くらし情報『セザンヌ、ゴッホ、マネ…“読み解く”鑑賞法で名画を深掘り!』

2019年9月16日 18:50

セザンヌ、ゴッホ、マネ…“読み解く”鑑賞法で名画を深掘り!

コートールド美術館は、ロンドン大学に付属する美術研究所の展示施設として1932年に開館。美術史と保存科学の研究の場としても世界で知られた存在だ。所蔵品の中心となっているのはイギリスの実業家サミュエル・コートールドが収集した印象派&ポスト印象派の作品。改修工事を機に、世界有数とも呼ばれるコレクションが日本にやってきた。

研究機関ならではの鑑賞法で読み解く、印象派の名画。

まず見逃せないのがマネ最晩年の傑作《フォリー=ベルジェールのバー》。こちらはマネが亡くなる前年に発表された大作で、来日するのは約20年ぶり。また英国随一の充実度を誇るセザンヌの油彩10点をはじめ、ゴーガン、ルノワール、ドガ、ロートレックなど巨匠らの傑作も登場する。
さらに、本展の一番の特徴は絵画研究機関ならではの“読み解く”鑑賞法だ。つまり、画家が残した手紙の言葉や時代背景に関する情報、科学的な研究結果など、あらゆる手法で作品をより深く紹介してくれる。

例えば、ゴッホの《花咲く桃の木々》には、ゴッホが友人の画家ポール・シニャックに宛てた手紙の内容も併せて紹介。「この地のすべては小さく庭、畑、木々、山々でさえ、まるで日本の風景画のようだ。

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