかな」と語る。デリンジャーは当時、現代版ロビン・フッドとみなされることもあった人物だという。ラルフ・ローレンパープル・レーベルのストライプのスーツを着たジョニーは、この日もレッドカーペットに集まったファンたちの声援を受け、出来る限りサインや写真のリクエストに応じていた。TV番組「Entertainment Tonight」の取材を受けたジョニーはファン・サービスについて「だって、僕がここにいられるのは彼らのおかげだから」とファンについて語った。「いまも仕事があるのは、彼らがこうしてサインをもらおうと、あるいは挨拶や握手をしようと、待っていてくれるからだ。彼らが僕に『ハイ!』と挨拶してほしいなら喜んでするし、彼らが望むことを出来る限りしてあげたい」。『パブリック・エネミーズ』は7月1日より全米公開、日本では年末年始に公開予定。(text:Yuki Tominaga)© Reuters/AFLO■関連作品:パブリック・エネミーズ (原題)■関連記事:ジョニー・デップ、ロケ先で交わした少年との約束通りにプレゼントジョニー・デップ待望の新作撮影現場で、ファンに大サービス!ジョニー・デップの次回作、相手役にマリオン・コティヤール
2009年06月22日先に行われたカンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に正式出品され、称賛と共に迎えられた是枝裕和監督の『空気人形』。日本でも高い人気を誇る、韓国の実力派女優ペ・ドゥナを主演に、心を持ってしまった“空気人形”と周囲の人間とのドラマを描いた本作の完成披露記者会見が6月18日(木)に行われた。ロシア・千島列島の火山噴火の影響で飛行機が欠航し、ペ・ドゥナが会見には間に合わず、その後の舞台挨拶にも間に合わないかと思われたが、何とか舞台挨拶途中で登場。是枝監督および共演のARATA、板尾創路らと共に観客の完成を浴びた。先に舞台に立った監督、ARATAさん、板尾さんは、“野郎”だけの登場となったことを詫びつつ、ペ・ドゥナが会場に向かっているとの報を受け、引き伸ばし戦術を敢行。できるだけゆっくりと話を長引かせていたが、そのかいあってギリギリ、ペ・ドゥナが到着すると、一様にホッとした表情を見せた。息を切らせながら舞台に上がると、ペ・ドゥナは日本語で「遅れて申し訳ございませんでした…」と謝罪。会場は盛大な拍手で迎え入れた。「こんなに大事な日に火山が爆発してしまい、あせりながら来ました」と苦笑いを浮かべるペ・ドゥナ。今回、心を持ち、あろうことか恋までしてしまう空気人形という役を引き受けると決めたときの気持ちを聞かれ「全てのセリフが日本語で、しかも人形の役ということで難しそうだとは思いました。でも是枝監督の作品は全て観ていて、大好きだったのでオファーをいただけて嬉しかったですし、迷いも戸惑いも計算もなく引き受けました」と語った。さらに演じるに当たっては「特に役を“演じる”ということを意識したり、イメージを作ったりはしませんでした。人形が心を持つということについては、赤ちゃんがこの世に生まれたような感覚で演じました。外の世界に出るシーンでは、心を真っ白にして、キラキラするものや動くものを見たり触ったりするときも、まさに人形のような気持ちでした」とふり返った。空気人形の元の持ち主である秀雄を演じた板尾さんは、当初の会見で「ペ・ドゥナが遅れているので、代わりにうちの嫁を連れてこようかと思いました…。早く来ないかな」と落ち着かない様子を見せていたが、共演について聞かれると「彼女はすごく真面目でしっかりしてて、気迫が伝わってきました。空気人形が秀雄と向き合い、思いをぶちまける場面があるんですが、そのシーンまで僕はあんまり役以外のところで話をしない方がいいと思って…。彼女は気を遣って日本語で話しかけてくれたんですが、すごく失礼な態度で接してしまいました。いまさらですが、すいません」と頭を下げた。ARATAさんは、空気人形が恋に落ちるレンタルビデオ屋の店員・純一に扮した。これが3作目の是枝作品への参加となるが「是枝組は僕にとって特別な場所であり、最初は『帰ってきたな』という気持ちでした。でも撮影が進む中で是枝監督の姿を見ていて懐かしくもあり、また新鮮な気持ちにもなりました。思うがまま、自然に存在することを考えました」とふり返った。ペ・ドゥナとの共演については「彼女は本当にプロフェッショナルで、真剣に役に向き合ってるんですが、ユーモアも忘れず、現場を和ませてくれるんです。いちご大福とか、甘いものを差し入れてくれたりしました」と笑顔で語った。業田良家の20ページほどの漫画を映画化した本作。監督は「普段はあまり、他人の原作を映画化したいとは思わないんですが、ワンシーンだけ、これは映像で見たいと思ったところがあったんです。それは空気が漏れて、空気人形がしぼんでしまい、好きな人の息でふくらませてもらう場面。官能的でこれを映像にしたいと思ったのが出発点でした」と語った。板尾さんから「詩のような映画」という感想が語られたが、是枝監督自身「詩を書くような映画にしたいと思っていたので、出演した人にそう言ってもらえて嬉しい」と笑顔を見せた。カンヌでの高評価を受け、日本でも期待が高まる『空気人形』。公開は今秋、シネマライズ、新宿バルト9ほか全国にて。■関連作品:空気人形 2009年秋、シネマライズ、新宿バルト9ほか全国にて公開© 業田良家/小学館/2009『空気人形』製作委員会/写真:瀧本幹也第62回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:【カンヌ現地レポ 14】やんちゃぞろいの審査員たちの思惑…パルムドール決定の裏側【カンヌ現地レポ 13】52歳の新星!ブラピを喰った男演賞俳優クリストフ・ワルツ【カンヌ現地レポ 12】娘シャルロットの快挙に母ジェーン・バーキンも絶叫!【ハリウッドより愛をこめて】次世代アイドルC・クロフォードが『フットルース』に!ショーン・ペン、再び離婚申請を撤回
2009年06月21日6月21日(日)は父の日だが、女子高生を娘に持つ35歳から60歳までの父親100人に「娘からどんな父親だと思われたいか?」というアンケートを取ったところ、「優しくて友達のような父親」と回答した方が47%、「強くて威厳のある父親」と答えたのはその半分に近い25%という結果が出たとか…。さらに、「娘に好かれるために心がけていることは?」という質問には「若作り(流行に気をつけたり、若者の言葉を意識して使うなど)」が13%、「ダイエットや身だしなみ」が24%、「プレゼントを買う」が11%など、娘に好かれようと努力するお父さんたちの姿が見え、世に言う“草食化”が父親たちの間にも蔓延か?といった実態が浮かび上がってくる。その一方、「もし娘がストーカー被害に遭ったら?」という問いには「犯人を捜しだす」が57%、さらに「犯人を探して復讐する」なんていうお父さんも11%おり、「警察に任せる」は29%と意外に少なめ。実際に直面したときにどう行動するかは分かりませんが、「気は優しくて力持ち」を理想とするお父さんが多いのかも…?さてそんな中、アメリカから過激なお父さんが上陸!誘拐された娘を、“闇のコネクション”を最大限に駆使して救い出そうとする、元特殊工作員の父親の奮闘、暴れっぷりを描いた『96時間』が8月22日(土)より公開される。『シンドラーのリスト』のリーアム・ニーソンが、主人公のブライアンを熱演!全米で初登場1位となったのち、9週連続トップ10入りのロングランを記録している。このたび、リーアム扮する過激で、ある意味“過保護”気味の暴走お父さんが24時間、娘を見守るその名も「“過保護”待受け Flash(R)」が、映画の公式サイト(パソコン、モバイル共通)に登場。こちらの待受け、「今日はどこに行くんだ?ちゃんと行き先を言うんだ!」、「遅くなるようなら、ちゃんと連絡するんだ!」、「まさか、まだ遊んでいるわけじゃないだろうな?」などなど朝・昼・晩とそれぞれ違った心配メッセージが表示され、圏外の場合や土日にもさらに違ったメッセージを表示。いつでもあなたをリーアムお父さんが見守ってくれるのだ。若作りしようがんばろうが、威厳を保とうが、いずれにせよパパはいつだって娘のことが心配でたまらない!愛情の裏返しと思って、過保護パパを“携帯”してみては?『96時間』は8月22日(土)よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開。『96時間』公式サイト※PC・モバイル共通■関連作品:96時間 2009年8月22日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2008 Europacorp - M6 Films - Grive Productions
