2019年1月31日 18:40
永瀬正敏、菜葉菜の美しさにウットリ!?「立ち姿が忘れられません」
それぞれがクセのある役を熱演しているところも注目を集めています。
ーー脚本の素晴らしさに魅せられて出演を決めたそうですね。おふたりが脚本を読んだときの第一印象を教えてください。
永瀬さん 時間を忘れました。とてもおもしろい脚本をいただいても、はずせない用事があると、読むのを途中で止めることがあるんですが、今回は一気に読んでしまいました。それほど、脚本にパワーがありました。
菜葉菜さん 甲斐監督から、“こういう作品で、ぴったりの役がある” というお話は聞いていたのですが、実際に脚本を読んでみて衝撃を受けました。これほどまでに重厚な脚本を読んだことがなかったので、ぜひやらせていただきたいと思いました。
ーー役作りとして、どのようなことを?
永瀬さん 漆職人の役を演じるにあたり、実際の職人さんから指導を受け、道具を自宅に持ち帰って練習をしました。僕は職人を演じる機会が多くて。大病院の天才外科医よりは、地道に技を極めた職人のほうに憧れてしまいます。
菜葉菜さん 撮影に入る前に、早百合の背景について監督と話し合いをしました。その際に監督から舞踏を習って欲しいと言われ、土方巽さんや大野一雄さんに師事された中嶋夏さんに舞踏を教えていただきました。