いじめや激太り、フライデーでセミヌードを披露するなど、紆余曲折あった元グラドルの筆者・小阪。芸能界を引退後、さまざまな葛藤を経て心に決めたのは、保育に携わることだった。しかも、自分で保育園を作ることを決意。そして、その園には3つの心得とともに、ある特徴を掲げた。それは……。
文・小阪有花
【グラドルから保育園へ】
vol. 77
3つの心得とひとつのこだわり
1対1の子どもへのケア。保護者との関わり方。保育士との向き合い方。
これら3点に的を絞り、どういう保育園にするか方向は決まった。そして、この3つを心得にしたのち、私は最後の他園との違いについてのこだわりを決めた。保育園は、大きく認可外保育園と認可内保育園にわけられる。その大きな違いは、まわりの保育園と方針が一緒であるか、そうでないかの違いだ。
認可内保育園の方針は、その地区ごとで決められており、その方針に沿って取り組んでいくのもの。しかし、国から補助金などがもらえるわけではない認可外保育園は、認可内保育園とは全く逆で、他園との違いをアピールし、そこにしかできない教育などを売りにする。英才教育や体育教師がいるなどが、よくある一般的な例である。