2017年10月2日 21:00
【ガチで怖すぎーっ!】中野京子先生おすすめ! 女子必見「怖い絵」3選
「怖い絵」ってどんな絵ですか?
中野先生
怖い絵というと、スプラッターみたいなグロテスクな絵を想像して美術館に来られる方もいらっしゃるでしょうが、全く違います。もちろん、実際に怖い絵もありますが、ほとんどはパッと見るときれいで美しい絵。でも、その絵の背景を知ると怖くなるというのが展覧会のコンセプトです。
アート初心者でも楽しめますか?
中野先生
(『怖い絵』展の神戸会場では)ananの読者さんのような若い方や、はじめて美術館に来たという人も多くいましたよ。若い人たちがSNSで発信しているのを見ると「おもしろい」という感想がすごく多かったです。みなさん、美術館で絵の解説をじっくり読んでくれたようで、作品の背景や意味がわかったら「絵ってこんなにおもしろいんだ!」と思ったそうです。
ふだん美術館に行っても一時間あれば見終わってしまうという人も、今回の『怖い絵』展では気づいたら二時間も三時間もいた、という人が多い。つまり解説を読んで絵の意味がわかるとおもしろくなって、何度も繰り返し見たくなるのでしょうね。
anan女子におすすめの「怖い絵」を3点教えてください!
中野先生
まずはビアズリーの《踊り手の褒美》。