庭と一体となる暮らしランドスケープに溶け込むハーフビルドの箱
共用部に置いたソファーで読書をするインディゴちゃん。シャワールームの扉はベニヤで仮につけたもの。
階段を登ると現れる一角。集成材に色を塗りDIYで作った棚を本棚に。壁にはお子さんの作品を飾る。
海外のファームハウスのような主寝室。ベッドはベニヤにベンガラ塗料を塗ってDIY。
クルミの木のクローゼットも石川さんがデザイン。取っ手の代わりに手をかけられる凹みをつけた。
ゲストルームには小上がりを設け、琉球畳を敷いた。クローゼットと棚の裏側は共用部の本棚になっており、壁代わりでもある。
ロフトのある子供部屋。柵はテーブルの代わりにも。当初なかった階段はクルミの木でデザインし、後から大工さんと施工した。
いつまでも完成はない
1階のキッチンの奥には、メアリーさんが開く英語教室やワークショップのためのアトリエも設けた。
「近所の子供たちがやってきて、いつも賑やかなんです。2階のゲストルームにはホームステイの学生も招いています。家という垣根なく、みんなが集える場所にするのが理想ですね」。
リビングから続く庭にもいずれウッドデッキをつくる予定だが、今はタープを張り、近所の人を招いてバーベキューなどを楽しんでいるそうだ。