2019年3月9日 20:30
鍋の油の火事には、水をかけちゃダメ! 自衛隊直伝「防災」基礎知識
大切な人を守るためにも“自分を守る”ことを優先してください。
――時間の経過とともに防災意識は薄れがちです。注意すべきは?
一番重要なことは日頃の備えです。“もし今災害が起こったら?”とシミュレーションするクセをつけるだけで、防災のスキルは格段に上がります。その上で今回紹介するテクニックを習得すれば、もしもの時に皆さんや、皆さんの大切な人を守る力になるはずです!
まずは備えの基本が重要
「備え」といっても難しく考えずに、少し日常生活を見直すことから始めましょう。家具の配置を変更したり、初期消火について知ること、避難場所の確認をすることが防災の第一歩!
【BASIC 1】自宅の家具配置を見直す!
避難経路を確保するため、入り口を妨げないレイアウトに。
震災時は転倒した家具の下敷きになったり、通路がふさがれて避難できないケースが多く発生します。そこで、本棚やキャビネットなど大きめの家具は、入り口から一番遠くへ配置しましょう。
さらに、転倒防止のネジ留めなどで家具を固定しておくことが理想です。
【ひとことアドバイス】大きな揺れの中では、化粧品のボトルや香水の瓶などが凶器になることも。