2019年3月21日 12:30
志尊淳「僕のすべてを知っているのは城田優くん。この間も…」
―初の吹き替えということで、やはり難しさを感じたところもありましたか?
志尊さんものすごくありました。声だけではなくて、日本語と英語では同じ内容でも長さが違ってくるので口の動きだったり、向こうの役者さんの息遣いにも全部合わせないといけないので、そのあたりは特に難しかったですね。
―そのなかで、意識したことや参考にしたことはありましたか?
志尊さん何かを参考にするというよりは、とにかく役者さんのお芝居に寄り添って、間合いやテンポを大事にしていました。
―今回演じたメモという少年は非常に魅力的なキャラクターだと思います。志尊さんからご覧になっていかがでしたか?
志尊さん健気でかわいらしいキャラクターだし、親しみがある役柄だなと思いました。この作品はファンタジー要素が強そうなんですが、実はけっこうリアリティの部分が繊細に描かれている作品。その懸け橋になる存在として、メモが担っている部分は大きいのかなと感じていました。
弱いところを見ると助けたくなる
―女の子との関わりあいで不器用になってしまうあたりは、ご自分の中学生のときと似ているそうですが、どのあたりに共感しましたか?
志尊さん器用にまっすぐ思いを伝えられないという部分は僕にもありましたね。