2009年06月20日日本各地に名所にモンスター襲来!雷門に、通天閣、果ては富士山に寄りかかって何をするかと思えば…記念撮影!?3月の全米公開を皮切りに、世界中で大ヒットを記録している、ドリームワークスアニメーション初の本格3D作品『モンスターVSエイリアン』。本作と、重要文化財を含む日本全国30におよぶ名所とのコラボレーションが実現し、本作のヒロインで、隕石に接触したことで15メートルに巨大化したスーザンが全国の各所に出現した写真が公開された。通常、権利の問題などもあって、こうしたコラボレーションが実現するのは非常に難しい。これまで全国5大都市などでキャンペーンが行われた例はあるが、ここまでの規模で、全国の名所とハリウッド大作とのコラボレーションが実施されるのは今回が初めてとなる。北は札幌の札幌ドーム&クラーク博士像から南は沖縄・首里城の守礼門まで。青森のたちねぶたに、なまはげ像(岩手)、さらには名古屋城(愛知)や熊本城(熊本)といった天下の名城や黒部ダム(富山)のような巨大建造物、通天閣、眼鏡橋(長崎)などおなじみの名所も。坂本龍馬像(高知)や西郷隆盛銅像(鹿児島)など歴史好きに嬉しい名所とのコラボも実現している。いずれの名所でもスーザンは笑顔でポーズ!映画の公式サイト内でのでは、都市ごとの人気投票も実施されるので、あなたの地元や訪れたことのある名所をぜひチェックしてみては?『モンスターVSエイリアン』は7月11日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:モンスターVSエイリアン 2009年7月11日より新宿ピカデリーほか全国にて公開Monsters vs. Aliens © 2008 DreamWorks Animation L.L.C.■関連記事:モンスターたちが地球を救う?『モンスターVSエイリアン』ファミリー試写会に50組200名様ご招待ベッキーが巨大化ヒロインで声優初挑戦!全米で人気沸騰中のキャラを演じるのはあの人『モンスターVSエイリアン』本年度の全世界1位を邁進中!気になる吹き替え声優は?私は誰?クイズ正解者の中から5組10名様を『モンスターVSエイリアン』3Dジャパン・プレミアにご招待ディズニーランドに続き今夏、モンスターブームが襲来?ジャック・バウアーも太鼓判
2009年06月20日彼女の視点で物語を見つめる人も多いのではないだろうか?『いけちゃんとぼく』に登場する主人公の少年・ヨシオの母親・美津子は、決して“完璧な”母親ではない。育児を放棄しているわけでも、酒を飲んで息子を困らせるわけでもないのだが、自分の中にある愛を子供にどう伝えればいいか分からずに戸惑う。これまで、映画などであまり描かれてこなかったタイプの母親像のように見えるが、案外、世の多くの母親が抱いている思いを代弁しているのかも…。演じるのは、自らも4歳の息子さんを子育て中で、その様子を綴ったブログが高い人気を誇る、ともさかりえ。映画の公開を前にともさかさんが映画に込めた思いを語ってくれた。「嵐がかわいくてしょうがなくて、歩み寄りたくなるのを我慢しました」ヨシオにしか見ることができない“いけちゃん”という不思議な存在を挟んで、少し離れたところからヨシオを見守る母・美津子。母と子の微妙な距離感について、ともさかさんはこう語る。「お父さんの死で家族の均衡が崩れ変化する中で、どうやったら母と子の関係にリアリティを感じさせることができるか?ということは考えました。ただ、今回の役は初めての関西弁の役で、そっちの方に意識が行ってまして…(苦笑)。そのことである意味、親子の部分に入れ込み過ぎずに、客観的な感覚で臨むことが出来て良かったのかな、とも思います。ヨシオ役の(深澤)嵐がすごくかわいくてしょうがなくて、つい、あっさりと歩み寄ってあげたくなるんですけど、そこは一歩我慢して。正直、つらかったですね。すぐにでも助けてあげたいって甘ったれたことを考えてました(笑)」。ともさかさん自身、母親役を演じるのはこれが初めてではない。演じる上で、自らの子育てや子供との関係、接し方などを反映させることは?という質問には「そこは気をつけて、(実生活と)リンクしないように意識しています」という答えが。「避けようとしても無意識に出てしまう部分はあるし、それが良いときも悪いときもあるとは思いますが…」。では演じ終えたいま、改めて美津子とヨシオの関係について、ともさかさん自身の子育ての経験などを踏まえてふり返ってもらった。「子供への接し方は全然違いますよ。でも子供を持つ母親は、みんなどこかで自分の中の理想と現実が頭の中をグルグルと巡って…という経験はしたことがあると思います」。「嵐の背中を見て『うちの子もこうやって大人になるのかな?』と思いました」ヨシオの成長に対して、美津子は誇らしさと共に、一抹の寂しさを覚えているようだが、こうした部分に母親として共感は?「息子が幼稚園に通うようになって、私が教えていない、どこで覚えてきたんだ?っていう言葉を話すようになって(笑)、『たくましいな』と微笑ましく思う反面、寂しさを感じることはありますね。今回は特に、ロケ現場で嵐の背中を見つつ『うちの子もこんな風に傷ついたりしながら大人になっていくのかな』というセンチな気持ちになりましたね」。完成した映画について「根がひねくれ者なので、普段はあまり感動を表に出さないのですが、今回は素直に心に響いた」と語るともさかさん。やはり、美津子の視点で物語を追っていたのかと思いきや…「私は、いけちゃん目線でした。好きな人の子供の頃、知り合う前の姿を見てみたいっていう気持ちにすごく共感できるからじゃないでしょうか。私が観た試写会は、スーツ姿の男性の方が多かったんですが、肩を震わせて泣いてらっしゃる方が大勢いて、ちょっとキュンとしちゃいましたね(笑)。きっと、男性は私とは違ったところで、いろいろと感じるものがあるのかもしれないですね」。最後に、ともさかさんにも子供の頃、“いけちゃん”のような存在が見えたか?と聞いてみると、笑顔でこんな答えが。「いまでもそうなんじゃないですかね、逃避癖があるので。いまだに勝手に一人で喋ったりしてます、人前では言えませんが…。いま、息子を見てると見えないものと喋ったり、遊んだり闘ったりしてるんですよ!きっと何かが見えてるんでしょうね。大人になってもずっと覚えていられたらいいんですけど…それが出来ないから、私がこうやって覚えていてあげるしかないんですね(笑)」。インタビュー中、「男の子の母親って面白いですよ。理解できないところも含めて」とニッコリと姿を見て、彼女が多くの女性に支持される理由が少し分かったような気がした。特別連載「いけちゃんと恋愛小説家」・vol.1 小川洋子・vol.2 梅田みか・vol.3 角田光代 coming 6/22『いけちゃんとぼく』蒼井優インタビュー■関連作品:いけちゃんとぼく 2009年6月20日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2009「いけちゃんとぼく」製作委員会■関連記事:いけちゃんと恋愛小説家 vol.2 梅田みか少年と少女、男と女それぞれの思いいけちゃんと恋愛小説家 vol.1 小川洋子寂しさと共に息子の成長を見つめる母「胸が苦しくなった」 蒼井優が明かす“いけちゃん”と“ぼく”をつなぐ心の会話
