不機嫌な場合は避けるべきですが、急ぎで伝えたいことがある時は、お茶など温かい飲み物を差し出して、様子をうかがい、気分を落ち着かせてから伝えてみては」(関下さん)
【2】テーマはわかりやすく
要点をまとめられる人こそ、伝え上手。「言いにくいからと回りくどくなったり、自分でも何を言っているのかわからなくなると、モヤッとしたまま終わるだけ。だから事前に伝えるべきテーマは何か、核を明確にしておくべき」(戸田さん)。結論と理由をセットで伝えると、相手の納得と理解を得やすい。頭に浮かんだことを思いつくまま話すのではなく、事前に思考を整理してシミュレーションするクセをつけること。紙に書き出すのも手。
【3】頼み事は特別感を出す
仕事をお願いしたり、相談に乗ってほしいなど、頼み事をする時に大事なのは、特別感。「『あなたにしか頼めない』『さんだからお願いするんだけど』などの言葉を添えると、頼りにしていて、特別な存在であることが伝わり、快く引き受けてくれる可能性大」(戸田さん)。
ふたりだけの秘密を共有することで、信頼関係も深まり、相性アップ!ただし多用すると不信感に変わるので、ここぞという時に使うこと。
【4】相手に合わせた「たとえ」