2019年5月13日 19:00
俳優・井之脇海の恋愛観 “オフィスラブ”に憧れていた理由
そのうち、作ることが楽しくなっちゃったんですよね。中学生になって、自分でレンタルビデオ店に行けるようになってからは、観るのも楽しくなって、目が悪くなりました(笑)。
――そんなに観てたわけですか。
中高生の頃は、1週間で25本くらい借りて、休みの日は1日に4~5本は観てました。全部観られずに返すこともありましたけど。
――どんなジャンルが多いですか。今回の舞台は、「マーベルっぽい作品」と伺っていますが…。
マーベルも観ますし、好きですよ。
映画が好きになった理由のひとつが、その幅の広さなんです。だから、ジャンルを問わず映画そのものが好き。ただ、やっぱり(レオス・)カラックスの監督作品は好きですね。
――すでに俳優として活躍されていながら、あえて大学に行かれたのはなぜなんでしょう。
アメリカの俳優は、学校で演劇を学びますけれど、日本にはそのシステムが確立されていない。自分はアメリカには行けないけれど、せめて勉強はしたいと思って。その時間は無駄にならないと思ったし、事実、無駄になってないし。もちろん、行かなければもっと仕事はできたし、映画の勉強は大学に行かずに本からでも学べたかもしれない。