2009年06月19日“諦めないこと”。日本地図を完成させるため前人未踏の山・劔岳に挑んだ男たちの物語『劔岳点の記』、劣悪な環境で働く出稼ぎ労働者たちの闘争を描いた『蟹工船』。毛色の違うこの2本の映画に共通するのは、そんなメッセージだ。『劔岳点の記』は、『八甲田山』、『駅 STATION』、『鉄道員(ぽっぽや)』など日本映画史に残る名作・話題作の映像を生み出してきた名カメラマン・木村大作が、50年のキャリア、50本目の映画にして初めてメガホンを取った記念すべき作品。見どころは何と言っても映像の素晴らしさ。大自然の厳しくも美しい姿をフィルムに焼き付けるため、実際に劔岳・立山連峰各所で撮影を敢行。主演の浅野忠信をはじめ香川照之、松田龍平、仲村トオル…という実力派俳優たちも3,000m級の劔岳に登り、本物の映像と共にその場に行くことでしか生み出せない台詞と表情をカメラに向けた。いまから100年前に険しい山中に三角点を設置した明治人の真実の物語を本物の映像で描く──CGが当たり前になったこの時代に敢えて危険な撮影に挑んだ本作には“本当に撮影したのか?”と疑いたくなるほどの驚きの映像が詰まっている。そして、『劔岳点の記』で陸地測量部測夫を演じた松田龍平が『蟹工船』では労働者のリーダーとして登場する。カムチャッカ沖で蟹を獲り、船上で缶詰に加工する蟹工船を舞台に、安い賃金で過酷な労働を強いられていた労働者たちが奮起するこの物語の原作は、いまから80年前に小林多喜二が発表しプロレタリア文学の最高峰と賞賛された同名小説。それを『弾丸ランナー』、『ポストマン・ブルース』など疾走感ある作風で知られるSABU監督が大胆なアレンジを施し映像化。「パンクに!」という監督の要望のもとに作られたSFムード漂う蟹工船のセット、労働者たちのコスチュームも見どころだ。逃げ場のない蟹工船という地獄のなかでただ生きるのか、それとも立ち上がるのか──世界的不況が続くこの時代だからこそ、絶望的な環境から再生していく人間たちの生きざまに共感する。測量という仕事に誇りを持ち、命を賭けて険しい山に挑んだ男たちと、希望を持って生きるために立ち上がろうとした労働者たち。どんな状況でも諦めないこと、挑戦することを熱く伝える『劔岳点の記』と『蟹工船』。いまの自分に必要なのはどっち?(text:Rie Shintani)■関連作品:劔岳点の記 2009年6月20日より全国東映系にて公開© 2009『劔岳点の記』製作委員会蟹工船 2009年7月4日よりシネマライズ、テアトル新宿ほか全国にて公開© 2009「蟹工船」製作委員会■関連記事:SABU、大学生たちに『蟹工船』パワーを指南「借金踏み倒してでも生きろ!」TKO、松田龍平にあやかり俳優の座狙い?『蟹工船』全国キャンペーン中いざ、反撃!男たちの熱き闘いを見よ『蟹工船』試写会に10組20名様をご招待浅野忠信&香川照之を9時間歩かせた鬼監督を宮崎あおいがつぶらな瞳で骨抜きに!男たちの熱き大和魂がここにシネマライブ!『劔岳点の記』試写会に30組60名様ご招待
2009年06月19日チョン・ウソン、イ・ビョンホン、ソン・ガンホと名だたる豪華スターが、それぞれ孤高の賞金ハンター“GOOD”、冷酷なギャングのボス“BAD”、間抜けなコソ泥“WEIRD”としてお宝の争奪戦を繰り広げる、韓国版ウエスタン『グッド・バッド・ウィアード』。昨年のカンヌ映画祭で喝采を浴び、韓国で昨年最大のヒットを記録した本作が、遂に8月29日(土)より日本でも公開となる。これに先立ち、6月20日(土)より、ファン垂涎、本作オリジナルの生写真がついてくる豪華前売り鑑賞券が発売される。合計10種類あるオリジナル生写真の中から、前売り券1枚につき1枚がもれなくついてくるというもの。だが、特典はこれだけでない。さらにチケット1枚につき1枚ついてくる応募券3枚を集めて応募すると、なんと公開に先駆けて、8月末に実施予定のプレミア試写会招待のチャンスも!こちらのプレミアは東京・大阪の2か所で開催。ビョンホン、ウソン、ガンホの3人も登壇を予定しているが、見事当選した人は、試写会上映の前後いずれかにキャストの楽屋に訪問、直接会って写真撮影も出来てしまう。日本でも、名だたる韓流スターたちの中で随一のファンを誇る豪華キャスト陣だけに、本作で描かれる闘いさながら、“お宝”争奪戦が勃発しそうな予感。『グッド・バッド・ウィアード』は8月29日(土)より新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。『グッド・バッド・ウィアード』公式サイト■関連作品:グッド・バッド・ウィアード 2009年8月29日より新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© CJ ENTERTAINMENT INC. & BARUNSON CO.,LTD ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:【釜山レポート最終回】ヒョンビンでお別れ日本勢の活躍目立った今年の釜山【釜山レポート02】イ・ビョンホン、チョン・ウソンらの登場にファンが熱狂!【カンヌレポート 最終回】パルムドール獲得ならずもイーストウッドは偉大なり【カンヌレポートvol.19】正装義務付け!公式上映にまつわる悲喜こもごも【カンヌレポートvol.16】スタンディングオベーションにイ・ビョンホン涙!
2009年06月19日6月。と言えば、ジューンブライドですね。6月の花嫁は幸せになれると言われますが、“6月の花嫁”にならなくても、幸せになる方法はきっといくらでもあるはず。というわけで今月は、日常にもある幸せのヒントを描いた映画をご紹介します。初回にご紹介するのは、『扉をたたく人』。2009年アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたことでも知られる作品です。この映画、主人公を演じるリチャード・ジェンキンスがとてもいい。もちろん彼が、オスカーノミニーです。ジェンキンスが演じているのは、妻を亡くしてからずっとふさぎこみ、単調な毎日の中で、喜怒哀楽をほとんど見せない“閉じている”男。人との交流を避け、他者を受け入れることを拒絶した大学教授で、9.11直後のアメリカを体現したかのような人物です。そんな彼が、偶然出会ったのが不法滞在者のカップル。いままでの主人公なら、カップルとは単に通りすがりだったはず。ところが、シリア出身の男性の方が、アフリカンドラム“ジャンベ”の演奏者だったことが、出会いを決定的なものにするのです。彼らとの、そしてジャンベとの出会いにより、数々の感情が生まれ始めるというシンプルな物語なのですが、ちりちりと微妙に動き始める主人公の心が絶妙なタッチで描かれていて、妙に泣かせるのです。亡き妻がクラシックのピアニストだったこともあり、音楽が好きだった主人公は、アフリカのリズムに興味を持ちます。ここで少し心の強張りを緩めたことで、原始的で生命力に溢れたリズムが、次第に主人公の心に染み入ってくるのです。太鼓はかつて、コミュニケーションの手段として使われていたもの。確かに、トントントンと繰り返される音は、まるで扉をたたく音のよう。ジャンベの響きが、孤独な男の心の扉を叩いたということなのでしょう。ジャンベを通した交流を機に、主人公は人と関わることを徐々に恐れなくなり、やがて、笑い、焦り、怒り、悲しみなどが見え始めます。これらの感情こそ、人を人たらしめているもの。物語はその後、9.11後のアメリカが持つ理不尽な側面を象徴するかのような、決して喜びばかりではない展開へと進んでいくのですが、それでも鑑賞後はどこか優しい気持ちになります。一人の“閉じた”男性が、幸せになるための足がかりを見つけて、“開いていく”様を目撃したことで心が温かくなるのでしょうか。英語の原題は『visitor』。始めはちょっとSFっぽいなと思いましたが(笑=確か、以前こんなタイトルの宇宙人地球侵略ドラマがあった)、お見事。本編を観ていると、visitorという原題が持つ、より深い意味を感じられるはずです。この作品で、男性を変えるきっかけを作ったのは、それまで縁のなかったアフリカのリズム。このリズムだって、人種のるつぼであるN.Y.では、実は、見回せば常に隣にあったのです。なかったのではなく、見ようとしていなかったし、聞こうとしていなかったということ。人生にはこんなことが多いのかもしれません。自分が閉じてしまうことで、なかったことにしてしまう数々のもの。そんなものにも、幸せのきっかけが隠れているのかも。だとしたら、まずは“閉じず”に“開く”ことが幸せへの足がかりなのかもしれませんね。この映画を観ていると、以前観たフランスの秀作『愛されるために、ここにいる』を思い出します。こちらの“きっかけ”はタンゴ。『扉をたたく人』が気に入った方は、DVDをぜひ手にとって観てくださいませ。(text:June Makiguchi)■関連作品:扉をたたく人 2009年6月27日より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて順次公開© 2007 Visitor Holdings, LLC All Rights Reserved.■関連記事:名脇役リチャード・ジェンキンス初主演作『扉をたたく人』試写会に10組20名様ご招待新作クランクインを控えたジョニー・デップをプエルトリコで発見!オスカーを翌日に控え、インディペンデント・スピリッツ・アワードが決定!
