2018年10月11日 16:00
芝居でストレス発散も? 川栄李奈が初主演映画で大杉漣さんに学んだこと
このあいだの豪雨で被害を受けた地域もあると思うのですが、映画には美しい景色が映り、残っているので、地元の方にはぜひ観てもらいたいです。撮影のときにも、たくさん協力してくださって…。毎日のように差し入れをいただいたし、お肉屋さんが持ってきてくれたお肉を焼いたりと、本当に楽しかった。おかげさまで、めちゃくちゃ太りましたけどね(笑)。もちろん、美味しいお酒も持ってきてくれるので、共演者の方たちは毎日のように飲んでいましたね。なかでも宮地(真緒)さんは日本酒が好きで、ずーっと飲んでいた記憶があります(笑)」
本作は、先ごろ亡くなられた大杉漣さんの映画としての遺作でもある。
「大杉さんはすごく優しい方で、役に対して自分から提案をなさるなど本当に真面目に向き合っていて、学ぶところがたくさんありました。関係者全員が同じように思っていると思います。
大杉さんの優しさや温かさ、お芝居への熱量がこもっているので、そこも見てほしいです」
演技のお仕事が「大好き」だという川栄さん。
「自分とは違う人になれる喜びがあります。私自身は喜怒哀楽を出さないタイプなので、お芝居で泣いたり笑ったりすることが、ストレス発散になっています。