2018年11月22日 19:30
子役出身バイプレーヤー 矢本悠馬 「大人計画」に入って絶望したワケ
あんな天才や変人たちと自分のような何にもない凡人が渡り合えるわけがないって。もちろん、若かったし、そんなことないってつっぱりたかったですけれど、努力でどうにかなるような壁の厚さじゃない。完全に戦い方を変えないといけないなと、逆に冷静になりましたし、そこに早く気づけたことが自分の強さなのかなってポジティブに(笑)。
――そもそも、なぜ大人計画に入ろうと思われたんですか?
矢本:両親が大人計画が好きだったんです。ふたりはずっと僕を俳優にしたいというのがあって、オーディションの告知があった時に、勧められたんで、軽い気持ちで。ただ、当時通っていた専門学校で落ちこぼれだったんで、受かって先生や同級生を見返したいというのはあった気がします。
――で、合格されたわけです。
矢本:僕の番が来る頃には、審査員も飽きてるだろうと思って、演技力とか面白さがどうこうより、とにかくインパクトを残そうと悪目立ちするようにしたんです。
めんどくせー奴いたなって話題になって、奇跡起こんじゃねーかって(笑)。実際、起こりましたし、二次も三次もめちゃくちゃ怒られたけれど、受かっちゃいました。
――どんなことを?
矢本:雑誌に載せられるようなことじゃないです。