2019年6月29日 20:00
必要なスキルは「専門性」ではない? 「自己分析力」「情報収集力」と…
公私に活かせるポータブルな「愛嬌と段取り力」
キャリアを積んでいく過程で、自分に必要なスキルを磨き、その専門性が予期せぬ変化においても武器になる…のかと思いきや、そうではないそう。
「ガラリとキャリアチェンジしなければいけない事態が予測される時代。実は、専門性は転職の際にあまり重宝されないんです。では、何が求められるかというと、それは『ポータブルスキル』。つまり、経験を通じて得られた汎用的な能力のこと。人との関わり方、噛み砕くと愛嬌で、もう一つは仕事の仕方。これは段取り力を指します。これらの力は、仕事はもちろん家事でも養われ、専業主婦から営業職に転身など、どんな環境でも活かせるのです」(佐藤さん)
そして、このスキルは、どんな職種でも身につけられる。
「たとえばお客様のニーズを聞き出すのがうまい元ショップスタッフが、営業として活躍しているケースもあります」
素早く確かな情報を入手する「情報収集力」
ネットには無数の情報が溢れる中、確かで有益な情報を、素早く入手するにはコツが。「たとえば気になる人の本を読んで信頼できるようなら、フェイスブックでもツイッターでもいいので、その人をフォロー。さらに、その人がフォローしている人たちも見にいって、良さそうならフォローします。