2018年1月13日 10:30
玉木宏と新木優子が話題作『悪と仮面のルール』の裏側を語りつくす!
今回は、演じるにあたっての難しさはありましたか?
新木さん
私の役に関しては、性格がゆがんでいるようなキャラクターではなかったので、難しいというよりは、普通でいようと心がけました。
玉木さん
僕の場合は、難しく考えたらいくらでも難しくなってしまう役。結果何を伝えたいかというところに焦点を合わせると、これは2人の恋愛物語であり、文宏の香織に対しての純真な気持ちがすべてのことを起こす原動力になっていたと思うので、そこから逆算することにしたんです。そして、表面的にはポーカーフェイスだけど、内面にある香織へのシンプルで強い思いを大切にしていました。
本作では、整形した男性の役ということで、顔に違和感を表現するために、なんと50本もの鍼を顔に打ったという玉木さん。
どのような経緯で行ったのかを教えてください。
玉木さん
整形は経験がないですし、ましてや整形をして他人の顔をまるごと手に入れるというのは、なかなか想像もしにくい世界なのですが、どうにかしてそういう違和感を芝居だけではなく出せないかと考えました。
そこで、知り合いの鍼の先生に相談をして、安全の範囲のもと、包帯を巻いている冒頭のシーンの直前に顔中に鍼を打ってもらい、変な違和感を作ったんです。