2018年7月26日 09:00
スペシャルランチにパーティも! みんな大好きモネの展覧会
抽象的な作品の多い現代アートとはあまり関係がなさそうにも思えますよね。
実は、モネは西洋絵画の世界で新しいことにチャレンジしていた画家。例えば新しい技法を使ったり、大気や光、水など形のはっきりしないモチーフを描いたり、当時としては斬新なことをしていたので、批評家からは痛烈に批判されていました。そんな先見性のあるモネの作品は、現代でもアーティストたちにインスピレーションを与え続けています。
この展覧会を担当した横浜美術館の主任学芸員 松永真太郎さんによると、モネ作品と現代アートを一緒に展示することで「モネの革新性、現代性、普遍性を浮かび上がらせることができる」とのこと。
「現代アートは取っつきにくいというイメージを持っている方々に、例えばモネの風景画を見るようなまなざしで現代アートを見ていただいたら、純粋な色彩のハーモニーなど視覚の喜びを再発見していただけるのではないか」と松永さん。
会場では展示作品のそばに作品を見るためのヒントも掲示されているので、抽象画などを見慣れていない人でも楽しく理解することができると思います。
楽しいコラボイベントも満載!
この展覧会の開催にあわせて、楽しい関連企画も多数用意されています。