2009年06月19日キレて人を笑わせることが出来る、キレさせたらこの人の右に出る者はいないはず?そんなカンニング竹山が一切のキレキャラを捨て、至って真面目で切なくなるほどにひたむきな、ひとりの男を演じあげた。彼の名は、須賀啓一。1日のお小遣い500円の薄給サラリーマンだ。ある女子高生との出会いを機に、“勝手に”ヒーローに目覚めてしまう須賀の奮闘を描いた『守護天使』で映画初主演を果たした。これまでも『嫌われ松子の一生』や『感染列島』などの大作に出演経験のある竹山さんだが、今回の抜擢はさすがに「映画の主演の話なんてくるわけないから、邪険に聞いてましたね」と明かす。「マネージャーから映画の話を聞いたときは、たぶんバラエティ絡みのドッキリか何かだろうと。だから『まあ後で話そう、面倒くさいから』という感じでしたね。そしたら徐々に情報が入ってきて、全然自分の中で具体化できてないものが勝手に具体化していくわけですよ。それで『あれ、本当に映画の主役なの?“守護天使”って何?』ってなって。本が出てるのを聞いて自分で書店で買って読んだら、めちゃくちゃ面白くて」。監督を務めたのは、独創的な世界観で各方面で高い評価を受けた『キサラギ』の佐藤祐市。どうやら監督に対しても疑心暗鬼になっていたようで…。「現場行って監督が面倒くさい奴だったら嫌だなと思ってたので(笑)、本気でやる気なのか、一緒に仕事した人とかに探りを入れてたんですけど、監督に聞いたら『竹山が調べてるらしいよ』って伝わってたみたいで。でも監督も“あの野郎〜”と思いながら、竹山はたぶんやるな、と確信してたらしいんですね。僕も本当はやった方がいいって分かってたんですけど、バラエティをある程度休まなきゃいけないし、その一歩を踏み出す勇気がなくて…。最後は中目黒のバーで知り合いのプロデューサーに『これは1回休んででもやった方がいいよ』と言われて、その場で決めました。映画をやるって決めたから、とりあえず真面目に一生懸命やってみようと。分かんないことは『分かりません』と格好つけないでやろうと決めました」。慎重に、探りに探りを重ね、ようやく覚悟を決めるに至った。しかし、須賀という男は竹山さんの代名詞でもある“キレ”とは正反対にいる男。演じる上で敢えてキレキャラを封印するという意識はあったか?と聞くと、「全く考えてませんでしたね」ときっぱり。「おれのキャラじゃないとか、そんなことは全く思わなかったです。バラエティでも一緒で、死に役と生き役があって、人が出てるときは後ろで死ぬとか、コントとかもそれで全部成り立ってるんです。それと同じで、別に俺のキャラがどうというのはゼロでしたね。須賀というキャラクターは、台本読んでて『面倒くさいことするな、こいつ』とか思うこともありましたが、実際にこういう人って世の中にいるんだろうなと思いました。この人の幸せの価値観って何だろうとか、(女子高生の)涼子と会うまでは何考えて生きてたのかとか、そういうことを妄想して臨みました」。そのイメージとは裏腹に、意外にも舞台に出る前はいつもナーバスになるという竹山さん。須賀を演じる中でも「舞台袖での緊張感を作る」シーンがあったという。それは、須賀が少女を守る決意を初めて妻に伝える、土下座の場面だ。「雨の中での土下座のシーンは夜の11、12時頃に行われたのですが、朝からずっとスタッフがセット組んだり、周りの住民の人に謝ったりするのを見てたし、みんな濡れるじゃないですか。だから、絶対失敗しちゃいけないと、一番気合を入れたシーンでした。嬉しかったのが、シーンの最後に(佐々木)蔵之介さん演じる村岡が『行くぞ!須賀!』と言って僕の背中を叩くんですけど、それがものすっごい痛かったんですよ。でもその痛さが、蔵之介さん曰く『竹山ようやった!』という意味だったらしくて嬉しかったですね」。恐妻にもの言えない、そんな冴えない日々から一転、一人の少女を守るという“勝手な”使命感によって自らの正義へと突き進む須賀に呼応するように、本作を通して「人生観が変わった」と言う。「映画というひとつのものを作る中で、自分が俳優の一員だというのを初めて感じて、純粋に楽しいと思いました。周りのキャスト陣やスタッフ陣に助けられたことへの感謝もありますし、これからも可能性があれば、現場に行って勉強させてくださいという気持ちになりました」。現場を離れてからも、こんなエピソードが。「プロモーションで名古屋の献血ルームに行ったときは考えさせられるものがありましたね。血液が重要なことは人より分かってるはずだったのに、自分は献血を町の風景の一つとしてしか考えてなくて。そこにいたかっこいい兄ちゃんとかギャルたちに理由を聞いたら『自分に出来ることはこんなんかな』って返ってきて、ああ捨てたもんじゃないなと思ったんです。同時に、すぐに出来ることなのに面倒臭がってやらなかった自分は何だろうって」。最後に、この映画を誰に観てほしいか?と聞くと「人間全員に観てほしい!」との力強いお答えが。「やっぱりカンニング竹山が主役だから大したことないんじゃと思ってる人もいると思うんですけど、そうじゃないんです!!劇場で観終わった帰りがけに温かい時間を感じてほしいですね」。ちなみに、映画を奥様と一緒に鑑賞したそうだが…?「うちの奥さんがね、最後に泣いてたんですよ。一緒にソファに座って観てたんですけど、ちらっと見たら泣いてて、後で『何で泣いたん?』って聞いたら、これを一生懸命撮影してる期間を知っている分、こうして形になってることに感動してたみたいなんです」。少し照れくさそうに語るその表情に、劇中で見せる須賀の柔和な物腰を垣間見せる一方で、作品に対して揺るぎない誇りと自信を見せてくれた。まずは、『守護天使』で新たなカンニング竹山の顔に注目してほしい。■関連作品:守護天使 2009年6月20日より渋谷HUMAXシネマ、角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2009映画「守護天使」製作委員会■関連記事:カンニング竹山が恋する天使に!?『キサラギ』監督最新作で映画初主演
2009年06月19日みなさん、こんにちは!まず最初に、先週末、レオナルド・ディカプリオがマリブで所有していた家を売却したことが報じられました。2007年に635万ドル(約6億3,500万円)で買ったこの家ですが、既に昨年末には800万ドル(約8億円)で売りに出されてました。しかしもちろん、経済危機と住宅市場のインフレの影響により、これまで買い手がつきませんでした。ところがついに今回、このマンションはレオ側の提示金額に近い値で売却できたようです。もしかして、これって経済が回復してきてるってこと?そうだといいんですが。ちなみに、およそ719坪を誇るこの家。ベッドルームとバスルームが2部屋ずつあり、PCH(パシフィックコーストハイウェイ)が望める海辺の街にあります。次は、大人気R&B歌手、アッシャーの話題から。ファンの方にとっては驚くまでもないかもしれませんが、先日、彼は2年連れ添った妻、元スタイリストのタメカ・フォスター・レイモンドと離婚しました。現在30歳、タメカより8歳年下のアッシャーですが、金曜日、故郷のジョージア州・アトランタで離婚届を出しました。関係者によれば、2人は既に1年以上にわたって別居していたといいます。しかし、かわいそうなことに、タミカは一般の人と同じように、この知らせをインターネットで知ったそう。「離婚って何のこと?いま初めて知りました」と主張する彼女。これは、離婚裁判に突入したら、アッシャーは大変なことになりそうですよ…。特に、彼らの間には1歳半の息子アッシャー・レイモンド・Vとまだ6か月のネイヴィッドの2人の子供がいますしね。アッシャーとタミカの関係はこれまでも波乱続きでしたが、タミカが夫の仕事にもプライベーにも異常なまでに干渉してきたともうわさされてきました。実際、彼の成功を共に築いてきたアッシャーの母親がマネージャーの職から降りたのも、妻・タミカのことが気にくわなかったからと言われていましたが、これでママの心配のタネもなくなりそうですね!さて、当のアッシャーはといえば、ここ数か月はL.A.で新アルバム作りに励んでいます。この泥沼化した離婚問題が解決し、みんなが愛するアッシャーが戻ってくることを祈りましょう!最後に、80年代キッズの方に嬉しいニュースですよ。みなさん、M.C.ハマー(写真)を憶えてますか?そして80年代後半に一世を風靡したハマー・パンツを憶えてますか?ここにきて、このハマー・パンツがファッション界に戻ってきましたよ!そしてハマー自身も戻ってきました…TVに!去る日曜日、リアリティショー「Hammertime」がプレミア上映されました。この番組はエンターテイナーとしての彼と彼のいまの人生、そして家族に密着しています。さらにこの番組にはもう一人、80年代のビッグ・アイコン、ヴァニラ・アイスも登場するらしいです!何だかすごい番組になってそうですよね。(text:Lisle Wilkerson)© Reuters/AFLO
