その後に自分の意見を述べれば、相手も聞く耳を持ってくれるようになります」(戸田さん)
【7】誰にでも丁寧に
偏ったものの見方をせず、公平なコミュニケーションを心がけること。「上司には媚びて、部下には横柄な態度をとるなど、人によって伝え方を変えると、誠実さが失われ、不信感を抱かせ、無用なトラブルを招くこともあります。また、つまらない見栄やプライドを持っていると、自分自身正しい選択ができなくなるので注意すべき」(関下さん)。どんな相手に対してもフラットな気持ちと真摯な態度で対応すれば、尊敬され、信頼度アップ。
【8】評判に振り回されない
「周りの評判や噂話に流されて、人を判断するのは避けるべき。よく知りもしないのに、『こういう人らしい』と、先入観を持った状態で接すると、ぶっきらぼうな伝え方になり、関係性は良くなりません。まっさらな気持ちで向き合い、自分が直に感じたことだけを信じること」(関下さん)。自分の中に凝り固まった固定観念にも振り回されないように。
そうすれば多角的な視野が持てるようになり、良い人間関係を構築しやすくなる!
関下昌代さんキャリアカウンセラー。亜細亜大学で、ビジネスマナーやコミュニケーションの講師も務める。