結婚、妻の懐妊、ロシアワールドカップの本戦出場決定。2017年は、長友佑都さんにとってサッカー選手としてもプライベートでもドラスティックな年となった。が、遡ること2年前は度重なるケガに苦しみ、選手生活の岐路に立っていた。そこで、ある決意をしたという。
「食事を徹底的に見直すことにしたんです。主食を変え、タンパク質の摂り方や脂質の摂り方、間食の選び方、何もかもを変えました」
そのプロセスは雑誌『ターザン』に連載され、この9月に一冊の書籍『長友佑都の食事革命』としてまとめられた。
たとえばある日のメニューがこれ。
朝食/野菜とフルーツのスムージー、チャーハン。
昼食/ミックスサラダ、牛肉のハム、魚介たっぷりリゾット、カカオ100%チョコケーキ(白砂糖不使用)。
夕食/豚ロース肉の生姜焼きサラダ、クラムチャウダー、白身魚のソテートマトのアンチョビソース、馬肉のステーキゴルゴンゾーラソース、まぐろ納豆。
とにかく肉や魚など、タンパク質の量が多い。こうした食事は、アスリートだけでなく女性にもおすすめできると長友さん。
「日本の女性って細い体型を理想にしますけれど、外国の女性は筋肉が締まったグラマラスな体型を目指すんです。