くらし情報『こんなに苦しいなんて…向精神薬の減薬を始めたきっかけと今の思い』

こんなに苦しいなんて…向精神薬の減薬を始めたきっかけと今の思い

依存してしまっている薬を少しずつ減らし、より依存性の低い薬に置換していくという減薬方法を提案されました。数週間ほど新しい薬に置き換えてみたのですが、強い眠気に襲われました。1日のうち20時間ほど寝続けていることもあります。起きている間は始終ボーッとしていて、頭が働きません。思うように喋れず、ふらついて真っ直ぐ歩けません。

しかし、長時間寝ているので、ほとんど薬を飲まない日が続きました。薬を飲まないリズムが強制的にできあがったようです。ただ、新しい薬はあまりにもボーッとして、行動できません。
このボーッとする感覚がなくなったとき、新しい薬にもまた依存するのではないかという恐怖心も抱きました。

主治医に相談して、減薬方法が固まりました。新しい薬は減薬の導入に使うことにしたのです。薬は徐々に減らしていかなければならないので、減らす段階の初期のみにその薬を飲みます。減らしたリズムができあがったら、その新しい薬は飲みません。

この減薬方法は私が主治医と話し合って決めたものなので、イレギュラーかもしれません。しかし、少しずつではあるものの、確実に減薬できています。私に合った減薬方法を見つけてくれる医師にかかれているので、いつかは必要な薬しか飲まないで良い生活ができるのだと希望を抱いています。

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