自宅がキッチンスタジオに バリ風インテリアで心地よい暮らし
「フライパンはどうしても汚れるので、ある程度使用したら買い替えます。電熱が良いものを合羽橋で購入しています」。
『ストウブ』の鍋の取っ手を動物に変更。「鶏、豚、魚、エスカルゴと食材がモチーフになっています。私のささやかな贅沢です(笑)」(こずえさん)。
階段を昇ってくると本棚が。生徒さんたちがレッスン前などの時間に手に取れるようにとの心遣い。
2階のトイレ。臭いを吸収する特殊な壁紙を採用。
バリを意識したリゾートライクな空間
安藤邸に一歩足を踏み入れると、お香の良い香りがし、玄関にはカエルの石像が鎮座し、壁には木製のゲッコーが張り付いている。遊び心のあるバリ風インテリアでゲストを迎えてくれる演出は、裕司さんのアイディア。
「学生時代にバリ島を訪れ、サーフィン三昧の生活をしていました。海もいいですが、食べ物も美味しくて、人もあたたかくてね。
すっかり魅了されて何度も訪れています。長いときは数か月いたことも。家を建てるなら、バリのリゾートホテルのような空間にしたいと思ったんです」。
リビングの床はタイル調に仕上げ、天井はダークブラウンの梁に、重厚感のあるシーリングファンを設置した。壁にはストーンカービングをはめ込み、天然木やラタン素材の家具で統一。