ギャラリーのある三角の家インスパイアしてくれる空間で快適に暮らす
ニューヨークでは家の壁をパテで粗く塗りかつなんども塗り直す。それですごくモコモコした壁が多いのだが、そうしたニューヨークで経験した空間の影響もあり塗りムラのあるほうが逆にしっくりとくるようだ。キッチンの壁をブリックタイルにしたのもそうだという。京子さんは「ニューヨークのカフェみたいな雰囲気にしてほしいということでタイルにしてもらいました」と話す。表面がフラットなものと凹凸のあるものの2種類をうまくばらけるように張ったのもリクエストだった。
2階東側から奥のキッチンを見る。
遊さんが好きだという緑がとてもセンス良く配置されて空間の雰囲気をさらにコージーなものにしている。
キッチン部分の壁は京子さんの希望でブリックタイルを張った。右の木の壁は遊さんが明るい色を選びシナ合板にした。存在感のあるライトはブティックで使われていたのを譲り受けたものという。
2階の壁が一部切り取られていて、そこから1階と道路を見下ろすことができる。
遊さんの描いたドローイングが並ぶ。
道路側の壁の角度が内側へと振られているのがわかる。
キッチンから見る。東に向かって空間が徐々に狭まっている。
階段上部から見下ろす。