高台から緑豊かな公園を望む 緑の専門家夫妻が建てた 星型の実験住宅
そしてできあがったのがこの星型の家です。公園を望む高台の土地も探していただきました」
古材はあえて使わなかったのだそう。
「住むうちに長い時間をかけて古材へと変化する楽しみを残したいと思いました」
敷地は谷を見下ろす擁壁の上にある。南側は高低差があるが、北側は敷地とフラットにつながっている。外壁は「そとん壁」と呼ばれる自然素材を使っている。
2階の吹き抜け下からリビングを見下ろす。
2階には2箇所、1階を見下ろせる場所があり、それぞれ違った見え方を楽しめる。
階段の踏み板の隙間から見える1階と2階のドア2つはトイレ。それぞれのドアにリースを飾る。
階段の下を有効活用した靴入れはDIYで製作。
2階は右側に寝室、左側に子ども部屋、正面にワークスペースがある。個室や収納には扉がなく、間仕切りはカーテンのみ。2階の床は杉材のフローリング。
リビングの上の橋状になった場所がワークスペース。正面に薬師池公園が広がる。新緑の季節は最高の眺めになるそう。
造作デスクは正面と右側にも窓がある明るい環境。