2009年06月19日先月30日に公開されるや、わずか19日間で全国430万人の動員、興行収入50億円突破という、本年度の公開邦画トップのヒットを記録した『ROOKIES−卒業−』。この大成功を記念して、6月17日(水)、佐藤隆太率いる“ニコガク”メンバー、市原隼人、小出恵介、城田優、中尾明慶、高岡蒼甫、桐谷健太、佐藤健、五十嵐隼士、川村陽介、尾上寛之の総勢11人が、それぞれチームに分かれて都内近郊16か所にて“大感謝舞台挨拶弾丸ツアーin東京”を敢行!途中、お台場シネマメディアージュにて、平川雄一朗監督も加わって全員が集結し、最後の連携プレイを見せた。平日にもかかわらず、全館満席。公開とともに封印されたユニフォームから、装いを新たにお揃いのTシャツで決めたニコガクメンバーが会場に現れると、ファンは一斉にキャストの元へと押し寄せ、悲鳴にも似た歓声と握手を求める手で、半ば収拾のつかない興奮状態に。「川藤!」コールを一斉に浴びた佐藤さんは、満面の笑みで、「今日でこうして全員が揃うのはこれで最後。これで…撤収です。こうしてみなさんの顔を見たり、街で声をかけてもらえたことが僕たちの何よりの幸せです」と挨拶。「それではニコガクチームのお言葉を聞いてください」と選手たちにバトンを託した。続いて、安仁屋役の市原さんは、「みなさんへの恩返しの気持ちを込めて、みんなでがむしゃらにがんばりました。自分はこの作品が本当に大好きで、実家みたいなものです。また、みんな上に向かって必死にがんばっていくので、見守ってください」と言葉を詰まらせながら呼びかけた。冒頭で城田さんと2人だけで壇上ではしゃいだ様子を見せていた御子柴役の小出さんは一転、真剣な表情で「本当に苦労して作った作品なので、こうして脚光を浴びて嬉しいです。本当に『ROOKIES』に出れて良かったです」と感謝。替わって“あっきー”の愛称で呼ばれ、「タッキーって呼ばれてるみたいで気持ちいいな」と笑顔で語るのは、関川役の中尾さん。先ほどの佐藤さんの言葉を受け、「これでみんなが揃うのは最後で、撤収になりますが、どうかみなさんの中から僕を撤収しないでください…」とつぶやき、会場を沸かせた。新庄役の城田さんも「このメンバーでやれたことに幸せを感じているので、最後なのはやっぱり寂しい。作品はいつまでも死なないので、愛して、元気がないときは観ていただければ」と名残惜しそうな表情を見せた。一方、「平日だったのでアルバイト帰りに来ました」と、曰く“卒業後の若菜”の格好で登場した高岡さん。「みんなとの絆が深まって離れたくなくなっちゃいました」と告げると、会場から「かわいい〜」コールに交じり「奥さんかわいい!」との声も。すると高岡さん、「うちの奥さんが一番ですから」と言い切り、思いがけず夫婦仲もアピールした。そんな高岡さんの口から、ニコガクメンバーによる草野球チームが発足したことも明かされたが、これに「絶対参加したい」と決意を語るのは、岡田役の佐藤さん。「みんなで野球をしたら、またドラマが起きるんだろうなと思うと、楽しみで幸せです。もしかすると、もっと(映画の)数字が伸びたら、もう一度みなさんに感謝の気持ちを伝えられるかもしれないですね」と観客の期待を煽った。だが、この中で一人「草野球チームの名前を考えたとき、僕の名前だけなかった…」と寂しげに漏らすのは、湯舟役の五十嵐さん。桐谷さんにフォローされるや、すっかり観客を見れなくなって「恥ずかしくなっちゃったんだよ!」と背を向けてしまった。兄貴的存在、平塚役の桐谷さんは、「この作品を愛せて、みなさんに愛してもらって、相思相愛です。お前ら、みんな大好きじゃ!」とキャスト陣に喝!「『ROOKIES』のみんなはここで終わりじゃないです。それぞれがビッグになっていくので、愛情尽きることなく、みんなを愛してください!」と熱い、熱いチーム愛を謳った。対照的に、冷静に映画をアピールするのは桧山役・川村さん。「みなさん、これからも友達や家族、親戚に、『ROOKIES』良かったよーと宣伝してください。これで家族の会話が増えればと思います」と呼びかけた。今岡役の尾上さんは、「みなさんに直接ありがとうと言えて嬉しかったです。また僕たちは、『ROOKIES』という大きなものを超えるために新たな道を歩き出しますので、応援してやってください」と述べ、感謝を伝えた。そして平川監督は、「ひょっとすると、この映画が日本映画の記録に残ると思います。みなさんの記憶にもずっと残る作品になってほしいです」と自信たっぷりに作品のゆく先を見守った。最後に、ファンの別れを惜しむ声が浴びせられる中、佐藤さんが代表して「本当にありがとうございました!」と感謝、一同揃って深い礼を見せた。『ROOKIES−卒業−』は全国東宝系にて公開中。まだまだ記録更新中の本作、最強の連携プレイでどこまでヒットとなるのか?■関連作品:ROOKIES−卒業− 2009年5月30日より全国東宝系にて公開© 2009 映画「ROOKIES」製作委員会■関連記事:『ターミネーター4』10億超スタート!梅雨真っ只中の興行戦線やいかに?ユニフォームも見納めニコガク野球部、涙と笑顔の「ゴー・ニコガク・ゴー!」で卒業ニコガクメンバーの男泣きあり!熱唱あり!『ROOKIES』完全燃焼の前夜祭『ROOKIES』総結集にファン卒倒寸前!最後はやっぱり「ゴーニコガクゴー!」ドキュメンタリーDVD発売!映画『ROOKIES』特製ポスターを3名様にプレゼント
2009年06月19日ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが設立した慈善団体「ジョリー・ピット基金」が、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によるパキスタンの難民救済支援のため100万ドルを寄付したことが明らかになった。同機関によると、パキスタンでは今年に入ってから、北西部で政府軍とタリバンの抗争が激化し、200万人もの人々が住む家をなくしている状態で、過去10年間で人道的に最も厳しい危機を迎えているという。アンジーは2001年にUNHCR親善大使に任命されて以来、3度パキスタンを訪問しており、2005年にはブラピも一緒に同地を訪れている。アンジーは18日、ワシントンDCで開かれた世界難民の日のイベントにも出席、各地で出会った難民たちの窮状について声をつまらせながら語り、「彼らは私がいままで出会った中で最も素晴らしい人々です」とスピーチを行った。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:ベンジャミン・バトン数奇な人生 2009年2月7日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 Paramount Pictures Corporation and Warner Bros. チェンジリング 2009年2月20日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】ブランジェリーナ、遂に結婚?キャメロンは笑顔の復帰ブランジェリーナ、今度はインドから養子を迎える?思わぬ機会に同席が実現、ブランジェリーナと元妻ジェニファー・アニストン【第81回アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜ブラック編〜アカデミー賞有力『ベンジャミン・バトン』脚本家の動画コメントが到着!
2009年06月19日今年、デビュー20周年を迎えた漫画家・西原理恵子。彼女の手による絵本で、文芸界を始め各界の著名人の中にも多くのファンを持つ感動作「いけちゃんとぼく」(角川書店刊)がこのたび実写映画化された。少年時代への郷愁、家族、そして最愛のひとへの想いと様々な感情を描き出す本作。小説家の方々に、その魅力を語ってもらう特別連載企画の第2弾には、エッセイ『愛人の掟』シリーズ(角川文庫刊)のほか、「お水の花道」、「よい子の味方」などのドラマの脚本も手がける梅田みかさんが登場。梅田さんの目にいけちゃんや主人公のヨシオ、そして彼らを取り巻く物語はどのように映ったのだろうか?自らの子供時代を重ね合わせながら、映画について、そして“いけちゃん”という存在について、こう語ってくれた。「(映画を観て)子供の頃の懐かしい記憶が蘇ってきましたね。毎日の中に小さな冒険があって…。ヨシオのそばにいけちゃんがいるように、そのときのことを思い出してみると、一人だったはずなのに、なぜか“誰か”がそばにいて、話しかけていたような、そんな気がするんです」。その一方で、“少年”と“少女”の違いについてもこう言及する。「男の人はいつまで経っても少年っぽくて、子供が真っ直ぐそのまま大きくなったようなところがありますよね。でも女の子は、いろんな現実が押し寄せてきて、そのままではいられない、どこかで“大人”にならなくてはいけないんですね。少年が体験するものとは別の、ある種の“残酷さ”の中で生きているような…。私の娘が11歳なんですが、いま、娘を通してもう一回、子供時代を追体験しているような感覚ですよ。いろんな人間関係や感情があって『もう嫌だ、聞きたくない!』って思いつつ(笑)」。梅田さんは、TVドラマ「よい子の味方」、「あした天気になあれ。」など子供たちを描いた作品を世に送り出しているが、そこには母親たちへのメッセージが込められているという。映画もまた、原作では描かれない、ヨシオの母親・美津子(ともさかりえ)の視点から、母の複雑な感情を映し出している。「子育てって幸せで、楽しいこともたくさんあるんですが、やっぱりすごく大変。自分よりも大切な存在が出来たということへの責任、それを失うことへの不安、恐怖がのしかかってきます。映画の中のヨシオのお母さんも、夫を亡くして、がんばらなくちゃと一人で背負ってしまう。子供はかわいいし、意地もあるし…。私自身、シングルマザーなので、このお母さんの気持ちはすごくよく分かります。でもその結果、余裕がなくて子供の前で笑わなくなってしまう。でもそこで少し心を開けば、周りに助けてくれる人は必ずいるんです。映画の終盤で、美津子が空に向かって笑いかけるシーンはすごく印象的です。絶対に出口があるってことを教えてくれます」。