くらし情報『大学生が運営する“子ども食堂”「どんな用事より優先しちゃう」』

2019年3月9日 20:00

大学生が運営する“子ども食堂”「どんな用事より優先しちゃう」

食後も、片付ける人、子どもの相手をする人など、皆、手際よく自分の仕事を見つけて働いていた。

「学校や会社では、役割が決まった代替可能な存在になってしまいますが、こういう第三の場所で、ボランティアにとっても自分が自分でいられる、自分を見つめる場所になるといいなと思っています」(國井さん)

現場の声を聞きました!
大学生が運営する“子ども食堂”「どんな用事より優先しちゃう」


大学で食育を学ぶなか、子ども食堂に興味を持ったという日本女子大学3年の飯田瑠夏さんと、もともと子どもが好きで、仕事以外で子どもと関われる場所をと、子ども食堂のボランティアに関わるようになった立教大学1年の山口華乃さん。

「ここに来る前は、子ども食堂って、食事を作って出してそれで終わりなのかと思っていました。でも始めてみたら、思っていたよりも子どもとのコミュニケーションも盛んで、すごく楽しいです」と、笑顔で語る飯田さん。山口さんもそれに頷きながら、「いろいろな子どもたちに会えますし、しんどいと思ったことはありません。あまり話さない子に対して、どうやったら話してくれるかなと考えたり、たくさん刺激を受けています」と続ける。

普段の生活では会う機会のない、いろいろな年代、タイプの子たちと接することで、コミュニケーション力も鍛えられているよう。

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