螺旋階段のある家抜けと余白のある空間に光がたっぷり降り注ぐ
吹き抜けの開放感を楽しみたい
ECメディア「北欧、暮らしの道具店」でバイヤーを務める竹内敦子さん。のどかな住宅街の日当りのいい角地に、1年程前一軒家を設けた。
「両親も兄も建築関係の仕事をしていることもあって、建物を観るのが好きだったんです。夫も戸建て派で、将来は家を建てたいねと話し合っていました」。
見つけた土地は第一種低層住居専用地域にあった。閑静な住環境と日当りが保障される一方、土地に対して建てられる面積は制限される。ここにあえて螺旋階段のある、贅沢な吹き抜けのリビングを設けることに。
「100%LIFEで螺旋階段のある家を見て、ヒントになったんです(笑)。
大工さんの押しもあり採用したのですが、良かったなと思っています」。
ネット検索で見つけた地元の工務店が、設計から施工までを担当。
「決して広くはない土地でも明るく開放的に暮らしたい、光が差し込む家にしたい、とリクエストしました」。
外側からは中が伺い知れない、閉じた白い箱のよう。ところが中に入ると、光いっぱいの抜けのある空間が広がっていた。
2階からリビングを見下ろす。4mあるブラインドを通して、光が室内に届けられる。
螺旋階段がLDKの中心に。