さらに、梅田さんはこの映画が持つ“壮大なラブストーリー”としての側面について、男女の恋愛観の違いを踏まえつつ、こう語る。「男の人は、女性の最初の恋人になりたくて、女は、愛する男の最後の恋人になりたいものなんです。そういう意味で、人間だった頃のいけちゃんは、すごく短かったかもしれないけど、幸せな恋をしたんだろうな、と。愛する人の過去、自分と出会う前の姿を見たいっていうのは、多くの人が願うことですよね。そういう意味で、すごく普遍的な愛、願望を描き出していると思います。うちの娘も言うんです、『将来付き合うことになる“運命の人”と実はもうどこかで出会っているのかな?』って」。梅田みか(うめだ みか)東京にて、作家・故梅田晴夫の長女として生まれる。慶應義塾大学文学部卒業後、執筆活動に入る。現在は、エッセイ、小説、脚本など、幅広い分野で活躍中。「anan」などの人気雑誌にも数多く登場し、若い女性たちの“恋愛のカリスマ”として絶大な人気を博している。著書に、小説『書店員の恋』『年下恋愛』(マガジンハウス刊)、『別れの十二か月』『愛された娘』、エッセイ『愛人の掟』シリーズ、『思いどおりの恋をする80の方法』(いずれも角川文庫刊)、他多数。テレビドラマの脚本に「お水の花道」「よい子の味方」「あした天気になあれ。」「CAとお呼びっ!」等がある。特別連載「いけちゃんと恋愛小説家」・vol.1 小川洋子・vol.3 角田光代 coming 6/22『いけちゃんとぼく』蒼井優インタビュー 西原理恵子、角川書店、 2009「いけちゃんとぼく」製作委員会■関連作品:いけちゃんとぼく 2009年6月20日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2009「いけちゃんとぼく」製作委員会■関連記事:悩める母・ともさかりえいまでもいけちゃんが見える?「逃走癖があるので(笑)」いけちゃんと恋愛小説家 vol.1 小川洋子寂しさと共に息子の成長を見つめる母「胸が苦しくなった」 蒼井優が明かす“いけちゃん”と“ぼく”をつなぐ心の会話
2009年06月19日『トランスフォーマー』である。その続編にして、世界中に先駆けてこの日本でまもなく公開を迎える『トランスフォーマー/リベンジ』でシャイアは再び、人類の運命を握る主人公・サムを演じている。23歳にして、ハリウッドで最も注目を集める俳優の一人となったシャイア。その魅力と素顔に迫った。再びサムを演じる上で、最もチャレンジングだったことは?この問いにシャイアは、自らプライベートで起こした自動車事故を引き合いに出し、劇中のサムと重ね合わせながらこう語った。「映画の撮影の期間中に事故を起こしたことで、マスコミからはかなり批判を受けたけど、自分が引き起こした結果を謙虚な気持ちできちんと受け止めました。心の面でも成熟し、乗り越えなくてはいけないと強く感じたんです。実際、これだけの規模の作品に携わるということは、すごく大変なことです。撮影を経て、まさに劇中のサムのように成長できたと自分でも感じています」。シャイア自身、完成した作品を観たのは今回の来日直前だったという。前作を上回る激しいアクションシーンの完成度の高さに満足そうに頷いた。「僕も、観客と同じ気持ちで観たよ(笑)。大好きだし、スクリーンを通じて同僚に会ってるような気分でした。実は、この作品にはブルーバック(CGなどの映像を合成するための青いスクリーン)は一切使われていないんです。想像力を駆使してそこにはない人やものをイメージして演じるのは難しかったし、ダンスのようにタイミングを合わせながら動くのも苦労しました。個人的には、ジョン・タトゥーロ(=シモンズ役)と再び共演できたのは、すごく嬉しいことでした。彼のアドリブの演技や、彼が持っている独特のカラーに触れることが出来て楽しかったです」。劇中、シャイアもアドリブで演じることは…?「Yes!Yes!もちろんあったよ。マイケル(・ベイ監督)は、出演者全てに対してアドリブの演技を期待してるし、元々、僕がこの役に起用されたのは、アドリブで演じることができるというところにもあると思います」。アクション以外のシーンでも、サムは恋人のミカエラ(ミーガン・フォックス)、そして新たに本作で登場するアリス(イザベル・ルーカス)と、2人の美女に言い寄られたりと、ここでも“成長”を見せているようだが…。「(2人に囲まれて)『僕は世界一ラッキーな男だ』って感じながら演じていたよ(笑)。彼女たちは賢く、一緒に演じていてとても楽しいんです。あれだけの美しさとパワーを持っていると、こちらは恐れをなしてしまいそうですが、彼女たちは映画の中で、美しさを誇るでもなく、あくまでも自然に演じてくれるんです」。劇中、サムはごく普通の青年、大学生としての生活を望むのだが、運命は決して彼を普通の生活の中に留めておいてはくれない。シャイア自身も、ハリウッドという特別な世界に暮らしているが、ごく普通の大学生になりたいという願望は?「うん、大学での生活はすごくうらやましいです。大学で勉強したい気持ちはすごく強かったしね。でも、いま自分が置かれているこの状況を蹴ってまで望むかというと…難しいですね。僕はいま、自分がこの空想のような世界にいることにもすごく感謝しているんです。普通では出来ない経験をさせてもらっているからね」。屈託のない笑顔でそう語るシャイア。様々な経験を経て着実に次世代のスーパースターへの階段を上っていく23歳から、今後も目が離せそうにない!■関連作品:トランスフォーマー 2007年8月4日より全国にて公開©2006 PARAMOUNT PICTURES AND DREAMWORKS LLC. ALL RIGHTSトランスフォーマー/リベンジ 2009年6月20日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連記事:『トランスフォーマー』新加入の2人が明かす舞台裏の応酬とは?『ターミネーター4』10億超スタート!梅雨真っ只中の興行戦線やいかに?【ハリウッドより愛をこめて】クリス・ブラウン、女性保護団体からの脅迫にパニック?ミーガン・フォックス「私はジェニファー・アニストンじゃない!」『トランスフォーマー/リベンジ』特製USBハブを1名様にプレゼント
2009年06月18日大人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」をゆるりと追いかけてきたこのコーナーですが、先月20日(現地時間)、ついにシーズン8の覇者が決定!日本での放送も先週末に終了しました。優勝したのは、ダークホースと言われてきたクリス・アレン(上写真)。大本命だったアダム・ランバート(右写真)は準優勝、その対抗馬だったダニー・ゴーキーは第3位、女子で最も上位となる第4位の座を手に入れたのは16歳のアリソン・イラエタでした。番組史上最高レベルの戦いが主張されてきた今シーズンですが、全米では本命アダムを退けたクリスの大どんでん返し的優勝がトップニュースに。「その謙虚さがイラつく」と辛口審査員サイモンに人柄の良さを責められて(?)きたクリス自身も結果に驚いていました。一方、準優勝を決めた後のアダムはと言うと、日本でのファイナル放送を前に発売されたローリングストーン誌の表紙を飾り、番組中から取り沙汰されてきたセクシャリティの問題をインタビューで明言。このことは各トーク番組の人気司会者たちも触れる旬の話題となり、アダムはクリスに勝ちを譲ったものの、いまや全米の注目と期待を一身に集める存在であることを知らしめました。そもそも、オスカー女優ジェニファー・ハドソンや全米アルバムチャート第1位のバンド、ドートリーを率いるクリス・ドートリーを例に挙げるまでもなく、優勝を逃してなおサクセスしたスターが続出している「アメアイ」ですから、この現象こそが「アメアイ」らしさと言えるかもしれません。現にクリス・アレン以外の今シーズン決勝進出者たちも、着々とレコード契約の話が進んでいます。そんな「アメアイ」だけに番組出身者を目にする機会はいままでもこれからも多いと思われますが、最後に海外ドラマのコーナーらしく(!)、「アメアイ」っ子たちのTVドラマ出演をさらりとご紹介。これが結構多いんです。シーズン5の準優勝美女・キャサリン・マクフィーは「アグリー・ベティ」シーズン1の第14話に本人役で登場したほか、「CSI:NY」シーズン5の第20話にも出演。、「CSI:NY」シーズン5には先ほど名前を挙げたクリス・ドートリーも第8話に出演しました。また、「BONES」シーズン3の第14話には、シーズン5で第7位のエース・ヤングらが出演。エースは遺体になって発見される役どころで、日本向けのエピソードタイトルはずばり!「アメリカン・アイドル殺人事件」でした。そのほか、日本未上陸作ではありますが、シーズン2の準優勝者、クレイ・エイケンは人気コメディ“Scrubs”で美声を披露。シーズン5第10位のリサ・タッカーは「The OC」に本人役で登場しているだけでなく、「ビバリーヒルズ高校白書」のスピンオフ、“90210”などにも出演している人気者です。このように、海外ドラマとも縁の深い(!?)「アメリカン・アイドル」。来年の放送も今から待ち遠しいですね!(text:Hikaru Watanabe)「アメリカン・アイドル」シーズン8FOXにて毎週土曜・日曜21:00〜放送中再放送:日曜12:00、月曜2:30・9:30、火曜〜金曜19:00※全42話放送予定FOX「アメリカン・アイドル」シーズン8サイト 2009 Fox Broadcasting Co.
