くらし情報『田舎町で起きた連続女性猟奇殺人。衝撃の運命に直面する『迫り来る嵐』』

2019年1月1日 18:30

田舎町で起きた連続女性猟奇殺人。衝撃の運命に直面する『迫り来る嵐』

いまにして思えば、あの当時の中国というのは入ってくる情報が少なかったんだなということ。それは中国以外の世界についてだけではなく、国内の情報すらも非常に少ない状態だったんだと感じています。

いまではインターネットが発達したおかげで、いろいろな情報を得られる状態になっていますが、あの時代の私たちというのは、まるで井の中の蛙のような状況。自分たちは全部知っているつもりでいましたが、実際は何も見えていない時代だったんだと思います。それを今回のリサーチを通して知りました。
田舎町で起きた連続女性猟奇殺人。衝撃の運命に直面する『迫り来る嵐』


―では、当時の経験や記憶が作品に反映したところはありますか?

監督
特に具体的なことは入れていませんが、主人公がこの映画のなかで感じていることは、当時の私が感じていたこと。つまり、感覚として「あのときの自分はこういう考え方だったな」というのを反映しています。とはいえ、それは私だけではなく、おそらくあの当時の中国人のほとんどが同じような感覚を持っていると思いますよ。


―今回、劇中では雨のシーンが多いので、不気味な雰囲気はより不気味に、悲しみはより悲しみが深く、怒りはより怒りが強くなるような効果も感じましたが、雨のシーンを取り入れた理由を教えてください。

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