ギャラリーのある三角の家インスパイアしてくれる空間で快適に暮らす
真ん中に架けられている作品はこの家のオープンハウスをした際に描かれたこの家をモチーフにしたドローイング。
土間から見る。遊さんと京子さん、娘の生愉(きゆ)ちゃん。
手前は主寝室。このように扉を開けるとギャラリーにすることもできる。
いちばん右の作品はニューヨーク・クイーンズ地区で発行されている雑誌の表紙となり、また個展を開くきっかけにもなった。
遊さんはNYのバスルームがタイル張りなのが好きだったので、「タイルにしたい」とリクエストした。
洗面所の左手がトイレ、向かいが浴室で水回りがこの場所にまとまっている。
「ふつうにはない、変わった家ですが、ほんとにいいものをつくってもらったという気がします」と遊さん。暮らし始めてまだ間もないが夫妻ともにリビングの開放感が気に入っているという。視線が2方向に視線が抜けるうえに天井も高い。「斜めのパースが効いている空間だからかそんなに狭い感じもしない」と画家らしいコメントをしてくれた。「プランを見たときは狭めに感じたのでパーティをやるときとか大丈夫かなと。でも住んでみると狭い感じがしないし、パーティをしたときも問題なかったしみんなが“空間がいいね”って言ってくれて」