くらし情報『吉永小百合が思わず、初めてしてしまったこととは?』

2015年12月16日 22:00

吉永小百合が思わず、初めてしてしまったこととは?

吉永:厳しくないです。そうありたいと思ってはいますけど…。

二宮:いやもうその姿勢こそが厳しいです。小百合さんはよく現場で、“私なんか全然できてない”とおっしゃっていましたけれど、小百合さんができてなかったら僕はいったいなんなんだ?と。

吉永:(笑)。二宮さんは作らなくても、ふわっと映画の世界に入って、セリフも何も自在にできる方ですから。二宮さんの浩二という役は亡霊なので、ちょっと不思議な動きもしなくてはならないけれど、そういうのもすぐできてしまうのね。天才だと思います。


二宮:そんなに褒めていただけるなんて、いままでにない経験です。僕、あまり褒められたことがないので、素直に嬉しいです。

吉永:浩二が“町子(黒木華さん演じる浩二の恋人)には僕しかおらん”と泣くシーンでね。二宮さんのお芝居があまりにも素敵だったので、カットがかかってから私、二宮さんに抱きついてしまったんですよね。なんて素敵なお芝居だろうと思って。そんなこと、初めてだったんですけど。

二宮:台本には書いてないことですもんね(笑)。この映画に出られて本当によかった!

◇よしなが・さゆり東京都出身。
1957 年にラジオドラマ『赤胴鈴之助』でデビュー。

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