くらし情報『自閉症、ダウン症、LGBT…困難と向き合う親子の真実『いろとりどりの親子』』

2018年11月16日 19:30

自閉症、ダウン症、LGBT…困難と向き合う親子の真実『いろとりどりの親子』

ということで指名したのがドレッツィン監督。そこで、制作の過程で学んだことや本作で伝えたい思いについて語っていただきました。
自閉症、ダウン症、LGBT…困難と向き合う親子の真実『いろとりどりの親子』


―もともとは原作に感銘を受けて映画化したいと思ったそうですが、ご自身もお子さんがいる親として、親子関係に問題意識のようなものを感じていたのでしょうか?

監督
確かに、自分が親であるということで、家族の在り方や親子関係に対する興味を抱いたという部分はありました。でも、私はもともと好奇心旺盛な性格。だからこそ、ドキュメンタリー作家をしているんだと思いますが、自分の知らないことに対してモチベーションが働くんです。

そして、ドキュメンタリーというのは私にとっては違う世界に誘ってくれるパスポートのようなもの。そのおかげで知らない世界に旅をすることができるんです。今回は、低身長症の方々や犯罪を犯した子どもを持つ親、それから自閉症の子を持つ親など、彼らの世界を知ることができました。
そうすることで、私たちは普段こういったコミュニティの人たちと意義深いコンタクトを持つことがいかにできていないかに気づかされるのです。

最初は自分のなかにも偏見があった

自閉症、ダウン症、LGBT…困難と向き合う親子の真実『いろとりどりの親子』


―マイノリティといわれる方々に対して差別はないと思っていましたが、作品を観ていくうちに「無意識の偏見」

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