2018年7月3日 20:30
性差別に決着!? 29歳女子が50代おじさんに挑んだある戦い
40年以上前に行われた実際の試合を題材に描きながらも、現代の女性たちが抱えている問題をあぶりだしている本作。そこに込められた思いなどについて、今回監督を務めたこちらの方々に話を聞いてきました。それは……。
ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス!
長編監督デビューをはたした『リトル・ミス・サンシャイン』で高く評価され、一躍注目を集めたおふたりは、ご夫婦でコンビを組んで活動中。そこで、夫のジョナサンと妻のヴァレリーに、映画制作の裏側や夫婦で働くことの利点などについて語ってもらいました。
本作の見どころのひとつは、スポーツだけを描くのではなく、恋愛や社会、政治といったあらゆる要素が入っていること。
それらのバランスが見事でしたが、苦労した部分はありましたか?
ジョナサン
今回はそこが一番のチャレンジだったんだ。でも、だからこそやりたかったというのもあるかな。
ヴァレリー
確かに、スポーツ映画というのは、最後に試合を行うという構成が決まっているところがあるわよね。でも、そこにたどり着くまでに恋愛などのいろいろなストーリーがあるからこそ、試合のシーンがより高められるというのもあると思うの。