高台から緑豊かな公園を望む 緑の専門家夫妻が建てた 星型の実験住宅
サペリというアフリカ産の銘木にアイアン作家の脚を組み合わせた。
複雑な星のカタチの角度が豊かな奥行き感を生む。
窓の内と外、遠景の公園が、三層の豊かな緑の景色を作る。
テラスの外に大谷石を敷いた。ここから見える庭はアガベを中心とした植え込み。
「以前は店舗を構えていたのですが、家の居心地が良すぎて、今は家でフラワーアレンジメントの制作しています。『輪(りん)』は、ワークショップやイベントを行ったり、オンラインショップで販売もしています」
幸恵さんが仕事で使うドライフラワーのストックの棚も敬司さんのDIY。下の箱はキャベツボックス。
約5mある吹き抜けが気持ちいい。壁に飾っているのはアガベの大きな花のドライ。
ローテーブルは敬司さんのハンドメイド。庭の鉄柵は鉄の作家さんにお願いして作ってもらったもの。
光あふれる明るいキッチン
星型の荒木さんの住まいは、キッチンに立つと、庭をはさんでリビングが見える。リビングのテーブルにいる家族の様子を見ながら料理ができる。
リビングから数段上がったところに洗面があり、その奥にバスルームがある。お風呂に入りながら庭を眺めることもできる。
星型の平面図の複雑さに加え、スキップフロアの空間の変化が楽しい。