螺旋階段のある家抜けと余白のある空間に光がたっぷり降り注ぐ
コロナのストーブが冬は大活躍。ステンレスのケトルは「北欧、暮らしの道具店」でも販売しているもの。
日当りのよさからか、ウンベラータ、エバーフレッシュなどグリーンがよく育つ。床は無垢のオーク材で。
光の入り方を大切に
「北欧を特に意識したわけではないのですが、もともと持っていた家具から、必然的に北欧の雰囲気になりました」。
白い壁に明るめの色味を選んだ床。シンプルな空間には、4mの高さのある大きな開口から光がたっぷり降り注ぐ。
「光がどう入るかは気になりましたね。
特に水回りには窓が欲しかったので、キッチンは南側の庭向きに設置してもらいました」。
当初のプランでは窓がなかった2階のベッドルームにも、リビングを見下ろすようにガラス窓を設け、北側の玄関には光が届くよう、リビングの引き戸をガラス戸に。
「仕切りがほとんどないので、冬はコロナの石油ストーブ1台で、家中が暖かいんです。エアコンはほぼつけないですね」。
2階のフロアも、ベッドルーム以外には仕切りを設けずオープンに。いずれ家族が増えたら部屋をつくれるよう、可変性のある間取りにした。
「当初のプランではもうひと部屋あったのですが、工事中にやっぱり要らないな、と思って中止してもらったんです。