2018年10月11日 16:00
芝居でストレス発散も? 川栄李奈が初主演映画で大杉漣さんに学んだこと
今、映画やテレビ、CMにとひっぱりだこの女優・川栄李奈さん。10月20日に公開される『恋のしずく』は、彼女にとって初めての主演映画としても話題になっている。
「主演と聞いて、もちろん今までにやったことがないので、すごくありがたいと思いました。キャストのみなさんがいい方ばかりで、本当に救われたんです。現場では変に気を張ることなく過ごせたし、小市(慢太郎)さんをはじめ、まるで親戚のおじさんのような気持ちで会っていました(笑)。クランクイン初日は、酒蔵を楽屋としてお借りしていたのですが、そこにコタツが置いてあって。みんなで囲みながらお昼を食べたり、『なんかいいね~』と話したことが思い出に残っています」
演じる橘詩織は農業大学に通う3年生。ワイン好きながら、意に反して、酒蔵へ実習に行くことになる。
「私も詩織と同じで日本酒が苦手なので、演じやすい部分はあったと思います。ただ、役を通してお酒が造られる過程を見て、完成までの苦労や酒蔵の方の深い愛情、長い歴史などを学びました。日本酒に対するイメージはどんどん、いいものへと変わっていきました」
映画の撮影は広島県で行われた。
「私たちが撮影をしていた東広島は、酒蔵や、湯気が立ちのぼる煙突があったりと、ものすごくきれいな所でした。