2018年2月28日 22:00
安田顕、西原理恵子の過激“ダメ男”トークに押され気味で…
生きていくうえで軸となる、仕事と恋愛。そのどん底からの抜け出し方を、数多の荒波を乗り越えてきた漫画家・西原理恵子さんが指南。迎え撃つのは、人生の流れに身を任せてきたという、チームナックスのメンバーでもある俳優・安田顕さん。捉え方次第で、ピンチはチャンスに!
波瀾万丈な西原理恵子さんの人生。転んでも、立ち上がる。その濃厚で逞しいサバイバル経験を、安田顕さんとお聞きすることに。
西原:
私が最初につまずいたのは、19歳で美大の予備校に入った時ですね。
安田:
どうされたんですか?
西原:
課題で描いたデッサンが、成績順に貼り出されたんですけど、私は最下位。
その時点でプライドはぺしゃんこだった。それなのに、いざ武蔵美に入ったら、まわりはもっとスゴい人たちだらけで…。その上には東京藝大っていうのがあって、さらに院とかになるとチョモランマみたいなものでしょ。でも、予備校で最下位からスタートしたおかげで、自分の実力がどんなものか、もうわかっていたんですよね。だから、卑屈にならず、「そんな自分にできることは何なのか」って、考えることができたんです。
安田:
冷静ですね。
西原:
で、始めたのが、1カット500円のエロ本のカット描き。