2009年06月18日前作から2年――。様々なマシンが一瞬にして変身(=トランスフォーム)するという日本発のアイディアを基に映画化され、世界中を熱狂させた『トランスフォーマー』の続編『トランスフォーマー/リベンジ』がまもなく、全世界に先駆けてここ日本で公開を迎える。この最新作では、シャイア・ラブーフ扮する主人公のサムが、大学に入学するのだが、その新生活でのルームメイトおよび同級生がラモン・ロドリゲス演じるレオと、イザベル・ルーカス扮するアリスである。『トランスフォーマー』チームに新たに加わった2人に、映画の魅力について語ってもらった。ラモンが演じるレオは、何も知らないままサムとトランスフォーマーを巡る戦いに巻き込まれていくという、やや三枚目的な役柄。満面の笑みを浮かべてこう語った。「マイケル・ベイ(監督)から言われたのは、僕の役は、基本的に観客と同じ視点だということ。トランスフォーマーたちを見て、ごく普通の一般人ならどういった反応をするか?ということを常に考え、動揺を表現しました。特に後半は動揺しっ放しなんだけど(笑)、演じながら僕自身『やり過ぎじゃないのかな?これで大丈夫なの?』って思わなくもなかったけど、そんな迷いを乗り越えて演じきったよ。監督が求めていたのは、まさに“もろさ”だったんです」。一方のイザベル演じるアリスは、愛しのミカエラ(ミーガン・フォックス)と遠距離恋愛中のサムに執拗にアタックする謎めいた美女。「ネタバレしないようにと、きつくお達しを受けているの」と苦笑しつつ「サムにとって彼女は良い存在なのか、悪い存在なのか?どんな意図を持って彼に近づいていくのか?とにかく神秘的に演じてくれ、と監督には言われました。『猫のように』ってね」。物語の前半部分、シャイアを挟んで繰り広げられるコミカルなシーンは非常に印象的だが、どのように作られていったのだろうか?ラモンが監督、シャイアとのやり取りを明かしてくれた。「マイケル・ベイは、あんな大監督なのに、他人のアイディアや意見に対してすごくオープンなんです。キャンパスライフのシーンは、彼のオフィスで読み合わせすることから始めて、シャイアと僕でアドリブでセリフを作っていったんです。脚本家がその場でそのセリフを書きつけて、実際に採用されたりね。大切にしたのは、あくまでも大学でのやり取りでは、レオが主導権を握っているという空気を出すこと。それがないと、後半で主導権を奪われてあたふたするところとのコントラストが見せられないからね」。イザベルは、サムを誘惑するシーンの撮影について、少し恥ずかしそうにこうふり返る。「演じていると、監督が遠くから叫ぶのよ。『もっとセクシーに!もっと、もっと!』って(苦笑)。そういうことを言うところが、マイケル・ベイらしいなって思いました。自分でゆっくり話すように工夫したり、それから監督が『滑るように』って言うので、スムーズに動くことを意識しました。動き以外では、“何かが引っかかるような奇妙な感じ”というのを頭の中で常に考えていたわ」。これに対してラモンは、余裕の表情を浮かべつつ「イザベルは、全然男を誘惑するようなキャラじゃないんだけど、マイケルのすごいところは、そういう演技を引き出してしまうところだよね」と語っていたのだが、そういえば、レオはかなり、放送禁止用語に近い言葉を連発していたけど、あれもアドリブ?と水を向けると…。「あれは全部脚本家のアイディア。僕ら俳優の即興は一切ないよ(笑)!」とのこと。一体どんなセリフかは、映画館でお楽しみに!■関連作品:トランスフォーマー 2007年8月4日より全国にて公開©2006 PARAMOUNT PICTURES AND DREAMWORKS LLC. ALL RIGHTSトランスフォーマー/リベンジ 2009年6月20日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連記事:前作から“変身(=トランスフォーム)”?シャイア・ラブーフが明かす成長の軌跡『ターミネーター4』10億超スタート!梅雨真っ只中の興行戦線やいかに?【ハリウッドより愛をこめて】クリス・ブラウン、女性保護団体からの脅迫にパニック?ミーガン・フォックス「私はジェニファー・アニストンじゃない!」『トランスフォーマー/リベンジ』特製USBハブを1名様にプレゼント
2009年06月18日世界各国で感動の涙を誘い、本国ドイツでは教科書にまで取り上げられる大ベストセラー「朗読者」(新潮文庫刊)。大戦後のドイツを舞台に若き青年と年上の女性の“朗読”を通して紡がれる激しくも切ない愛を綴った本作が『愛を読むひと』として映画化された。本作で、ヒロイン・ハンナの36歳から30年にわたる人生を生き抜き、アカデミー賞主演女優賞はじめ数々の映画賞を手にしたのが、ケイト・ウィンスレット。確実に彼女の代表作の一つとなった本作について語ってくれた。原作、そして役に込める、深い愛賞レースにおける快挙の前には、本作の生誕の地であり撮影が行われたドイツに、ベルリン国際映画祭での本作のプレミア上映のために凱旋を果たしたケイト。その喜びを興奮気味にこう語る。「何よりも、ベルリンに戻ることができてとても嬉しいわ。この映画は、本当に特別な人たちと作ることができたし、特別な時間を過ごせたから。大変だったけれど、楽しい時間だったわ。でも私の願いは、私たちがこの小説を正しく映画化したと思ってもらえることなの。それが私たち全員にとってとても重要なことだから。脚本のデヴィッド・ヘアにも、監督のスティーヴン(・ダルドリー)にも、私にも、レイフ・ファインズにも、全員にとってね。だから何よりも、この小説を私たちが称えていることを分かってもらいたいわ」。「これ以上ないほどに、とても満足している」、心の底から沸きあがる、映画に対する惜しみない愛情と賞賛を口にするケイト。原作との出会いは27歳のとき、それから5年の成熟を経てハンナ役を獲得したが、重すぎる“秘密”を抱えた彼女を演じることにはもちろん、並々ならぬ苦労が伴った。「奇妙な感覚もあるわ。不思議なのは、私たち全員が映画を撮り終えたという実感がないことなの。去年の1月に撮影は終わったのだけど、とても難しい、重い役だったから、これまで演じてきた役柄以上に感情的にとてもきつかった。自分を解放するのに長い時間がかかったの。実生活に影響を及ぼしてしまうくらいの役だったわ。そして今度は突然、そのことを話す立場になる。それも大変なことなの。私自身のハンナを演じた個人的な経験について語るのだから。そしてこの映画への私自身のつながりをね。奇妙だけど、同時にワクワクしてるわ。もちろん話すのは嫌じゃないけど、少し違和感があるわ」。「ハンナはまだ、私の奥深くに生きている」撮影から1年を経てもなお、自身からハンナという女性を切り離すのが難しいと明かすケイト。全身全霊をかけて演じ上げた彼女にしか分からない、ハンナの心の奥底に眠る想いとは…。「確かアメリカで、11月か12月頃だったと思うのだけど、大きな丸テーブルを囲んでインタビューに答えていたら、誰かが、とても重い質問をしてきたわ。そのとき、インタビューの最中なのに、私は突然、感情的になってしまったの。最悪だったわ。でもそういうことが、続けて起こったの。それは、ハンナが私の奥深くにまだ生きているからだと思った。実際、彼女を自分の中に感じることもあるわ。猛烈に彼女がかわいそうになるの。彼女を許したり、いつも好きだったりするわけじゃない。でも本当に、彼女がかわいそうになる。でも、その理由を説明するのは難しいの。私が彼女を身近に感じて演じてきた経験は、ほかの人たちとは共有できない。とても個人的な経験なの」。© Splash/AFLO■関連作品:愛を読むひと 2009年6月19日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2008 TWCGF Film Services II, LLC. All rights reserved.第81回アカデミー賞 [アワード]■関連記事:ショーン・ペン、家族のために長期休養を決意全世界500万人が涙した小説の映画化『愛を読むひと』オリジナルノートブックを5名様にプレゼント愛とは…?オスカー女優ケイト・ウィンスレットの力強い演技に納得『愛を読むひと』『愛を読むひと』スティーヴン・ダルドリー監督次作はブラピと組んでオスカー?『スラムドッグ$ミリオネア』の子役たち、チャリティ活動で香港訪問
2009年06月18日先日、妻のロビン・ライト・ペンとの離婚申請を再度(1度目は2008年4月)取り下げたばかりのショーン・ペンが、家族と過ごす時間を優先するために長期休養をとる意向であることが明らかになった。アメリカの業界誌「Hollywood Reporter」によると、ショーンは出演予定だったコメディ作『The Three Stooges』(原題)と犯罪スリラー作『Cartel』(原題)から降板したという。休養期間は不明だが、最低1年間にはなるだろうと推測されている。『The Three Stooges』はファレリー兄弟の新作で、ジム・キャリーやベニチオ・デル・トロとの共演が話題を呼び、8月にクランクインを予定していた。ペンの復帰を待つか、代役を立ててスケジュール通り撮影を行うか、あるいは製作中止になるのか。10年以上も企画実現の努力を続けてきたファレリー兄弟の答えはまだ出ていない。メキシコの麻薬組織から息子を守るために戦う父親を演じる予定だった『Cartel』は代役を起用するという。ショーンは2度目のオスカー受賞作となった『ミルク』の後、テレンス・マリック監督の『The Tree of Life』(原題)と実在の元CIAエージェントの夫を演じた『Fair Game』(原題)の2本を既に撮影済みだ。(text:Yuki Tominaga)写真は、アカデミー賞授賞式でのもの。オスカー受賞、離婚申請のすったもんだを経て、無事着地した模様。Erik Ovanespour /© A.M.P.A.S.■関連作品:ミルク 2009年4月18日よりシネマライズ、シネカノン有楽町2丁目、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2008 Focus Features. All Rights Reserved.第81回アカデミー賞 [アワード]■関連記事:ケイト・ウィンスレットが語る惜しみない“愛”「ハンナは私の奥深くに生きてるの」『愛を読むひと』スティーヴン・ダルドリー監督次作はブラピと組んでオスカー?『スラムドッグ$ミリオネア』の子役たち、チャリティ活動で香港訪問苦境から子供たちを救えるか?ダニー・ボイル監督がムンバイの子役たちを訪問ショーン・ペン、再び離婚申請を撤回
