最新アルバムを引っ提げ、布袋寅泰が日本に降臨!インタビューから伝説的ミュージシャンの魅力に迫ります。
夢は叶わなくても、追いかけなければいけない。
トップミュージシャンとして長年日本のロックシーンに君臨してきた布袋寅泰さん。大きな夢を抱いて日本を離れ、ロンドンに移住して5年が経つ。
「若いころからイギリスのロックに憧れ、その匂いを嗅ぎたくて何度もロンドンには行ったけど、やっぱり5年暮らしてはじめて見えてきたこと、わかったこともあるし、僕も50代になり、落ち着いて物事を見られるようになったと思います。いい作品を作って一人一人に届けるという表現者としての仕事は変わらないし、長年抱いていた夢にも近づいているのだけど、環境を変えてゼロからスタートするのは、まぁ大変でした、思っていた以上に」
14歳でギターを弾き始めたときから“ギター抱えて世界で活躍する”という夢をロックが与えてくれた。その夢は現実のものとなり、いまだ夢の途中。
「バンドからソロになり、アーティストとして成功もしましたけど、30周年を迎えたころ、諦めないで夢を追いかけるという気持ちを歌詞に込めた『DREAMIN’』のごとく、オレはまだまだやれるだろうっていう気持ちが湧き上がってきたんだよね。