2017年12月30日 22:30
#Metoo(私も)…被害者の声を聞いた。ハラスメント被害を止める勇気
実際に被害に遭ったという女性の声を、何人かから聞いてきました。まずはその声に耳を傾けていただければと思います。
会社の ”接待”。私は性を売る商売道具じゃない
中小企業で働く、OLのマリカさん(仮名)。割合としては女性が多く、勤務中にセクハラを受けることはないと言います。しかし、苦痛なのは年に数回行われる接待なのだと語ります。その接待は、社員全員が出席して、取引先企業の人や社長の友人などをもてなすものです。社長の友人の飲食店で、貸し切りにして行われます。
入社してから毎回出席していますが、強い違和感を覚えるそうです。
取引先企業の人や社長の友人は男性が多いです。それぞれにご飯を取りわけたりお酌をしたりするのは良いのですが、問題はその先。酔いが回ってくると、男性陣は女性を ”指名” してきます。隣に座るように言われ、体を触られます。ときには抱きつかれることもあります。二次会になると、より少人数に。誰かに気に入られると、断れないような雰囲気で、そのまま二次会に行く形になります。
二次会も社長の友人の店。大抵個人経営のスナックのようなところで、ボディタッチが激しくなります。
接待の欠席はできない、とマリコさんは語ります。