2009年06月18日沖縄の離島を舞台に、ひとりの女性が愛する人を亡くした痛みから再生していく姿を描いた感動作『群青愛が沈んだ海の色』が6月27日(土)より公開される。昨年の7月に1か月にわたり、サンゴ礁が生きる美しい海など自然豊かな渡名喜島(となきじま)で撮影された本作。公開に先立ち、このたび主演を務めた長澤まさみが、沖縄の文化を広め、観光の振興に寄与した功績を認められ、沖縄県知事から「美ら島沖縄大使」に認定され、15日(月)、晴天の沖縄にてその認定証交付式が行われた。『深呼吸の必要』(’04)、『涙そうそう』(’06)に続き本作と、沖縄を舞台にした作品に縁深い長澤さん。今回の大役に「デビューしてから、毎年仕事で沖縄に来ているので、縁があってこういった大使に任命されることは嬉しく思います」と喜びを笑顔で語り、「沖縄はすごく好きで気候とか、食事とか、風景、海が好きなので、その良さを伝えられたらと思います」と意気込みを口にした。この任命にあたり、仲井眞県知事からは沖縄県民を代表して「女優として全国的に活躍している長澤まさみさんに美ら島沖縄大使を引き受けていただき、心から感謝してます。『群青 愛が沈んだ海の色』では、癒しの島、沖縄の魅力を発信していただいてます。これからも、沖縄の笑顔と元気をアピールして下さい」と長澤さんへ思いが託された。沖縄の自然の広大さと美しさの反面、その厳しさも描かれる本作。最後に長澤さんは「この作品で、沖縄で撮影する作品は4本目(※上記3作に加え映画『ラフ』は一部沖縄で撮影)になりますが、この映画は特に、景色だとか人の温もりといった沖縄の良さが詰まった映画になっています。私もがんばって演じたので、ぜひ観てください」と作品をアピールし、大使として最初の役目を果たした。『群青愛が沈んだ海の色』は6月27日(土)より全国にて公開。■関連作品:群青愛が沈んだ海の色 2009年6月27日より有楽町スバル座ほか全国にて公開© 2009「群青」製作委員会■関連記事:長澤まさみとの父娘役に、佐々木蔵之介「こんなかわいい娘がいたらたまらない!」
2009年06月17日アメリカの経済誌「フォーブス」が昨年6月から今年6月までの1年間、ハリウッドで最も稼いだ男優リストを発表、ハリソン・フォードがトップに輝いた。ハリソンは昨年、ファン待望のシリーズ最新作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』が公開され、6,495万ドルを稼いだ。『インディ・ジョーンズ』の興行収入は約7億5,000万ドルと言われている。今年66歳になるハリソンは数年前から交際中のキャリスタ・フロックハートと婚約、初秋には最新作『正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官』が日本公開される。2位は5,490万ドルのアダム・サンドラー。ユーモア・センスの違いから日本ではなかなか人気に火がつかないが、本国アメリカでは『ベッドタイム・ストーリー』など主演作は常に大ヒットを記録している。3位は昨年1位だったウィル・スミスで、4,500万ドルの収入。エディ・マーフィとニコラス・ケイジが約4,000万ドルで5位に並んだ。6位はトム・ハンクス、7位はトム・クルーズ、8位はジム・キャリー、9位はブラッド・ピット。昨年2位のジョニー・デップは今年は10位にランクインした。(text:Yuki Tominaga)昨年、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』のプロモーションで来日したハリソン・フォード。■関連作品:正義のゆくえI.C.E.特別捜査官 2009年初秋、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2008 The Weinstein Company, LLC All Rights Reserved.インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 2008年6月14日、15日先行公開、6月21日より全国にて公開TM & © 2008 Lucasfilm Ltd.. All Rights Reserved. Used under authorization.■関連記事:ハリソンがアメリカの“正義”に一石投じる!『正義のゆくえ』最新映像が到着ハリソン・フォードが明かす20数年の“インディ・ジョーンズ”生活シャイア・ラブーフがまたトラブル、酒気帯び運転で逮捕世界の映画館vol.19マドリッド「結局、『インディ』を観ちゃうんだよなぁ」早くも100万人動員&興収14億!100億突破でインディ再来日も!?
2009年06月17日映画化、TVドラマ化され大きな話題を呼んだ「恋空」、「赤い糸」を超える驚異的なアクセス数を記録している人気ケータイ小説「天使の恋」が映画化!モデルとして若い世代を中心に高い人気を誇る佐々木希が主人公の17歳の女子高生・理央を演じることが決定し、このほどブレザーの制服に身を包んだ女子高生姿の佐々木さんの写真が公開された。理央は人を惹きつけずにいられない、カリスマ性を持ちながら、ある過去が原因で心を閉ざし、お金しか信用せず、他人を利用することしか考えない女子高生。物語は、彼女が運命に導かれるようにある大学講師と出会い、人を愛することの意味を知り、成長していく姿を描いている。投稿型ケータイ小説サイト「おりおん☆」によると、原作発売時の数字で「恋空」の600万、「赤い糸」の800万を大きく凌ぐ1,300万ものアクセス数をたたき出している「天使の恋」。書籍の方もベストセラーとなっている。理央役に抜擢された佐々木さんは、ファッション誌「PINKY」(集英社刊)のオーディションで“プリンセスPINKYグランプリ”を獲得し、専属モデルとして現在も活躍中。今回、原作を読んで理央の成長していく姿に共感して出演を決意したという。昨年公開された『ハンサム★スーツ』に続く2度目の映画出演で早くも主演を張ることになった。理央が恋に落ちる大学講師の光輝は35歳という設定だが、一体誰が演じることになるのか?こちらもファンの間で注目を集めそうだ。佐々木さんの体当たりの演技を受け止めるのは、27歳の新人女性監督・寒竹ゆり。オリジナルのアイディアを加え、若い感性を武器にリアルな女子高生の姿を美しく、そして清々しく描き出す。『天使の恋』は年内に公開予定。■関連作品:天使の恋 2009年、全国にて公開ハンサム★スーツ 2008年11月1日より渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2008「ハンサム★スーツ」製作委員会■関連記事:谷原章介、佐田真由美、山本裕典らが監督の恥エピソードを暴露!英監督「威厳が…」“コメディアン”谷原章介と“俳優”塚地武雅が明かす『ハンサム★スーツ』一番のハンサムは誰だ!?谷原&塚地に北川景子、佐田真由美からキスのご褒美!「洋服の青山」の次はコレ!『ハンサム★スーツ』がハローキティとのコラボ実現101人の谷原章介と塚地のコマネチ!大爆笑『ハンサム★スーツ』試写会
2009年06月16日説明も音楽も一切なしの“観察映画”を確立させ、各国の映画祭で喝采を浴びた想田和弘監督が、タブーとされてきた精神科にカメラを入れ、いまの日本人の精神のありようを映し出した『精神』。本作が6月13日(土)に公開初日を迎え、想田監督に加え、本作の舞台である精神科診療所「こらーる岡山」の山本昌知医師、そして参議院議員の川田龍平氏による舞台挨拶が行われた。公開前より、昨年の釜山国際映画祭やドバイ国際映画祭など各国の映画祭で4冠を達成し、そのテーマ性から国内でも高い注目を集めていた本作。初回上映前には、200人以上の観客が長蛇の列を作り、一番乗りの観客に至っては約2時間前から並ぶほど。その後も客足は途絶えず、4回全席満席の盛況スタートとなった。想田監督は「感謝申し上げたいのは、出てくださった患者さん。精神障害や精神疾患というものに対しての差別や生きにくい社会があります。今回はあえてモザイクをかけないで撮影しましたが、不安もある中で最終的に納得して、みんなに見てもらおうという気持ちにまでなってくれました」と感謝の挨拶。自身の経験が本作のテーマと向き合う原点となったことを明かし、「この映画が、議論や話し合いのきっかけになってほしい」と思いを伝えた。はるばる岡山から駆けつけた山本先生は、この盛況ぶりに感激の表情。「常として、当事者の人にはそれぞれ自分たちを理解してほしいと思っているけど、うまく伝わらなくてもどかしいと思っていました。決定するのは患者さん、私たちはそれをどう助けるかだけ。この映画はごく一部、全部と思わないでほしい。みなさん、“らしさ”を尊重して生きていってください」と現場からのメッセージを観客に贈った。自身もHIV訴訟でカミングアウトするという経験がある川田議員は、映画に登場する当事者たちに対し、「出るということは、伝えたいことがあるということ。そこを汲み取ってほしい」と共鳴のコメント。「周りの人が受け入れてくれるかどうかもあるが、まずは自分で作る自分の差別があるのではないか。一方通行のコミュニケーションは伝わらない。いま、私は参議院議員の仕事をしていますが、一方的な法もあります。もっといまの社会に関心を持ってもらい、自分のこととして見ていけばいいと思う」と力強い言葉で現状を語った。さらに、上映終了後には渋谷区の美竹公園にて、青空の下、山本先生による“公開生き方相談”が開催。なかなか相談の場が限られる中で、当事者、介護ヘルパー、精神医療医学を勉強する学生など、様々な相談者が殺到し、約1時間で16人もの相談に答えた。中には、涙を流す人の姿も。『精神』はシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開中。■関連作品:精神 2009年6月13日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開© 2008 Laboratory X, Inc.■関連記事:新たなタブーに挑んだ想田和弘監督のトークショー付き『精神』試写会に10組20名様ご招待タブーに切り込む!“精神”から日本社会を照らす想田和弘監督最新作がベルリン出品
2009年06月16日思い通りにならなかった私を愛せますか?
うちのダメ夫
妻だって倒れます