2018年11月16日 18:30
舞台はNYの日本人高級クラブ…秘密の恋に溺れる女を描いた『MAKI マキ』
そのため、営業が終わる朝5時に入って、夕方の6時までに終わらせないといけなかったので、セッティングしては元に戻すというのを毎日繰り返していました。それが本当にきつかったですね。
あとは、マキが別荘に行くシーンも、1本分の映画と同じような内容を3日間で撮らないといけなかったので、違う意味で大変だったシーンです。とはいえ、全部大変でしたね……。
―そのなかで、何かハプニングが起きたりしたことはなかったですか?
監督
実は、マキのアパートは友達から借りていたのですが、そこのオーナーがポルノ映画を撮っていると勘違いして、追い出しにきたことがありました(笑)。どんなに違うと言っても、わかってもらえず、毎日のように言われ続けて大変でしたね。原田さんもいたので、とても恥ずかしかったです。
「絶対に負けない」という気持ちを受け取って欲しい
―この作品を通じて、ananwebを読む日本の女性たちにも感じて欲しいことがあればメッセージとしてお願いします!
監督
若い人たちに伝えたいのは、がんばればどんな願望も手に入れられるんだという勇気を与えられる映画だということ。
それは「絶対に負けない」という思いを持ったマキやトミー、そしてミカからも感じることだと思いますが、カメラの後ろにいるスタッフたちも同じような気持ちでこの作品を作ったので、そういうところはみなさんにも感じて欲しいと思っています。