くらし情報『こんなに苦しいなんて…向精神薬の減薬を始めたきっかけと今の思い』

こんなに苦しいなんて…向精神薬の減薬を始めたきっかけと今の思い

「気分が楽になるから」と、数種類の薬を処方されました。それが、初めて向精神薬を手にしたときです。飲んでみると、ふわふわと浮かぶような感覚になりました。私の場合は、全能感があふれるような感じで、ひどく落ち込んだ気分のときも楽になりました。

それからその薬を飲み続けました。しかし、だんだん効いている感覚がなくなってきました。飲まないと焦燥感に駆られるようになり、冷や汗が出ました。薬の量が増え、手もとの薬がなくなったら病院に駆け込みました。
そして追加の薬を出してもらい、新しい種類の薬も処方されました。こうして薬の量も種類も徐々に増えていきました。

私が減薬をしようと思ったきっかけ

こんなに苦しいなんて…向精神薬の減薬を始めたきっかけと今の思い


精神科以外ではほとんど病院に行っていませんでしたが、お腹に激痛が走り動けなくなったときや、片目の視野が真っ暗になったとき。検査をしたほうが良いのではないかと思ったときに、病院に行ったのです。問診票には飲んでいる薬を書かなければなりませんでした。診察では、薬や精神状態について詳しく聞かれました。すると「薬の副作用だろう」「その症状は気のせいだ」と言われ、検査をしてもらえませんでした。腹痛を訴えたときは「気のせいだから痛み止めも必要ない」

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