くらし情報『庭と一体となる暮らしランドスケープに溶け込むハーフビルドの箱』

2020年4月6日 00:00

庭と一体となる暮らしランドスケープに溶け込むハーフビルドの箱

庭と一体となる暮らしランドスケープに溶け込むハーフビルドの箱

庭とダイレクトにつながるリビング。コンクリートが蓄熱して冬も暖かい。セルジュ・ムーユのウォールランプの下は、Bang&Olufsenのスピーカー。
庭と一体となる暮らしランドスケープに溶け込むハーフビルドの箱

地域に向けて開かれるファサード。南面のみ杉材で、他の3面に焼杉を使った。
庭と一体となる暮らしランドスケープに溶け込むハーフビルドの箱

腐食しにくく約50年の耐久性があるという焼杉の外壁は、断熱性、清浄効果も高い。

光と緑に包まれる家

「動物の巣のように、住まいは主(あるじ)自身でつくられるのが本来の姿です。石川さんはデザインも施工もできる本来の住まいの作り手だと感じているので、こちらは空間構成、構造、工法、断熱など性能の設計に専念して、石川さんが自ら造りあげる“ハーフビルド”にお任せしました」(吉田さん)
建築家・吉田さんは、隣家を避けて明るい日差しがリビングに届くよう、南面の西側に階段の吹き抜けと2階までの開口を設けることを提案。
「庭に面した南向きの大開口は、太陽が高い位置を通る夏は日が中まで差し込まず、逆に冬はリビングの奥まで差し込んでくれて、効率的です。冬はペレットストーブ1台で、蓄熱も長く続き暖かく過ごせます」。
リビングの奥にあるキッチンは、石川さんがデザインし、家具職人がモルタルの天板にクルミの木の面材で造作。

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