2018年7月15日 16:00
新しい感覚が知れる「ショートフィルム」 別所哲也おすすめの3本とは?
また、アルゼンチンやポルトガルなど、普段はなかなか目にすることのない、世界中の作品と出合いやすいことも魅力のひとつです」
今の時代はショートフィルムを観るのに便利だと別所さん。
「インターネットで検索するだけでもさまざまな作品が観られるので、自宅などで手軽に楽しんでほしいですね。映画を観るために2時間を割くことは大変かもしれないけれど、ショートフィルムは短いですから。10分という時間でも、作品を味わい、何かを感じ取ることができますよ。おそらく、ショートフィルムの世界はこれからさらに、進化を遂げていくと思います。実際、カット割りが必要のないVRの作品が登場したことで、作品を手がけるクリエイターの種類も変わってきています。そういった、実験的で新しい手法が次から次へと入ってくることも、ショートフィルムの面白さの一つだと思います。今後の展開は、僕も楽しみにしています」
『スーパーマン、スパイダーマン、バットマン』
甘えん坊のアーロンが、父親と一緒にバスに乗ってとある目的地へと向かうというハートウォーミングな物語。
タイトルにヒーローたちの名前が連なっている意味を考えつつ観賞を。監督は、トランシルバニア国際映画祭の設立者であるTudor Giurgiu。