2017年11月22日 17:30
【まるでデート…】神木隆之介が耳もとでささやいてくれる展覧会
まずは展示室入り口でフォトセッションが行われました。
神木さんは新海作品の大ファン。映画『君の名は。』では主人公・立花瀧役を演じ、今回の展覧会では音声ガイドも担当されています。会場ではMCも交えてお二人のトークセッションが行われましたので、その一部をご紹介します。
――映画『君の名は。』の中で登場した国立新美術館でご自身の展覧会が開かれることについて、監督はどう思われましたか?
新海監督
映画では、国立新美術館をデート場所として描いたのですが、東京の象徴として圧倒されるような建築物があって、高校生のデートとしては少しだけ敷居が高いような場所として、ここを選びました。(主人公の)瀧君のキャラクターを描くために選んだのですが、まさかこの場所で『君の名は。』を含めた過去作品を展示していただける機会があるなんて、想像すらしていませんでした。すごく光栄だと思います。
同時に、日本の中でアニメーション映画の受け取られ方というのも少し変わってきたのかなと。こんなところで展示していただけるなんて、アニメーション映画をずっと作ってきた先輩方の流れのなか、その末端に僕たちの作品もあるのかなと思っています。